オンライン対戦ゲームにおけるLOLが一強な理由。勝利の快楽の最大化「蹂躙」
私はオンライン対戦ゲームが苦手である。わずか数戦するだけで疲れてその日は対戦したくなくなる。なんなら一番最初試合で気持ちいいの勝利ができれば、もうその日はプレイしないなんてことすらある。
一方でボードゲームようなみんなでわいわいと対面でするゲームは対戦物でも遊べたりする。
この違いはなぜかと考えるとゲーム中にもらえる報酬の違いである。
まず最初に話は少し逸れるが私が感じたボードゲームのようなクラシックな人対人が顔を合わせて遊ぶゲームの報酬について説明しよう。
ボードゲームにおいて目の前いる人間対して、面白い手やきつい手うまい手を打つとすべてリアクションとして返ってくる。この報酬をたくさん受け取っていると必然的にみんなと楽しむことに重心が移り、そのうち勝ち負けというものを私は一切重視しなくなった。プレイヤーたちがより楽しめたゲームがいいゲームだと判断するようになる。
一方コンピューターゲームにおけるソロの対戦とは対面を感じることはできない。この状態だと対戦相手の気持ちの動きから報酬を貰うことがかなり難しくなる。
では、どこから報酬得るのか?
シンプルな答えだがオンライン対戦の報酬はすべて勝ち負けに集約するようになる。当然だが喜ばせたい友達も知り合いもリアクションを返してくれる人もいないなら、自分の快楽を最大化させるプレイができた時、勝った時が一番気持ちよくなれるのは当たり前である。
では、オンライン対戦ゲームでどのようなゲームが流行ってるか?
ここからは逆算だがLOLがもっとも現在流行っている。
なぜか?
LOLは現状で最も相手を蹂躙するという快楽のあるゲームだからである。
LOLは勝敗にもっとも重要な要素に成長と稼ぎという概念ある。このゲームは対戦において相手の稼ぎと成長を根こそぎ奪うことができる。
負けた相手は稼ぎも成長も装備もそろえることはできるただひたすらにワンチャンにかけて無謀な戦い挑み殺され続け逃げまどい、相手に蹂躙される。
現行のゲームでここまで相手を手も足もでないほど叩きのめして蹂躙してボッコボコに叩きのめせるゲームはLOL以外にない!
振り返るとオンラインという孤独な環境において流行ったゲームはすべて相手を蹂躙できるゲームである。
FPSもカウンターストライクのようなゲームは資金差ができると必然的に相手は手も足もでず蹂躙される、その前のスポーツ系FPSもアイテム取得差によって蹂躙される。
FPSでも相手と差を生み出すことによって蹂躙するという要素があるゲームが歴史的に見ても強いという事実がある。
そして、それを映像でみた人も蹂躙の快感がわかることによって更に人を呼べる。孤独なオンライン対戦において蹂躙という要素はかなり重要であると断言する。
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