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「書く時間を捻出できない人」へ

お仕事や育児・家事は待ったなし。
「時間が空いたら」と思っていると、すぐに1ヶ月くらい経ってしまいます。

「書くこと」を本業としている私でも、目の前の締切優先になってしまい、締切まで時間がある「本を書く」作業は、どうしても後回しになりがちです。
そこで皆さんはどうしているか、先日「kindle出版何でも相談会」のグループののメンバーに、聞いてみました。

1。他人とアポを取るように

カレンダーに「予定」として入れている、という方がいらっしゃいました。
人と会う約束をしたら、絶対にその時間はあけておきますよね。
「ごめん、今日はいい天気なんで、お布団干したいからまた次回」ってこと、他人には言えません。それと同じ「約束」を自分とする、ということでした。

2。ひとりカフェ

家にいるから誘惑が多い!  という人にはこちらのやり方も。
必要なものを全て持っていってカフェに座れば、いつもの5倍は捗る!とおっしゃる方もいらっしゃいました。

3。調べ物が多いから、自分の部屋でないとできない

いろいろ調べ物をする時は、欲しい資料がパッと手に取れることが肝心です。
インターネットで事足りる場合はいいですが、自分で集めた資料がなければ、という場合、家にいないとできないので、自分に合ったやり方が見つかるといいですね。

4。スケジュールを作り、逆算する

いつまでに本を完成するかを決めて、そこから逆算して日程を決めるやり方です。
お尻に火がつきますよー!
ただ、絶対予定通りにはいきません(笑)。だから、新たにスケジュールを立て直します。
そんなズルズルなスケジュールでも、立てないよりずっと効果的なんです。なぜなら、「今はこれをやらないといけない」という具体的な目標ができるからです。

「本を書き上げる」という目標はとても遠く、なかなか実感が湧きません。
ですから、
「テーマを決める」「章立てをする」「素材を集める」「書く」「見直す」など、
書き上げるための工程を可視化するだけでも刺激になります。
「今月は、素材を集める」
「今月は、◎◎について書く」
「今月は、◎◎をまとめる」
今の自分は工程のどこにいるのかを把握して、「これをやらないといつまでも次に進めない」ことを自覚すると、「時間を確保しなければ!」と思えるようになるはずです。

5。「出版期日」を決める

当たり前のことですが、紙の書籍を出版するときは、印刷会社・出版社など、たくさんの人を巻き込みます。宣伝もします。納期もあります。だから、「出版期日」を最初に決めるのです。その点、kindle出版は自分ですべてを決められますから、多少遅れても他人に不義理をする危険性はありません。その分、「いつになっても完成しない」というデメリットも自分で引き受けなければならないのです。

ですから、自分で出版する日を決めませんか?
例えば「誕生日に出版パーティーをやりたい」でもいい、「最終的に本を出すとき、お仕事が忙しくなるシーズンは避けたい」でもいい、とにかく目標を掲げましょう。そうすれば、「4」で作ったスケジュールも現実を帯びてきますね。
「早く本を書かなければ!」ではなく
「この日までに本を完成させたい!」というモチベーションを膨らませましょう。

6。ペースメーカーをつくる

私は今、「絶対kindle出版するぞ!なんでも相談グループ」と「マンツーマンなんでも相談会」を開催しています。
毎月1回のグループ相談は、バロメーターになっているようで、皆さん口では
「何にもできていません!」とおっしゃるのですが、いやいやちゃんと進んでいるではないですか。自分の立ち位置を確かめるためにも「これでいいのかな?」の不安を払拭するためにも、ぜひ私をペースメーカーにしてみてください。

お申し込みは、以下の「仲野堂」から

https://nakanodo.thebase.in


それでは、皆様、ご一緒に少しずつ前に進みましょう!


1冊の本を書くためには長い時間が必要です。他の単発の仕事を入れずに頑張ることも考えなければなりません。よろしければ、サポートをお願いいたします。