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「朝からお掃除」は当たり前?

皆さんは、どんな時間帯にお掃除をしますか?
結婚する前、私の家のお掃除は、朝食後がルーティンでした。
朝起きたら顔を洗い、朝食を作って食べて、
仕事や学校に行く人は行って、家に残った人で掃除です。

カルチャーショックだった”朝メシ前”

どこのお家もそういうものだと思い込んでいた私でしたが、カルチャーショックを受けたのは、中学生の時。泊まりに行った親戚の家で、朝起きたら全員でお掃除を始めたんです。
「え…ご飯の前に掃除?…」
これがホントの”朝メシ前”だなー、とか思いながら、ボー然としてたことを思い出します。

時間帯だけじゃなくて、掃除の頻度も家庭によって違いますよね。
そして、「家庭」じゃなくて、個人的な違いもあります。お掃除が好きか嫌いか、ホコリがたまっているのが死ぬほどイヤか、「人間ホコリで死にゃしない」と思っているか。
他にも、いっぺんに片付けるのが楽か、毎日少しずつやるのが楽か、とか。

私は片付けが苦手だし、ハウスダストアレルギーのくせして「ホコリで人間は死なない」と思う方のタイプ。そして、いっぺんにお片付けするのが好き。ていうか、毎日コツコツが苦手。

私が「朝のお掃除」をやめた理由

結婚しても、私の「お掃除タイム」は朝食後でした。もちろん、他の時間の時もあるし、やらない日もあるけど、大体午前中が多かった。
だけど、ライターの仕事をするようになってから、朝お掃除するのを意識的に避けてきました。なぜならば、

「執筆が一番はかどるのが朝だから」。

私は掃除が嫌いなくせに、始めると「ここも、あそこも」になって、すぐに2時間くらい経ってしまいます。終わるとお昼。もう午前中のゴールデンタイムは終了です。そして、なんか疲れる。一番いい時間は仕事に回そう。そう思い、この時間の掃除を敢えて封印しました。

でもね。

今日、朝のお掃除がメチャクチャ気持ち良かったんで、そのお話をします。

青空とお日さまが褒めてくれた

いろいろ仕事もあるけれど、よく晴れてるし、お布団を干したいな、と思ったのがきっかけかもしれません。一週間前くらいから「あそこを片付けよう」「あの棚の上だけは断捨離しよう」と、ちょっとずつ「お片付けモード」になっていたのも引き金だったかも。とにかく、今日は朝食後、仕事の前にお掃除から始めようと思い立ちました。

案の定、15分や30分では終わりません。気づいたらお昼です。
でも、とっても気持ちが良かった。
それは、お日さまと青空のおかげだ、と私は思います。
お掃除を終えた私を、お日さまが「よくやったね!」と褒めてくれてるみたいに輝いてた。空も青い。気分がアガる。
雨が降っていたりしたら、同じ朝でも違うと思う。ホコリとかもよく見えないしね。

ベランダで日差しを浴びながら、気がつくと私は思ってた。
「明日から、晴れた日の朝は、お掃除しよう!」って。

なぜこんなにも爽快なのか? その理由を考えた

なぜ片付けられない女の私が、こんなにも片付けにポジティブになったのか?
「もしかしたらこれがスイッチだったか?」と考えられることといったら、
朝目が覚めた時、「今日は○○をやろう」と思ったことくらい。
「○○」は、決して「片付け」じゃないです。
でも、私は、それが自分の体のスイッチを入れたような気がする。

……とはいえ、その「○○」、まだ今日手をつけてないんですが(笑)
noteなんか書いてるし。
すでに14時半だし。

でも、あんまり罪悪感ないんです。気持ちすごーく前向き。
「ああ、今日も何もできずに終わってしまう」感がない。

なぜなのか?

それは、ずいぶん片付けたからなんです。
懸案だった「これは捨てる」の箱の中身を捨てた。
「これはシュレッダー」も始末した。
「これは仕分けなくちゃ」の箱を1つ仕分け、9割捨てた。
行方不明だったお気に入りのマスクが出てきた。
床の上の荷物は無くなった。

だから、ハッピーなんです。

そしてもっと大事なことにたどり着く。
「片付いてない、片付いてない、片付いてない…!」
その思いが、ずーっと私の頭を支配してたってことですよね。
部屋の中じゃなくて、頭の中の容量の半分以上を
「片付いてない!」という罪悪感が占めていた。

今日、それに気がついた。

だから、私は決めました。

晴れた朝は、掃除から始める!
出かける日も、締め切りの日も、とか思わずに。
だって「気持ちよくなる」が目的だし。
あんまり自分を縛るとよくないから。

結局三日坊主になるかもしれませんが、決意することは大事。
続かなくても結構。
また晴れた朝には、きっと「掃除しよう!」と思うだろうから。



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