知ってる??MOSのこと
こんにちは頑張るニートです。
皆さんは「MOS」という資格試験をご存じでしょうか??
MOSバーガーのことではありませんよ?( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
今回のブログは私がインストラクターをしていた頃多く受験されていたMOSという資格試験について書いていこうと思います。
※今回のブログに書いてある勉強期間についての基準は働きながら、もしくは学校に通いながら取得をするという事を前提にして話しています。
職業訓練や時間に余裕のある方はスペシャリストは1か月、エキスパートは1か月弱ないしは2か月ほどと捉えています。(あくまで私の経験によるものです。)
MOSとは
MOS(Microsoftofficespecialist)の略で、Microsoft社が提供する「office」の資格試験です。資格試験自体はオデッセイという会社が実施しています。
MOSには大きく分けて「スペシャリスト」と「エキスパート」という2種類があります。
~スペシャリスト~
Word・Excel・PowerPoint・Access・Outlook
~エキスパート~
Word・Excel
基本的に上記のような区分があります。
スペシャリストとエキスパートは難易度が桁違いです。\(^▽^)/
学習期間も1か月~3か月ほど長いと捉えても差し付けないかと思います。
私がインストラクターをしていた教室では資格試験の対策講座だけでなく資格試験も実施していました。また、インストラクター時代、学生や社会人の方はとても熱心に勉強してこのMOSの取得を目指していました。
私自身パソコン教室の入会説明の時に取得をオススメしていましたし、資格取得を目標に入会される方もとても多くいらっしゃいました。
MOSがどういったものなのかは簡単に話したので次にMOS取得のメリットとデメリットについて話したいと思います。
~MOS取得のメリット~
1.知名度が高い&国際資格
なんといっても「知名度」がとても高いです。会社で取得を促されて外部の一般の方もよくMOSは受験されていましたし、転職などのアピール材料の一つと捉えられてもいました。
国際資格ということもありとても知名度が高いということですね。
先ほど「学生から社会人の方まで取得を目指して勉強をしている方がいた」と話しました。学生さんが取得する理由は様々で「親に言われてofficeについて勉強した証として取得をされる方」もいれば「就職の時のアピールとして取得される方」等がいらっしゃいました。
2.試験難易度があまり高くない
資格試験なので当たり前に勉強は必要です。また、「国際資格」と言われるとつい身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
元インストラクターの立場から見てそんなに難しくありません。
それは私が「インストラクターとして勉強しているから」ということではなく、インストラクターとして対策講座をインストラクションしていて感じた実務経験によるものです。
MOS全体の合格率はオデッセイがおそらく明記していないので私は分かりませんが私たちの教室で対策講座を受講されて受けた生徒さんの合格率は99%でした。
つまり、私の勤めていたパソコン教室では9割強の方が1発で合格していました。外部の一般の学生や社会人さんでもspecialistの方は8割弱1発合格していました。ここら辺はちゃんと勉強しているかや独学の勉強レベルにもよりますね( ´∀` )
残りの1%はあまり良い言い方じゃないのですが「ザ・昭和」という感じの方でした。
インストラクターの言う事などをちゃんと聞いてくれず自分のやりたいペースでやるのでこちらの組んでいるカリキュラムやテキスト通りに中々やってくれず合格ラインにもいたっていないのに受験したいとのことで受験したら案の定・・・という感じでした(¬‿¬)
中にはそういったかたもいます。(苦笑い)
そういった方はプライドが高いので自信を無くしてしまい割とすぐにパソコン教室を退会されました。
勉強期間は基本的にスペシャリストは2か月~、エキスパートは3か月~
3.自信に繋がる&就職、転職のアピールになる
知名度が高いということはofficeを利用するビジネスの世界では圧倒的に就職や転職の際のアピールになります。実際そういった方は多かったし、職業訓練生の受け入れもしていたのですが取得しに来る方は毎年いらっしゃいました。
