気付かないだろう

日頃触れている、見ていることは細かいところにも気が付くだろう。いつも見ている自販機、コンビニ、いつも行っている本屋等、小さな変化でも気付くだろう。その小さな変化が少しだけ人生に彩りを加えたり、加えなかったりする。

しかし、稀にしか見ないものはどうだろう?何年も経ち、記憶もおぼろげになり思い出すことに苦労するような場合だ。そんな時は消えかかっている記憶を手繰り寄せながら無理やり思い出すだろう。筆者もそうしている。そして昨今では写真や動画といった技術を用いることで簡単に解決できる。しかし、それをしては面白みがない。わずかな記憶を手繰り寄せている時間は不毛かもしれないが、とても面白い。しかし大概思い出せず、苦労する。その苦労もまた趣深いのだ。

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