THE FIRST SLUMDANKを見て

先日、待望のTHE FIRST SLUMDANKを見てきました。
色々な批評が既にあるものと思いますが、自分なりに思ったところをネタバレしない程度に書いてみたいと思います。

良かった点

スラムダンクというと、ついつい桜木花道と流川楓を中心とした物語って先入観がありますが、湘北という視点、かつ別のチームメイトに焦点を当てているので、そこがまず斬新だなと。

特に今回は今までスポットがほとんどあたってこなかったキャラクターに当てている点が新しいなと感じます。

本編であまり語られなかった部分を補うことで、伏線を回収してくるというか、あぁ、ここにそういう意味があったのか、とかこういう意味をもたせたのか、というエッセンスが感じられて楽しかったです。

また、グラフィックがとても良く、スピード感、躍動感、迫力が素晴らしかったです。

うまく説明できないんですが、無性にもう一回漫画を読みたくなる要素も感じさせられました。
(言葉にうまくできないけど、多分共感できるスラムダンクファンは多いんじゃないかな)

残念だなと感じた点

スラムダンクの持っているコミカルさが今回のグラフィックの中では生かされてこないように感じました。

また、時間構成的な面もあるんですが、山王の凄まじさが若干薄く感じられてしまう要素があって、結構簡単に戦っているように感じてしまいました。

そこは単行本の方が、山王半端ないって、な感じが伝わっているなと思います。

あとは、音楽はWANDSが聞きたかったです笑

総じて

とても楽しかったし、既に書きましたが、もう一度漫画を読みたくなる構成だったことが驚きでした。

こうしてもう一度スラムダンクファンが増えていけばよいなと思います。