諦め

昔から諦め癖がついていた。古くは小学生になっているかどうか程度から自覚がある。家族で県を2、3またぐような旅行をしたときに「面白くない」と思った。普通であれば親に「面白くない」と伝え、駄々をこねるのだろう。しかし、筆者は「言っても意味がない。怒られるだけだ。」と考え、言うことをやめた。まあ実際、言っても旅行は続くだろうし、そのようなことを言うことで親に迷惑をかけただろうから、言わなくて正解なのだろう。諦めるというと少し大仰な言い方だったかもしれないが、実行に移す前に制止したのは上記が初めてだ。

実行の前に諦めるとは自身や周囲に対する信頼が揺らいだ時に発生する事象であると考えている。筆者は幼いころから人を疑うことをしてしまっていたのかもしれない。だから今のような捻くれた人間になっているのだろう。

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