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雑感

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一個人としての日々の雑感をあれこれと綴っています
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#不妊治療

時代の流れに乗っていく

いい意味で時代の流れに乗ったほうが良いと考えています。 価値観で好き嫌いがあるし、嫌いな…

保険適用のジレンマ

先日、以下のようなプレスリリースが発表されました。 この調査はオルガノンという会社(不妊…

環境に、身体に、心に備える

僕自身のしごとは一応、事業開発責任者ということもあり、 常に経済動向には目を向けるように…

データの危うさ 

妊孕性温存の情報提供をしていると、 「データって危ういなぁ」 という事態によく直面する。…

言葉の力を過信するな

僕は言葉というのは人間が発明した最高の文明の利器だと思っています。 過去の偉人たちの言葉…

自分の取り扱い説明書(問診票)をつくる

今、僕自身がやってみたいことの一つに、 僕自身の取り扱い説明書を作る というものがありま…

「患者さんは動かない」未来はくるのか

先日、面白いニュースを見ました。 このニュースによる、ドローンを使って、牛の採卵した受精卵を凍結しないで、7.1キロの道のりを13分で運び、そのまま移送先で移植したとのことです。 この会社自体が、振動抑制の特殊な技術を持っているんだそうですね。 不妊治療では、医療の過疎化が今後深刻な問題になる可能性が指摘されています。 特に不妊治療の領域は、開業医の方々が多く、高齢化も進んできています。 産婦人科や産科の数さえ年々減少傾向が続いている中で、 産婦人科医の中で、不妊治療

頑張らなくて良い環境づくりを

日経新聞の調査で、出産に意欲を持つ方は7割で。初産の理想は27.7歳という調査結果が報道され…

職場に開示するかで悩む方へ

不妊治療をしていることを職場で開示するかどうかで悩んでいる方は多いと思います。 データ的…

研究倫理指針が一部変更

ヒト受精胚の作成を行う生殖補助医療研究に関する倫理指針などが一部改正されました。 僕自身…

男性の妊活マナーにもの申す

なんていう思考を経て、やはり言葉に変えてみようと思ったことを書いてみます。 タイミングは…

臨床家が論文を書くということ

Newspicksで、中国のぺーパーミル(要は不正論文の温床)が取り上げられているのを見て、強い憤…

ミステリと言う勿れ 第2話に思う

ミステリと言う勿れ 第2話に出てきたシーンで、 子供がほしいのに 「体外受精で妊娠することは…

不妊治療の保険適用に回数制限?

本日、日経新聞や読売新聞などで、厚労省の指針が紹介されています。 現時点で出ている内容を確認する限りでは、 ・女性の年齢が40歳未満であれば6回まで ・女性の年齢が43歳未満であれば3回まで という利用回数の制限が入るとのこと。 厚労省からの正式発表ではないのだと思うので、正式発表を待ちたいところですが、現時点で感じるもやっとした部分を書き留めておきたいと思います。 「回数」の定義ヒトは元来妊娠しづらい生き物ですので、絶対に妊娠するということではないと思いますので、治