手っ取り早い節税、それはきちっと適時に処理することです
こんにちわ、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。
職業柄、お客様は税金が増えることを気にされる方はいらっしゃいます(それそうだろと)。
一方で、節税を気にされる割には、結果的にご自身の行動が節税を阻害、もしくは本来払わなくていい税金や経費(時間のロス含む)を払わざるを得ない羽目になってしまっているなあと感じることがあります。
今日はそのあたり感じるところをまとめてます。
1.経費の計上しそびれが生じる
以前にも、記帳はすぐにすべきですと言っています。
領収書紛失、領収書の内容を覚えていない、感熱紙の字が消えている、などで、本来堂々と計上するべき経費を上げそびれているなあと思う事例にあたります。
経費を上げそびれたら、その分利益はあがりますから、税金も高くなります(いやあ、本当にもったいない)。
2.後で資料を要求したり、思い出したりするのに生じる時間のロス
記憶が曖昧なものを調べることほど時間がかかるものはありません。
問合せされる相手方も、昔のことは覚えてませんし、調べることにも時間を要します。
場合によっては、調査や取り纏めにお金もかかります。
税金は増えませんが、時間という見えない経費は増加しますね(その時間があるなら、もっと有意義なことに時間使えばいいと思いますね)。
3.資料の督促などで生じるフラストレーション
これも見えない経費です。
税理士の立場からすれば、「●●はどうなりましたか」というやり取りを何度もすることはありますが、本音をいえばあまりやりたくありません(自分が言われたら嫌だからというのがシンプルな理由です)。
依頼される側からも、また督促来たとフラストレーションがたまるのではないかと思います。
4.期限を過ぎれば、余計な税金もかかります。
記帳の遅れならまだしも、申告遅れ、納税遅れとなれば、ペナルティがあります。
延滞税で、結構な利息がもっていかれますし、無申告の加算税もあります。
悪質なら重加算もあります。
このあたりはなしでいきたいですね。
もうすぐ年末ですから、素早く処理し、越年といきたいものですね。
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