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Coast To Coast 〜トンネルは怖いよの巻

久しぶりの投稿です。

11月3日、4日で、Coast To Coastを走りました!
太平洋側横浜ハンマーヘッドから日本海側は直江津までの約300km。

昨年C2Cにチャレンジしたものの、コース選択や天候、スケジューリングの問題で完走できなかったメンバーがいたため、今年リベンジするとのことで、「一緒にどう?」と誘われ飛び入り参加しました。

メンバーは、前回唯一完走したマッサンと、リベンジのタカさん、ミッタさん、イシザキさん、そして、今回初参加紅一点、病み上がりシミ姐さん&ワタクシ。。。

3日は朝4時に自宅をスタートし、途中、タカさん、シミさんと合流し、6時前にハンマーヘッドに到着。



この秋は異常気象で、11月だというのに朝でも15度ほどあり、昼は25度まだ上がるとのことで、気候的には最高でした。

沼田の朝が寒そうでしたので、7分丈の裏起毛ビブに、長そでインナーに半袖ジャージ+ウィンドブレーカ、ネックウォーマー。
荷物には長袖ジャージと綿入りのジレ、指有手袋を装備。

実はずっとリュックでのライドを試したいと思っていたところ、先日塾長からお下がりのドイターを頂戴で来たので、今回はサドルバッグをやめて、リュックに荷物を詰めました。
サドルバッグと違って、簡単に荷物を出し入れ出来て便利でした。

まずは太平洋側の海水をボトルに入れて持ってゆくそうです。

何やかやで18時半にスタート。

一路北上し、まずは川越街道を目指します。

集団のロングライドはどうしても個々の休憩方法が多様なため、誰かの準備を待っていると、他の誰かが別のことを始めてしまい、なかなかスタートできないため、どうしても遅れがちになってしまいます。
今回は自分が「タイムキーパー」として、先頭を引きつつ、休憩のたびにスタート時間の宣言や、到着時間予想などを皆に伝えることにしました。
マッサンからは「がんせきさんの目を気にしながら煙草に火をつける醍醐味を味わえた」と評価?頂きましたっ(苦笑)

川越街道は、ちょうど朝の混雑で車も多く自転車が通行できるスペースが少なく和光市から川越、東松山辺りまではところどころ歩道に逃げながら進みました。

途中、なぜか川越の観光街に立ち寄って人込みで押し歩きw

その後国道407号に乗って、17号まで北上します。

お昼はタカさんが目星をつけていた熊谷のハンバーグやさんへ!
先日のライドで静岡でさわやかハンバーグが食べられなかったことで、今回ハンバーグやさんをルート上で探したとかw
12時半に「炭火ハンバーググリルK」さんに到着。
ここまでで約100km。
本日の宿泊地沼田まではあと80kmほど。
昼時のせいか、3組待ちの状態でしたが、先も見えてきたし、みなすでにハンバーグモードだったため、順番待ち。

15分~20分程まって着席し、各々オーダーしてハンバーグを堪能。
なかなかの美味でみんな満足。

14時前にレストランをあとにして、一路沼田を目指します。

坂東大橋で利根川を渡り、河川敷のサイクリングロードで高崎を目指します。

景色も変わらず、何気に登り基調で、次第にみな疲れが出てきます。

途中休憩ポイントに設定していたコンビニを通過してしまったらしく、川に出てから先頭を引いてくれていたミッタさんがコンビニを探してくれ高崎に入ってようやく休憩。

すでに16時、次第に日が暮れていきます。

17時に渋川に到着。沼田まであと20kmちょっとです。すでに辺りは暗くなり、気温も15度を切ってきました。
ここからは約6%勾配の登りになります。
最後のコンビニ休憩で補給をして、防寒対策をしてスタートです。

