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主人公、かくあるべし

ども★ Ganです。
普段はTPSバトロワゲーム「フォートナイト」の建築無しモード《ゼロビルド・ソロ》を遊んでいます。
YouTubeで実況動画投稿とライブ配信しています。

最近ちょっと自分流の挨拶が欲しいなとか思い始めていて、よく「どうもGanです」と言っているので、口にする時は変わらず文字では「ども★」に変更しようかな、なんて思っている今日この頃です。

今回はこの動画の前半に話していた件について語ります。

というのも、最近思う事がありまして。

ツイッターだと文字数的に無理なので諦めていたのですが、やっぱりnoteに書くことにしました。
文章を書くのは好きなので、今後noteはこういうお気持ち表明などに利用していけたらと思っています。

※文章を寝かせていた&公開するか悩んでいたので公開が遅くなりました。




この記事で言いたいこと

  • 配信するなら他人へのリスペクトを忘れないようにしよう
    ※配信=ライブ配信、動画アップロードの両方)


勝つということ

僕が大好きなアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ(R2)』という作品に、こんな台詞があります。

「人は誰でも希望を探しているんだ。勝つということはそれを踏みにじってしまう。敵も味方も、同じなんだよ。みんな、何かを求めているはずだから」

ギアスはキャラや展開の良さもだけど、台詞回しがクールなのも良い。

この発言は、作中にて世界の1/3を支配する帝国の皇子が『勝ち戦だったのに休戦した理由』を部下に問われて発した台詞です。
各国へ侵攻して植民地化している立場なので『いずれ従属させる敵国の人々を徹底的に蹂躙はしない方が良いという考えでの発言』みたいな感じです。多分。

何故この台詞を取り上げたかというと、この台詞の内容と背景が、最近自分が感じている事に少し近かった? からです。

リスペクト

先ず、自分は綺麗事が好きではありません。聖人君子でもありません。
以前メンバー限定で投稿したトロッコ問題の動画を見ていただけた方には特に分かっていただけるかと思います。

なので気心しれた友人と遊ぶ時には口が悪くなることもあるし、時には悪ノリをしてしまうこともあります。

そんな自分ですが、活動時は他人(マッチングした人)へのリスペクトを忘れていません。

たまに敵に驚いて「なんだこいつ!?」とか言ったり、敵の動きに思わず突っ込みを入れたり、倒して喜んだりもしますが、それは素直な感情でしかなくてバカにしたり晒したり見下したりする意図は一切ありません。

ただ感性は人それぞれなので、僕のプレイスタイルや言動を失礼に感じたり、見ていて腹が立つ人もいると思います。

ですが事実として僕は他人をリスペクトしています。

オンラインゲームの配信事情

オンラインゲームにおいては「自分のプレイを晒す=同時に他人のプレイも晒す」です。
僕達配信者は自己中心的な理由で勝手に他人のプレイを全世界に配信しているので、その点については申し訳なく感じています。

最近の対人ゲームは運営がクリエイターを尊重・推奨しています。
フォートナイトも規約でファンコンテンツの作成を許可しているので「ゲームを遊ぶ以上は他人の配信に映るのも仕方ない」なのですが、その大義名分があるから遠慮せず他人のプレイを晒して良いのかというと、それはまた違う気もして。

そうなるのが自然

だからGanとしての自分は他人をリスペクトしています。

本当は非匿名で他人のID・名前を見ながらプレイしたい(その方が楽しいし、戦場を理解しやすくて有利でもある)のですが、ありがたいことに登録者も増えてきた中で配信する以上は隠すのが礼儀だと思い、匿名モードにするようになりました。

そして、他人を笑いはしても嘲笑いはせず、相手を馬鹿にしている舐めプはせず、味方のプレイは批難せず etc――といったスタイルでプレイしています。(バッドマナー相手は例外)

そういったスタンスが人として当たり前だから、性格を作ってるとか無理してるとかじゃなく自然とそうなっちゃっています。

普段このゲームをソロで遊んでいて、他人に苛立つこと自体が少ないです。
それよりも仕様・バランス・バグなど、ゲーム自体に腹が立つことが多いです。この前も《裂け目》の音が無限に鳴り続けていてキレました。

でも実際には、その当たり前が欠如している人が多いです。
ゲーム配信の界隈で言えば、味方を批難したり、敵に暴言を吐いたり、倒した相手を見下してイキったり――とかですね。

それが嫌で愚痴りたくなりました。
他人へのリスペクトに欠けた言動を見ると不愉快だし、イキっているのを見ると共感性羞恥で恥ずかしくなる。もしかしたら同族嫌悪かも。

良い奴だからではない

この切り抜き動画を見て下さい。
うんこちゃんが3人チーム戦のバトロワゲーム『Apex Legends』のランクマッチをプレイしている際に、「味方を批判しなくて偉い」とコメントされた状況です。

