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【接骨院での交通事故の取扱い】〜患者目線編〜

交通事故で自賠責保険で取り扱うと労災保険の1.2倍の治療費が算定されます。
どの接骨院も喉から手が出るほど集客したい部分です。
しかしながら半端な取り扱いをしてしまうと患者からのクレームだけでなく
保険金詐欺となる事もあるのでしっかりと向き合いましょう。
ここでは交通事故の取り扱いについて解説して行きます。

1.患者フォローよりも売上のための集客

治療費の単価が高いため通常の患者よりも集客に力を入れる院が多いのが事実です。
「事故でのケガを1日でも早く治す」と言う部分がいつの間にか変化して
『月に◯回来れば慰謝料がたくさん貰えます』と言う患者さんがあたかも
お金をたくさん貰いたい前提で話が進められます。
接骨院側は治っても、治らなくても、通院回数さえ増えれば売上があがるので
それだけで良いのです。

2.月15回通院以上で患者は損をするがお構いなし

自賠責保険の計算上にて月に15回以上通院すると患者さんは損します。
来れば来るほど慰謝料は減らされます。反対に接骨院側の治療費は増えます。
口の上手い柔道整復師はこう言います。

「120万円を超えた分は任意保険が支払ってくれます」

ここに根拠は全くありません。
むしろ保険会社でもない柔道整復師が知る訳ありません。
目先の売上(治療費)のためにとにかく回数に拘ります。
そして損をするのは言うまでもなく患者さんです。
これが接骨院の交通事故売上の真実です。

3.加害者や過失が多い患者はお断り

基本的に知識が浅い接骨院が多いので過失が多い患者さんや
100%加害者の患者に関しては断ったり、健康保険で取り扱う傾向があります。
交通事故の集客をするのであれば被害者も加害者も過失割合関係なく
治癒を目指すのが当然のことです。
しかしお金にならない事、面倒な事は基本的に巻き込まれたくないのでしょうね。
やれやれです。

4.まとめ

万が一、交通事故に遭ってケガをしてしまった場合。
売上重視の接骨院は辞めましょう!
判断の仕方についてはまた書きますがホームページで
交通事故の集客をゴリ押ししてない院です。

見分け方は次回をお楽しみに!

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