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日本政策金融公庫でコロナ融資検討の方、資金繰りの関係で融資申請検討の方に情報提供です。

こんにちわ、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。

日本政策金融公庫のコロナ融資について、情報提供です。
最近は、日経新聞の表現で誤解された方とかが、問合せされているようですね。

1.そもそも日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」って何?

「新型コロナウイルス感染症特別貸付」とは、ざくっというと以下の特徴です(この制度を使って資金調達した方は多いと思いますから、知っている方にとっては周知のものです)。

・新型コロナウイルス感染症の影響を受け、所定の売上減少の要件を満たしている事業者が利用出来る
・融資限度額は8,000万円(別枠)
3年目までは、利子補給があるため、3年間実質無利子。4年目以降は基準金利(災害用の基準金利ですから低め)
・無担保

2.「新型コロナウイルス感染症特別貸付」は時限的なもの。いつまでなのか?

「新型コロナウイルス感染症特別貸付」は最新の情報では令和5年の3月までのようです。
今後の政府方針で延長可能性はあるかもしれませんが、個人的見解となりますが、可能性低いんじゃないかと思います(一連のコロナ給付や融資を収束させようとしているように思いますんで)。

ただ、「新型コロナウイルス感染症特別貸付」に関連する、3年目までは実質無利子となる「特別利子補給制度」が9月末で終了しますので、「新型コロナウイルス感染症特別貸付」まで終了するのではという誤解情報が流れておりました。

まとめると、このようになります。

・「新型コロナウイルス感染症特別貸付」は令和5年3月終了予定
・「特別利子補給制度」(3年間実質無利子)は令和4年9月で終了(「新型コロナウイルス感染症特別貸付」で令和4年10月以降分は3年間実質無利子になりません)

3.2つの制度の終了時期はともかく、融資を検討している方は早い目に

以下のような融資を検討している人は、お早い目に着手ください。
・コロナの影響で売上が大きく落ちた
・これまでの融資の返済を続けてたが、資金繰りがしんどいので、当初の額で借り換えをしたい

「特別利子補給制度」にのれれば、3年間実質無利子ですから、1000万円借りても、キャッシュのインパクトはでてきます。

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