「良い奴だからしてないわけじゃない」
「金儲けに勝手に付き合わされて悪口言われるって意味分からない」
「俺が褒められるべきなんじゃなくて当たり前。やってる奴がガ◆ジ」

マジでこれ。
代弁してくれてスカッとしました。流石最強。

良い奴だからしてないわけじゃない。それが当たり前だからしてないだけ。ただこれだけです。

塩梅が大事

でも、実際負けたら悔しいし多少愚痴っちゃうのは仕方ないですよね。
うんこちゃんも一切愚痴を言っていないわけではなく、ガチな批判はしないだけです。

この記事を書きながら、僕が好きで昔見ていたCOD配信者の動画を見直していました。

僕は彼のことを【凄くクリーン人】というイメージが付いていたのですが、今あらためて見てみると彼は常に味方や敵への愚痴を言っていました。
例えば、「芋や角待ちばかり」「拠点に来い」「前に出て戦え」「自分以外は役に立ってない」とかです。

でも彼は言い方に全く嫌味が無くて、本気で責めたり咎めたりはせず鼓舞するための愚痴程度だったので見ていて一切不快感がありませんでした。だから悪いイメージも全くなかったんです。

要は、発言内容・言い方・テンションなどの塩梅が大事なんですね。

活躍している時こそ

上の例だと味方への批難という分かり易い例でした。

しかし対人戦での場合、自分が活躍できている時にこそ忘れないようにすべきじゃないかと思ったんです。

つ ギアスの台詞

「人は誰でも希望を探しているんだ。勝つということはそれを踏みにじってしまう。敵も味方も、同じなんだよ。みんな、何かを求めているはずだから」

自分が勝つ=相手を負けさせる。
敵を倒して勝つということは、自分が表彰台でスポットライトを浴びるために他人の希望を踏みにじっているのと同じということですね。

しかも配信するとなると、自分が主人公の舞台でチヤホヤされるために偶然出会った他人を勝手にモブキャラに仕立て上げているわけで。
収益化している場合、それを出しにお金まで稼いでいるわけで。

だから配信者は、自分が活躍できた裏では自分が踏みにじった人・活躍できなかった人を晒していることを忘れちゃ駄目だと思ったんです。

ギアスの皇子が植民地化した後の事まで意識していたように、自分が勝つにしても倒した相手は自国民になってもらう意識で、レジスタンスにならないように気を付けた言動を意識しないとなと、そう思いました。

調子の良い時は驕りがちなので。
最近は自分も気を付けているつもりですが、実際できているかと言うとそうでもない。ただ無理矢理に敵を称賛したりは逆にウザいのでしません。程度が難しい。

まとめ

何が言いたかったかと言うと、「配信という舞台で主人公になるのなら、他人をリスペクトすべき」という話でした。

味方や敵を非難したり、敵を倒してイキったり。
そんな主人公はダサイ。なろう系テンプレ主人公みたい。

友達とバカみたいに笑いながら遊んでいる時に調子に乗って服を脱いじゃうことはあります。人間だもの。
でも言動を全世界に発信している場でそんな事はすべきじゃないです。
他人の前では服を着る。それが普通の人間だもの。

中途半端に肌を露出させて人間のふりをするくらいなら、行くとこまで行って全裸で暴れ狂う怪物(ヒールキャラ)になった方が賢いし格好良いです。
僕も我慢の限界が来たら怪物に突然変異します。多分。

これは他人への愚痴でもあり、自戒でもあります。

闇のゲーム

――とか言ってる自分だけど、もしもOW2の野良ランク配信なんてした日には1日も持たずに怪物になりそうです。

OW2はマジでヤバイ。
あれは人間の心の闇を効率的に増幅させることだけを目的に作られた闇のゲームです。特にCSは更にヤバイ。

この記事を書きたくなったキッカケは、実はOW2を遊んでいる某配信者を見たというのが一番の理由でした。
自分の実力不足を棚に上げて敗北を味方のせいにして批難していたんです。僕が好きなCOD実況者と違い、見ていて不快になるレベルで。

普段は人格者な彼も心が闇に侵食されていました。
OW2はそういうゲームなんです。
野良は超難しいし、相当強くないとキャリーできないし、スコアボードも見れちゃうし、誰のせいで負けたかが分かり易いので。

だけど、配信する以上は格好良い主人公を演じていてほしいなって思うし、自分もそうでありたい。

主人公、かくあるべし。


というお気持ち表明でした。
長くなりましたが、例外やヒールキャラやGについてなど更に数千文字くらい書いていて、これでもかなり文章を減らしたのだった💤

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