見出し画像

開業・独立したいと相談された時に、気を付けている3つのこと

おはようございます、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。

つい先日も、独立したいから一度お話聞かせてくださいというお話をいただきました。
僕自身も威張るようなものは何もないですが、こういう時には少しでもお役に立てることをお伝えしたいものです。
ただ、あまり押し付けてしまうのもよくないなあと思いまして、いくつか留意していることがあります(あくまでも私見です。かつ、同業の場合に意識すること)。

①君に独立・開業は無理だよというようなジャッジはしない
独立・開業しようとするのはいろいろ考えての結果なのだと思います(僕もです)。
そのため、例えば、他の人から「君に独立は無理だ」とかあっさりジャッジされてしまうと、元も子もないと思います。
人の可能性なんてそんな簡単にジャッジできないものですから、安易に無理だとジャッジするようなことには言わないように気を付けています。

②「なんとかなる」というアドバイスはできるだけしない
これって、この業界の独立の場合によくいわれるフレーズです。
勇気づけられる時もあるし、結果的に、そうなのだろうというところもありますが、こういっちゃうと、独立してお客さんがいない時の一番の不安ってなかなか払拭されないように思います(これって具体的なアドバイスには何もないですよね)。
時間が許せば、こういう風にお客様を獲得していっている(といっても、自分はこうだったという話ですが)ということを丁寧に説明していくことが大事なのだと思います(どうやって、なんとかなったという説明をする)。

③会計事務所はこうあるべきだというアドバイスはしない
会計事務所もいろいろと思います。どんな多様化があるのかということを考えてみました。
・大規模な事務所、小規模な事務所
・コンサル中心型、作業代行型
・高料金型、低料金型
・対面型、オンライン活用型
・業種特化型(飲食特化とか)
・フェーズ特化型(開業とか、廃業とか)
・税目特化型(相続特化とか)
・手作業型、IT活用型
・地域特化型(特定の市を中心にとか)
・税務ソフト着目型(TKCとか、freeeとか)
・同性が対応することを強みとする
相談される方自身はこういうモデルで成功していても、別のモデルで成功するシナリオは大いにありえます。
自分と違うモデルでも、頭ごなしにこれは違うというような話をしないように心がけています(独立相談に限らず、それぞれの立場を尊重するということで共通なのだと思いますが)。

3つのほど心掛けていることを書きましたが、何より独立しようとしている方がハッピーに成功するのを願っております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?