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低IQ向けピアノの弾き方

皆さんは境界知能という言葉を知っていますか。
境界知能というのは、知的障害者と健常者の間の知能を持つ人の事です。
知的障害はIQが70以下の人達です。

健常者のボリュームゾーンはIQ80~IQ120だと言われています。このゾーンは人口の9割はこのゾーンにいますので世の中はこの多数派向けの構造になっています。

境界知能はIQ70~80の人のことです。

見た目では健常者に見えるので通常の学級に所属していることが多く、周囲の人についていけなかったりすることで、いじめ等つらい経験をして自尊心を大きく傷つけてしまうケースが多いです。

ちなみに東大生の平均IQは120といわれています。

これはいわゆるボリュームゾーンのトップ層なわけです。

世の中にはIQ130以上の人も存在します。そういう人達はギフテッド(天才)と呼ばれます。
IQ300の天才などは、世間の感覚と大きくかけ離れた知能が理解されず、誰とも共感する経験ができないまま大人になるケースが多いようです。

そして、伸ばすべき能力が伸ばせない事で逆に鬱病になったり、孤独になったりします。

世の中で優秀とされ、活躍している人は、世の中で理解されやすい丁度いい具合に生まれてきたにすぎないだけですね。

調子に乗らない方がいいのではと思ってしまいます。

話は逸れましたが、低IQの人はなかなか集団での習得が難しい一方で、個人的な練習方法で特技と言えるものを持つと人生が楽しくなるのではないかと思います。

私自身は、芸は身を助けると言われ、様々な習い事をしましたが、習得できませんでした。
しかし、独自のやり方でピアノの好きな曲を弾くことができるようになりました。

プロになるわけではないので、楽譜なんて読めなくてもいいと思います。

むしろ習得に自信がない人は、遠回りすることが、普通の人よりも大きな負担になります。

今回の投稿で、少ない負担で楽しく趣味や特技に触れることができる境界知能の人が増えるといいなと思って、経験談を書きました。

私自身もそういった生まれですので、わかりにくいかもしれませんが、宜しくお願い致します。

基礎的な音楽理論ばかりでは、好きな曲を弾くに至れないまま、何も習得できず辞めていくことになるだろうとも思います。

①     まず、YouTubeでピアノの曲を聴き、弾きたい曲を選びます。
クラシックの高難度の曲より、1曲目はポップスなど有名で楽しい曲がいいかもしれません。

②     次にその曲の楽譜のドレミや指使いが書いてある楽譜をネットから探してきて、印刷し、自分で軽く弾いてみます。まずはメロディーを楽しむことを優先にし、指を気にせず弾いてみます。その次に弾きにくいなあと思った箇所の指をチェックするだけでオーケーです。指の番号が振ってある楽譜もネットに転がっていたりします。

③    その曲の弾き方、などをユーチューブで検索します。
なかには楽譜を読まずに弾く方法を丁寧に解説してくれるところもあります。
④     それを見て、右、左の指の対応箇所を楽譜に書き込みます。
(対応箇所がかいてある楽譜もネットで探すと見つかるかもしれません。)つまり頭で考えずに、「ドレミ」や、「わかりにくい指使い」、「左右の対応箇所」をすべて楽譜に書き込んで弾き方説明書を作ります。

このやり方で繰り返し練習し、私は、最初はジェイポップ、2曲目にはショパンのE何度の曲もそれなりに弾けるようになりました。

コツはユーチューブで聴いて気分を上げたら直ぐに練習に取り掛かるという習慣をつけることです。


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