#35 普段聴いている人とたまに聴く人

 3/8(水)25:00~27:00に放送された「乃木坂46のオールナイトニッポン」がなんだか賛否あるようだ。自分は最近聴いているわけではないが、高頻度で聴いていたときもありました。今回は乃木坂46のnewシングルが初OAされる日かつパーソナリティーの久保史緒理さんが3/4の侍ジャパンvs中日の壮行試合での始球式で投げた後の放送でした。加えて久保史緒理が大の楽天ファンで野球好き。そんな背景があって起きているのが

「newシングル初OAなんだから、Wセンターの1人でもあるし、曲の話をしろよ派」VS
「いつものことだし嫌なら聴くなよ派」

 これは「初OAだから聴く普段聴かない人」VS「普段聴いている人」の構図になっている。これを見て、思い出すポッドキャストのエピソードがある。

 深夜ラジオはかつては「わざわざの夜遅くまで起きてわざわざ聴いていた人」のものだった。しかし現在便利になり、radikoでタイムフリーで聴くことが、YouTubeなどに無断転載で聴くことができるようになった。自分もタイムフリーで聴いています。そもそもradikoなどでリアルタイムでのハードルも下がっている。
 こういう変化によって、いつも聴いている人からしたら「いつものこと」だが、初OAだから聴いた人は「異質なこと」になった。
 考えているうちに思ったのは、普段聴いている人は乃木坂46のオールナイトニッポンという番組名なのは当然知っているが“久保史緒理”の番組という認識があるだろう。反対に今回に限って聴いた人は久保ちゃんがパーソナリティーなのは当然知っているが“乃木坂46”のラジオ番組の1つの認識だろう。この違いが大きい。それに加えて久保ちゃんはオタクで早口で一生懸命喋る。なので、乃木坂46のラジオ番組の1つという認識で初めて聴く人にとってはインパクトが強いだろう。
 自分は久保ちゃんのラジオは好きだから、イヤに思わなかったし、WBCの壮行試合での始球式という野球好きの久保ちゃんにとっては大きすぎるイベントだったため、今回は仕方ないと思う。
 

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