30代:未経験ITエンジニアのぼうけん
未経験からなんとかITエンジニアとしてのスタートを切ることができた。
今は、給料もそこそこもらえて、土日祝休み、残業代もきちんと出るホワイト企業に就職が決まった。
人生の節目として、これまで何をしてきたかを振り返りたい。
まず、私のスペック。
・35歳
・高卒
・転職回数7回
・経験は派遣社員のみ(全て接客業)
お察しの通りまあまあハードモードだった。
エンジニアになろうと思ってまずやったこと
1.プログラミングスクールに入る
何だ普通だなおい、と思った人もいるかも知れない。
しかし勉強というものが大変苦手だったので、スクールは自分の中では外せなかった。
オンラインか迷ったが、しっかり学びたいと思った私は、半年間じっくり通えるスクールでJavaのプログラミングの基本を一通り学んだ。
結果行ってよかったと心から思っている。
Javaはプログラミングの基本が詰まっている言語だ。
今行ってる会社で、エンジニア7年目の先輩からも「Javaができるなら大丈夫」と言われることから想像してもらえるだろう。
2.資格 ”Java Programmer, Bronze SE8” を取る
資格なんて意味ないと言う人もいるかもしれない。
でも私は取ってよかったと思っている。
なぜならそれでなんとなく、自分に自信がついたからだ。
私は自分の能力にかなり劣等感を持っていた。
自分自身「仕事ができない、頭も悪い」と思っていたし、人にもよくそう言われてきた。人並みの能力がないと思っていたのだ。
しかしそんな私にも、取得難易度高めと言われているオラクルの認定資格を取得することができた。自分の能力が一般社会に認められた瞬間だった。
これは人生を左右するほどの自信になったし、実際就活の上でも取ってよかったと思っている。
3.就活を始める
就活。なんて嫌な響きなんだろう。
これが嫌で派遣ばかりやってきたのに・・・とか葛藤をいだきながら就活を始めた。
正直、はじめは甘く見ていた。
資格とったんだし、どこも引く手数多なんじゃないかしら!とか思ってた。
するとどうだろう。
誰も見向きもしてくれないじゃないか。(今思えば当然である)
さらに、職場を地方限定で探していたこともハードルを上げていた。
なぜなら、全くの未経験の職でいきなり都内とか引っ越すのはリスキーすぎると思ったのだ。なにせ豆腐メンタルだ。何が起こる(起こす)かわからん。
しかし、そんなに世の中は甘くなかった。
4.コロナ再就職支援の事業に応募する
私が就活に使ったものはたくさんありすぎて忘れてしまったが、巷で話題になっているものはとりあえず全部使ってみた。
しかし、全部ダメで、面接まで全くこぎつけられない。
もうこんなに世界が厳しいなら仕方ねーな。
アルバイトしながらエンジニアの勉強しようか、とか何度も思った。
そんなとき、「コロナ再就職支援プログラム」という派遣会社の就職支援を見つけた。
求人募集している企業で一定期間派遣社員として働き、その後双方の合意があれば直雇用になるという、県の制度だ。
今おそらく全国でやっていると思う。
ここで今の会社と出会い、無事就職することになったのだ。
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