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Episode:11 NO TIME TO IMAX

1年以上の延期を経て、ようやく007 ノー・タイム・トゥ・ダイが公開されました。

ダニエルボンド集大成の完結編であり、これだけのビッグバジェットゆえに興行収入のためにベストな公開時期の頃合いを未計っていると思っていましたが、内容的にそりゃコロナ初期のあの頃には公開できないなぁ…と納得。ようやく緊急事態宣言も解除された今だからこそ楽しめる、という配給の判断は間違っていなかったと思います。

ぜひノー・タイム・トゥ・ダイはIMAXでの鑑賞をオススメします。

まず素晴らしいプレゼントが貰えること。ユナイテッドシネマとシネプレックスのみとなりますが、先着特典としてなんとメタルキーチェーンとポストカードがもらえます。

もうこれが貰えるなんて、IMAX代は実質タダですよ!iPhoneが入ってる高級化粧箱みたいなのにキーチェーンが丁寧に入ってて、とにかくプレゼントのクオリティが高すぎる。

長らくお待たせしてすみませんでした、というお詫びのような。ずっと待っててくれてありがとうという感謝の気持ちのような。そんな嬉しすぎるプレゼントもぜひゲットしてください。


そしてIMAXラージフォーマットが心ゆくまで楽しめるということ。

まだIMAXレーザーでしか観ておらず IMAXレーザーGTでは観られていないのですが、上映時間2時間43分のうち約40分ほどIMAXフルサイズの映像を楽しませてくれます。

007シリーズでIMAXフィルムカメラが使用されたのは本作が初とのことで。さすがのIMAXフィルムカメラで撮影された映像の精密さ。デジタルカメラでは味わえない画面の深み、目の前にダニエル・クレイグがいるかのようなリアリティ(ダニエル・クレイグが短パンでボートに乗ってるだけのカットで、太ももがフルサイズで映ってるのはちょっと笑ってしまいましたが)ここまでラージフォーマットを堪能できる作品もなかなかありません。

とにかくフルサイズを堪能できるIMAXレーザーGTでの鑑賞一択です!(早くレーザーGTでおかわりしたい…)

今作で特に一番楽しみにしていたアナ・デ・アルマスの登場シーンは夜なので、もしかすると通常のスクリーンだと暗くて見づらいかもしれません。IMAXスクリーンは非常に明るく映像が映りますので、黒いドレスに身を包んだアナ・デ・アルマスの素晴らしいアクションを堪能できると思います。アナ・デ・アルマス加点もあわせて作品スコア2億点でアリマス!!


そして音響もIMAXに相応しい素晴らしい音に館内が包まれます。

冒頭のあの人がいきなり出てくるところで音が怖すぎてめっさ身体が飛び上がりましたし、あれが爆破されるあのシーンもお尻がシートから浮きました。ただ音が大きいだけでなくて、音が本物というか(爆破音なんてリアルに目の前で聞いたことなんて無いですが)とにかくIMAXって誠実でリアルな音響だと思います。

薬莢が地面に落ちるような小さな音もそのままに、まるで自分の目の前に落ちたように。車がぶつかったり、銃声や爆破音など大きな音もそのままに、まるで自分の目の前で起きているかのように。あたかも自分が007の世界観に入り込んだかのような体験をさせてくれるのがIMAXの音響の魅力です。

ダニエルボンド最後の勇姿をぜひIMAXでご堪能ください!ここまでIMAXで観ることを前提に製作された映画もなかなかないと思います。年内ではあとはDUNEがIMAXで観るべき作品となります。

ビリー・アイリッシュのオープニングテーマをIMAX音響で聴けるのもかなりの贅沢です。

もう冒頭いきなりのラージフォーマットからのビリー・アイリッシュ。この時点でまだ開始20分くらいなのに、もはや感無量というかもうチケット代分はすでに堪能し尽くしたというか。約3時間とにかく至高の映画体験を味わわせていただきました。


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