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知る、繋がるをどう作るか:ソーシャルセクターコミュニティを運営してみて

「自分に出来ることをしたい」「社会貢献をしたい」「挑戦したい」。

そんな人たちに入り口、きっかけ、繋がりを作っていきたいとの想いから、実験的に「ソーシャルセクターコミュニティ」の運営を始めて1ヶ月。

Twitterで呼びかけてみたところ、NPOで働いている人、NPOに関わりたいと思っている人など多様な人が集まっています。

実際に運営をしてみて、

一人一人の想い、背景、行動を知る
何となく知っている人から一段進んで、より知っていく
顔を合わせることで、関係がより深まる
入り口、きっかけを作る
無理なく一人一人のペース、タイミングで関わっていける
余白がある
みんなで作り上げる
共通項、共通点が見つかることで、会話、コミュニケーションが加速していく
心理的安全性がある

これらが本当に大切なだなぁと実感している。

ソーシャルセクターコミュニティとは

NPOなど社会課題解決を仕事にする人、仕事にしたい人、日常生活のなかで自分に出来る形で、出来る範囲で社会貢献をしてみたい人、社会貢献ってなんだろう?という多様な想い、背景の人が集まるコミュニティにしたいと思っています。

なにか少しでも社会課題解決に関わってみたい。出来る範囲で、時間で社会貢献について学びたい、考えたい。とにかく社会貢献が好き。

そんな人たちの一歩をあと押しし、より良い社会と未来をつく理、一人一人の可能性や選択肢を広げていける居場所であり続けます。

ソーシャルセクターコミュニティが目指すこと

一言でいうと、「一人一人の想い、やりたいをアップデートしていく」ことです。

一人一人の想い、やりたいを形にしていく、一歩でも前に進めていく、挑戦していく。

そのための繋がり、きっかけを作っていきたいと思っています。

最近では、社会貢献への意識が高い若い人たちが増えてきました。立場、セクターを越え、日頃のアクションから社会にある様々な課題について、取り組み、関わり方について「知る」「考える」「関わる」ためのきっかけを生み出していき、そうした人を増やしていくことを目指しています。

また「一人一人にあった関わり方、ペースやタイミング、かたちがある」ということを大切に、そのための環境づくりも大切にしていきます。

実際に行なってきたこと

■Slackでの交流

Slackでグループを作って、様々なチャンネルを作って、情報共有、情報交換、意見交換、アイディアを募集したりしています。

・お知らせ:コミュニティ内でのイベント開催、ルールなどについて
・雑談:思ったこと、感じたこと、言いたいことをゆるりと言う
・質問チャンネル:メンバーへの質問、疑問に思っていることなどについて共有
・悩み共有:どうしていいか分からない、難しいことなど悩んでいることについて共有
・おすすめ紹介:おすすめの人、団体、取り組み、記事などを共有
・拡散希望:自身の挑戦、イベントなど拡散の協力について共有
・企画相談:こんな取り組みをしたいと思っている、こんなイベントをしたいと思っているなどの企画相談
・イベント情報:自身のイベントについて、面白そうなイベントについて共有
・ファンドレイジング情報:気になったファンドレイジング情報について共有
・議論チャンネル:気になるテーマ、みんなで議論してみたいテーマを投げて、議論していく

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■交流会

Slackで自己紹介などは行なっているけど、実際にどんな人かはまだまだ分からないし、オンラインでも顔を合わせていくことで、関係が深まっていくと思い、交流会を開催。

一人一人の想い、背景、行動を知ることができて、共通項も見つかっていくことで、今後の楽しみになったり、コミュニケーションが自然に生まれたり、そこから連携なども生まれていくよね。

NPO、社会課題解決にすでに関わっている人はもちろん、これから関わりたいと思っている人もいるからこそ、こうやって知って、繋がっていけるのは大きいよね。

知らない世界がまだまだ沢山あって、その知らない人、想い、取り組みを知るのも限られているからこそ、こう言う場や機会は大切だと思うし、入り口を作っていくことで、あとは一人一人が動いていく動機になるよね。

特にNPOなどは、

「どんなNPOがあるか分からない」
「どんな活動をしているか分からない」
「NPOを知るきっかけがない」
「NPOと繋がる、関わるきっかけがない」
「自分にはできなそう」

と言うことをよく聞くからこそ、いかに知る機会を、繋がる機会を作っていくか。

知る機会、繋がる機会があまりないからこそ、壁やハードルがきっとできているよね。

一人一人に出来ることは沢山あって、一人一人にあった関わり方で、一人一人にあったペースやタイミングでやっていけたらいいからね。

これからやっていくこと

引き続き、Slackでの情報共有、やり取りを行なっていきながら、こんなことをしていきたいと思っています。

①オンライン交流会・勉強会の開催:コミュニティメンバーでの交流会、NPOや社会課題解決に取り組む団体の人を呼んでの勉強会、またメンバーがやってみたい企画やイベントも色々とやっていきたいと思います。

②メンバーによる自主企画:コミュニティメンバーの「やってみたい」を形にしていきたいと思っています。「こんなことしてみたい」「こういうのはどうかな?」という想い、アイディアをみんなで一緒に考えて、一つ一つ形にしていきたいと思っています。

③イベント開催:コミュニティメンバーだけでなく、外部の人も巻き込んだ、参加出来るイベントをコミュニティ企画で行なっていきたいと思っています。

ソーシャルセクターコミュニティへの参加について

参加希望の方はこちらよりお願いします!

随時Slackへ招待します!

この1ヶ月、運営してみて、少しずつ交流が生まれてきて、情報のやり取りも出てきています。

このコミュニティには絶対的なものも、正解もないと思っています。

一人一人に想い、目的があるからこそ、一人一人が望む形でいれるように、想いを形にしていけるように、一歩踏み出したり、挑戦するきっかけや繋がりを少しでも作っていけたらと。

コミュニティは私が一人で作り上げるのではなく、みんなで一緒に作っていきたいと思っています。

想い、アイディア、意見をもらって、ブラッシュアップしていく。

今後どのようになっていくかはまだまだ分からないけれど、まずは「一歩踏み出す、繋がる、知る、共有する」。

そんな場や機会になったらと思っています。

文:がんちゃん

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