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OneShotクリア感想

OneShotクリアしました。
あまりにも良すぎました。

プレイ日記をつけていたのですが、日記をつける脳のリソースすらもったいないと思い、一気にクリアまで進んじゃいました。
ネタバレありでクリア感想を書いていますので、未プレイ者は見ないようにお願いします。
期待を裏切らないので、ぜひプレイしてください。
↓(ネタバレ回避スクロール)


「チャンスは一度きり」

ゲームの紹介文にも記載されているチャンスは一度きりの言葉はプレイ中ずっと頭にこびりついていました。 そ
んな仰々しい言葉言われると先の展開を読みたくなり、電球をはめる、はめないの二択は予想していたのですが、ゲームから突き付けられた二択はそんな甘っちょろいものじゃありませんでした。

世界を救うか、ニコを元の世界に返すか。

この究極の二択を迫られるとは思いもしなかったので感情がぐちゃぐちゃに、心臓はバックバク。やられました。
あまりにも残酷すぎる・・・と思いつつも僕は「世界を救う」ことを選びました。一番残酷なのは誰よりも僕です。辛かった・・・。


そもそもこの世界は

「世界は救われたけどニコは救われないままなんて嫌だ!」と思い、すぐ2周目に。
ニコにこの世界がプログラムの中だと突き付ける展開は僕をさらにぐちゃぐちゃにしました。
ニコからしたら巻き込まれた状態なのに、さらに今居る世界が虚構だと知ったら動揺もするしショックだし、それを眺めてる神(=がんもどき)はなんて残酷なんだ、とそら思いますわ。
そして、2周目の展開がとても辛い。ワールドマシンの暴走によって出会った人がみんな急にお別れになってしまう。アルーラとお兄ちゃんとのお別れが一番しんどかったです。(お兄ちゃん名前覚えてなくてごめんね)


本当のエンディング

ワールドマシンのおかげで本当のハッピーエンドを迎えられて、めでたしめでたし。そして、ついに来てしまったニコとのお別れ。ゲームにしっかり入り込んでいたので、ニコとのお別れがとてつもなく辛かった。
一周目は世界を救うことを選んでごめんな・・・。元の世界に戻っても元気でな・・・。といったことを考え、泣きながらゲームを進めました。
お別れのシーンでニコが、「小麦畑が見える!」「お母さんが探してる!」と言っていて、本当にニコを帰してあげることができたんだな、と安心と寂しさがこみ上げてきます。

ニコと別れを告げ、ニコが見えなくなると勝手にゲームが閉じたので驚きました。最後の最後に、エンドロール的な立ち位置でお母さんと抱き合っていたり、笑っているニコが最後に見られると思っていたからです。
すぐにゲームを再起動してもトップ画面が表示されるだけ。

ああ、わざと見せないようにしているんだ・・・。

と気づきました。
ニコと僕のつながりはあくまでOneShotの中だけなので、ニコが元の世界に戻ってしまってもう干渉できない存在である、と理解しました。
これが僕の中でとっっっても大きな余韻になっています。一目でいいから、またニコに会いたい・・・。
再起動し、3周目を起動してもワールドマシン君がニコの見た目を借りて、ニコとして操作することになるので、やっぱりニコは1人しかいないんだ、と思わせる憎い演出でした。寂しいよう。



終わりに

OneShotに心をかき乱されまくりました。しばらーーーくこの余韻は残ると思います。ブロークンハートです。
「第4の壁」という言葉、OneShotで知りました。ことごとく第4の壁をぶち破り最後はニコというとんでもない存在を置いていきました。僕にOneShotを教えてくれた皆様、ありがとうございました。


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