街灯も少なく、夕刻の為、暗く通行量が増える中ゆっくりと淡々と沼田まで登っていきます。

18時45分ごろ、沼田に到着!
沼田の気温は低く寒かったので早くご飯を食べよう、と、ラーメン屋さん「一代元沼田店」へ。

ご飯ものを食べたかったのですが、なんと、看板には「ラーメン&らーめん」と書かれていて、チャーハンなどなし。。。

仕方がないのでラーメンと餃子を注文したのですが、これが自分の好みの味だったので、満足。



食事後、飛び入り参加の自分は別ホテルだったため、みなと別れて「沼田ルートイン」へ。10月にできたばかりとのことで、とてもきれいなホテルでした。

予約時、自転車を持ち込めるか聞いたところ、担いで部屋までもっていってくれれば大丈夫とのことでしたが、ホテルに着くと「それは無理」と言われてしまい、仕方なく輪行袋に入れて20時ごろチェックイン。

コインランドリーでウェアを洗濯しつつ、大浴場でのんびりして、コーヒーのサービスもあって、比較的のんびりと過ごせました。
22時前にはベッドに入ってすぐに夢の中・・・。

翌日、直江津辺りは16時ごろから雨予報となっており、スタートを5時半にしたいと言われましたが、朝弱い私のお願いで6時スタートに。
本当は6時半から朝食バイキングが付いていたので、7時スタートにしたかったのですが、雨の心配もあり断念)

結局4時半には目が覚めてゆっくりと準備が出来ました。
乾燥機にかけなかったウェアもしっかりと乾いていて安心。

沼田の朝は寒く気温は6度ほどで、持参した長袖ジャージとジレと指有手袋装備でスタート。
リュックのおかげか背中が冷えず、寒さに弱い自分でもこの装備で大丈夫でした。ただし、慣れていないためか、単に長距離だったためか、腰や首回りに負担があったように感じました。リュック派の塾長は肩ひもを長くして荷物を下にしておくと方に負担が少ないと言っていたし、イシザキさんは、腰ベルトをしっかり巻くことで負荷が分散されると言っていたので自分に合う方法をいくつか試してみたほうがよさそう。。。

さて、沼田から17号線に戻って三国峠方面に登ってゆく途中月夜野大橋で日の出が拝めました!

一生懸命淡々と登っていましたが、みんな足を止めて夕日と紅葉のコラボレーションに見とれ、撮影タイムです。

このあたりから、新三国トンネルまでは、2,3%~6%の勾配で、登ってゆくうちに紅葉の色づき方もいい感じになっていきます。

途中赤谷湖で小休止しながらの撮影タイム。

その後も紅葉狩りをしながらのポタポタクライムタイム。


トンネルには9時に到着。スタートから30km3時間で予想通りの通過タイムでした。

新三国トンネルで記念写真。

右側には旧三国トンネルがありました。
狭くて危険と言われていたトンネルでしたが、新トンネルは路面もきれいで、自転車が走れる路肩もあり、更に人が歩けるエリアも設けられていて、とても走りやすかったです。

トンネルを抜けて下って行くと、浅貝スキー場や苗場スキー場が左手に広がってきました。

中学生のころ人生初のスキーをした場所だったり、新婚時代スキー旅行に来たりと思い出部会場所でしたが、下り基調で気持ちよく一気に通過してしまいましたw

苗場から湯沢までの下りは、途中何か所も長いトンネルがあり、路面がデコボコで、しかも狭い。。。

下り基調でスピードが出ていて、後ろから追い越してくる車にビビりながら、ハンドルが取られないか、パンクしないか、ドキドキの連続、今回のライドで一番緊張した場面でした。

下っている途中、9時50分に「道の駅みつまた」で小休止、のはずが体も冷えていて朝も早かったので、みな、おなかがすていた様子。
シミさんが「大門隊長、ご飯だべさせて!」と懇願してきましたが、自分もおなかがすいていたので、もちろん快くOK(笑)