就職、転職に有利だということでやはりMOSを持っているととても自信に繋がると思います。私自身も自信を持ってオススメさせていただいていました。( ´∀` )
また、MOSの勉強はofficeの機能のかなり幅広いところまで勉強します。正直「実務のどこでこんなの使うの??」と思うほどに幅広く使い方を学びます。なので実務で使える幅などがとても広がるので他の人よりも時短で終わらせることが出来る。といったメリットもあります。
4.マスター称号
officeの2010や2013などでマスター称号の取得条件が違いますが、基本的に「Word・Excel・PowerPoint・Access or Outlook」のスペシャリストと「Word・Excel」のエキスパートですね。2016はこれが条件です。
2013などは確かAccessとOutlookはいらなかったと記憶しています。つまり、基本的には6個MOSを取得しなければいけません。
ちなみにoffice2010でWordとExcel、2013でPowerPoint取得などをしてもマスターにはなりません。かならず同じofficeのバージョンで取得してください。
大半の人がこれを聞くと不可能と感じる方もいらっしゃるかもしれません。パソコン教室に通う方で50を過ぎた方々でも2割強がマスター称号持ちでした。私たちインストラクターは2010などのバージョンのどれか一つはマスター称号持ちです。
履歴書や名刺などの資格の欄に「officeマスター称号」と乗るのは少しカッコいいですよね。( ´∀` )
~MOS取得のデメリット~
1.試験代がとても高い
MOSの資格試験は国際資格であると言いました。取得が容易である反面試験代はとても高いです。2019年10月の増税もあり1万超えます。スペシャリストよりもエキスパートの方が金額は高くなります。
学生さんと社会人さんで金額も変わります。MOSは会社から取って来いと言われることが多いらしく、会社がオデッセイに試験チケットというものを買っていて、会社が試験代を出しくれるところも多いみたいです。
取得を考えている方は、是非ご自分の会社に聞いてみてください。
2.ビジネス以外ではあまり価値がない
現場職の方やエンジニア、デザイナーさんなどは基本的に事務作業がないのでofficeを使用することがとても少ないです。なのでそういった業界に就職される方にはあまりアピールにならないのでそこまで価値はありません。それぞれに特化した資格があると思うのでそういったのを取得するのが一般的ですね。
~独学とスクールに通うという選択肢~
このブログを読んでくださっている方の中には取得を検討していて独学で受験しようかスクールに通うか迷っている方もいるかもしれません。
私の個人的な見解として全くofficeに触れたことがないのなら通ったほうがいいと思います。
私たちの教室もそうでしたが基本的にスクールではまずその人の力量を見定めます。試験対策講座について来れないならついてこれるだけの土台をまず作らないと合格できないからです。逆を言えば普段からバリバリofficeを利用して報告書やら帳票を作っているのならばいきなり対策講座に入れます。
スペシャリストであれば独学でも普段からofficeを使っているのならば問題なく合格できると思います。
エキスパートはかなりきついと思います。Excelのキューブ関数なんて引数みるだけで嫌になる生徒さんたくさん見ました。( ´∀` )
~まとめ~
・MOSにはスペシャリストとエキスパートがある。
・officeのバージョンで統一して取らないとマスター称号は取得できない。
・メリットとデメリットについて
・ビジネスなどのofficeを使用するところでないとアピールにならない
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MOSとは、メリット、デメリット、独学とスクールに通うという選択肢、について語りました。
私個人としては取得はオススメいたします。(^▽^)/
今の時代いつどんな理由で転職する、ないしはそういったofficeを利用する時が来るか分からないからです。現場職から事務職へ異動になった、転職先がofficeを利用する。等々様々な理由でパソコン教室に通う生徒さんがいました。
なので是非これを機会に検討してみてはいかがでしょうか。
※あくまで私個人の見解なので参考程度に見ていただけると嬉しいです。間違っていること、疑問などがあればコメントよろしくお願いします。
以上頑張るニートでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。m(__)m