【#2】最初に数字を確認しよう
数字の間違いほど文章の信頼性を失うものはない
もっとも大切な見直しのポイントは「数字」です。
日にち、時間、金額、人数、年齢、などなど。
数字という数字が合っているか、まずはそれだけでもよく見ましょう。
「そんなこと、当たり前じゃないの?」
そうですよね、文章をしっかり書く方なら、憤慨するほど初歩的な話ですよね。でも、やっちゃうんですよ。実際、私もよく間違えます。
だからこそ、「見直し」が大切。肝に銘じています。
数字の間違いほど、文章の信頼性を失うものはないのです。
だって、そこ絶対に間違えてはいけないところですよね。
たとえば、商品や会費の金額。
かつて、広告に「車1台100万円」のつもりで「100円」と書いてしまい、結局100円で売ることになった会社がニュースになりました。
「文章に残る」ものは、とても注意しなくてはなりません。
「日にちと曜日が合っていない」というのもよくあります。
日にちか曜日か、どちらが正しいのか、どちらも間違っているのか、推測できないのでとても困ります。
ライターとしても、「こんな初歩的なことを間違えるなんて」と思われたら、そこでおしまい。どんなにすばらしい文章でも読んでもらえなくなります。ですから、書いたらまず、数字を全部見直しましょう。
今日のおさらい。
・「数字だけ」の部分だけ、まず1回見直す。
・特に金額は桁に間違いないか、日にちは曜日と合っているか、注意する。
・「やってます」「わかってます」が一番アブナイ。
「間違っているかも」と思って見直すこと。
最後に。エラそうなこと言ってますが、私もよく間違えます。
だからこそ、「見直し」が大切。
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