いつかでいい、たった一人でいい
生殖医療相談士だったり、がん・生殖医療ナビゲーターとしての活動を初めて、5年目に突入しました。
昨年からnoteをはじめ、絶賛継続中。
もともと私はクリニックのマーケティングも担当している立場にあり、
どれくらいの人に見られているか、とか
どれくらい効率的か、とかいうことに人一倍うるさい気質です。
しかし、こと自分のことになると、全く別の考えを持つようになりました。
そのことで、今もnoteを書いたり、スタエフへの挑戦を控えたりなんかしています。
その考えは、
僕が誰かに与える影響があるとして、それは、いつかどこかでおこればいい。
たった一人でも十分。
という考えを持つようになったことです。
これは色々な方々からの影響と自分なりの体験と解釈が加わって、芽生えた考え方です。
これまでも実はブログを書いてみたり、FacebookやTwitterをしていたことはありますが、大したコンテンツも持たない僕は当然大したフォロワー数にはならなかったんです。
一時は、いいねの数がすごい気になったりもして、100を超えると嬉しいみたいな感情もありましたが、なんか疲れてしまったのか、ネット上で情報発信をすること自体をパタリとやめてしまいました。
何者でもなかった自分が医療職に
医療機関の事業開発部門として、非医療職だった自分が、
恩人である黒田朋子さんと今のBOSS、心理の大先生の導きにより、患者さんへの情報提供などを行うようになりました。
「それだけ考えているなら、いっそ前に出てやっちゃえばいいじゃない」
「そういう人を患者さんはまっているよ」
意外と臆病な僕をそうして支えてくださった方々がいて、今となっては250名以上の方々とこれまでに関わり、大なり小なりの影響を与えている可能性があります。
こうした日々の体験が自分の中に蓄積されていました。
生まれただけで無限大の可能性がある
僕の大好きなコテンラジオで深井さんがいっていた
「人は生まれただけで無限の可能性がある」
という言葉が蓄積されていたものを解放させました。
あとは、同じ文脈であった秦の始皇帝の話も大きかったと思います。
秦の始皇帝はたしかに春秋戦国時代に中華統一を果たした偉人であることに間違いはないのだけど、その前の時代、またその前の時代、いろんな人たちの功績があって、その上にその歴史的事実があるだけだということ。
つまり、僕がいましていることの価値をなにかで評価すること自体できないってことになります。
後の時代、後の歴史が決めてくれる。
だとすると、目の前のいいね数とか、つながっている人の数とかって、
どうでもいいことじゃないかなって思うんです。
僕自身、数人との出会いの中で、ものすごい勢いで人生が変わったし、
その結果これからも何百人という人たちの人生に関わることになっています。
その結果、良いことも悪いことも起こるかもしれない。
僕ができるのは目の前のことに全てを尽くすこと。
そうして思い定めると、どうでもいいことが削ぎ落とされていって、
自分自身に集中できるようになっていきます。
リターンを考えないときの行動力って結構やばいですよね。
なんというか、分厚い感じ。
もちろん独りよがりでいいってわけじゃないですよ、
いつかでいい、たった一人でいい。
そう思い定めて、今日もがんばります。
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