手で切る

紙を切るときにはさみを使う。しかし、はさみが無いときは切りたい部分で何度か折り、手で切ることがある。筆者は幼いころ、それに憧れていた。やり方がよくわかっておらず、うまくできなかったのだ。折るところまではやっていたのだが、紙を破る時に適切な持ち方が出来ていなかった。破る際、初めに紙を持った位置から手を動かさず、最後まで破ろうとしていたのだ。その方法では最後の方がうまくいかず、折り目の通りに破れない。

筆者はその経験もあり不器用であると思っていた。適切な破り方が分かったときに自分は不器用なのではなく知識や思考が足りていなかったのだな、と理解した。

何事も練習すればうまく。それ以上に学び、思考することでコツを掴めるようになる。そうすればある程度の事はなんとかなるのかもしれない。

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