昨夜ラーメンだったのでご飯ものが食べたくて、しかも「コシヒカリ」との文字にひかれて牛丼を頂きました。


タカさんは”お米を食べて育った「越後米豚 越王」を使った”自家製チャーシュー丼を頼ん出ましたが、ウマそうだったなぁ。。。


マッサンを除いてみんなラーメンやそばうどんを補給していました。

トンネルを抜けてからは天気は曇り空に変わっていて、みな天気が気になっていて、この時、天気予報では、直江津辺りは16時頃雨が降りそうな予報になっていました。

湯沢まで降りたら、そこから17号を外れて国道353号で西に向かいます。

石打から清津峡までは10%前後の登りで、今回一番のキツイ登りでした。
観光地「清津峡」は前情報で塾長より自転車では入れないとのことで、立ち寄ることなく、看板写真で代用w

ここから越後田沢までの下りも狭くて路面の良くないトンネルが続いて、再び緊張しながらの通過でした。



途中謎のショートカット激坂も用意されていて、今回参加していない塾長の罠かと思いましたw

いくつかのアップダウンを越えて、松代あたりで国道253号「ほくほく街道」に出ます。


この後フォトスポット「棚田」があるとのことで楽しみにしながらえっちらと登っていくと、途中途中に小さな棚田や、標識案内が出てきました。目指すは「儀明の棚田」です。

14時に到着。。。。

思い描いていた棚田とちょっと違う??

撮影をしていた人に聞くと、今は水張られていないのと、ここは春に山桜が田んぼに貼られた水に映るのが美しい場所だとのことで、頭の中で想像しながら一応撮影をしました。

儀明の棚田をあとに、本日最後の長くて狭くてデコボコのトンネルを下ってから「森の駅大島青空市場」で休憩。補給できるかと思っていたら、食事できるものがほとんどなく、とりあえず、トイレ休憩。時間は14時半、残り25kmを切っていたので、下り基調だし、一気に行けば、雨が降る前にゴールできるのではないか、などと相談です。
天気予報を見ると直江津の天気予報が微妙に変わっています。

一路直江津迄の一本道を走ります。
下り基調で追い風邪気味だったのと、ゴールが近づいてきたせいか、いつもの癖で、気が付くと鬼引きモードになっていて、振り替えると。。。イシザキさんだけ💦

タカさんがハンガーノックになっていて、途中のコンビニで休憩をしたかったのに、通過してしまっていました🙇

途中ローソンを見つけて、最後の補給休憩です。ゴールが見えているので、のんびりと休みます。

天気予報も持ちそうとのことで、最後はポタペースで直江津海岸船見公園に到着です。


時間は16時!予定通りのタイムでゴールできました。

太平洋で組んだ海水を日本海にそそぎ、イベント終了です!

リベンジ組の3人も病み上がりのシミさんも完走できてよかった〜。

お疲れ様でした~~~!!

さて、あとは新幹線で帰るだけ。

直江津駅で輪行袋に自転車をしまっている間、シミさんが新幹線の空きを確認してくれました。

3連休の真ん中だというのに、(いや、真ん中だから?)ほぼ満席で、自転車が置ける最後尾が空いているのは21時24分発の最終だけとのこと!

せっかく早くゴールに着いたのに、時間つぶしです。

が、上越妙高まで電車で移動したり、ご飯食べてお茶をしているうちにあっという間に乗車時間になりました。
こういう時仲間がいるとおしゃべりして時間を過ごせるので良いなぁとつくづく(一人だときっとスマホ見てるか居眠りして終わるんだろうな)。。。

新幹線も無事後部座席の後ろに自転車を置くことができて、ウトウトしているうちに2時間で東京に到着。

みんなと別れてシミさんと中野まで移動し解散。

長くて短い二日間、飛び入り参加のわりに一番楽しませてもらったかも。
みなさん、ありがとうございました〜!

340km、3,000mUP。

初日の苦行が平坦のわりに足に来ているな、と思ったら、だらだらとずっと登っていたようで1,000m登っていたとか。。。

新幹線を待っている間、次回のC2Cの話になり、次は日本海から太平洋に戻るのはどうか?で盛り上がりました。

来年はマッサンが還暦を迎えるそうで、そのお祝いライドになりそうで、今から楽しみです。。。

次回はトンネルさけたルートにしたいなぁ~~。。。

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