闘病記録:6 癌の検査に現れた無意識化のクマ
癌の検査手術未遂から一夜明け。
病室で朝メシを食べてボケーっとしていたら、先生来訪。
「結論から言えば、今日で退院です」
え?退院も何も、まだ始まってもいねーだろがいw
「つまりですね、内視鏡を入れたところで息苦しくなり、それで暴れたんですよ」
え、は、はい⁈
「無意識化で巨四郎さんの体格の人が暴れたら、そりゃ、ねぇ」
いやいや、苦笑いしたくなる気持ちはわかるけど、すなよw
あ、ちなみにお伝えしますと、あたくし身長183cm、体重140kg(この検査当時)ある、スーパーヘビー級なバディです。
スペック的には橋本真也です。
「安全に確実な検査をするとなると、全身麻酔で行わなきゃいけないんです。それは、ウチじゃ無理です」
うっひゃー!キッパリ言うた!でも、この病院だって地域の中じゃかなりデカいし、全身麻酔の手術だってしてるやん?なんで?
「巨四郎さんの体格での全身麻酔の技術と、万が一の際のマンパワーがウチには足りません」
なるほど、この体型が無自覚で暴れたら、そら野生のクマ相手にするようなモンだよなぁ。
そら、人は沢山いるなw
「そして、手術台が体重に耐えられません!」
やっぱ、最終はそれかーい!w
「そんなわけで、大変申し訳ございませんが、違う病院で検査していただきたいんです」
なるほど、そらしゃーない。
無理なモンは無理やし、また無自覚なクマが現れても困るw
「それで、大変申し訳ないのですが…」
な、なんやてー⁈
と困惑や憤慨を通り越して、オモロくて思わずニヤッとしてしまったお話はまた後日。
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