「仕事が来ないブースと来るブースの一例です(当社比)」がバズったのでまとめてみました。
■先日何気なくつぶやいたツイートがバズりました
この日「2分の1の魔法」の映画を見に行く途中に何気なくつぶやいたツイートが映画見終わった後に携帯電源ONしたら、ツイートがバズってました。
このツイートで168万ビュー、フォロワーさんが300人ほど増えました。
つぶやいた内容は下記。
左は、止まってよく見れば情報量は多いけど、よく見ないと何が描いてあるかわからないために、素通りされがちなブースです。
右は、パッと見たときに情報が入りやすく、立ち止まりやすいブースです。
内容としては、クリエイターEXPOという商談会イベントのブースの遍歴なのですが、仕事が来る、来ないの見せ方で共感や勉強になるとツイートいただけたみたいです。過去5回出展したブース遍歴や配布冊子などをまとめてみましたので最後まで見ていただけると嬉しいです。
イベントに出展するメリットとして
①自分の作品をまとめるきっかけになる
②配布物を配布することで度胸がつくので、今後の営業に活かせる
③ブースのレイアウトなどでデザイン力、見せ方が学べる、アップする
④営業では出会えないような企業に出会える
⑤取引先の方と顔合わせがまとめてできる
など
■第3回 クリエイターEXPO 2014/7/2(水)~4(金)ブース番号:31-38<絵本ゾーン>に出展時のブース
初めてのクリエポ出展でした。これまでA3くらいまでのイラスト印刷が最大でA1パネルでの印刷は当時初めてのことでした。なのでサイズ感がよくわからず、A1パネルで印刷したのですが、ほんとはA0(A1の倍の大きさ)の大きさが必要でした。急遽持っていってた、個展の時に使用したキャンバスで周りを埋めたのでした。左と下のキャンバスはF6サイズ(410×318mm)です。左下のちょこんとあるプロフィールパネルのサイズはA4です。全てがサイズ小さいですね。そのときのブログはこちら。
<2014年配布冊子>折パンフレット1000部
【結果】止まってよく見れば情報量は多いけど、よく見ないと何が描いてあるかわからないために、素通りされがちなブースです。
■第4回 クリエイターEXPO 2015/7/1(水)~3(金)ブース番号:27-59<絵本ゾーン>に出展時のブース
翌年も絵本ゾーンにて出展。今回はA1パネル→A0パネルにしたのでバッチリ!と思ってたのですが、なんか左右がちょっと余る感じに・・周りを持っていってたA4パネルで埋めました。
<2015年配布冊子1000部刷って700部配布>
【結果】前回とあまり変わらず、止まってよく見れば情報量はあるけど、文字も読みづらい、よく見ないと何が描いてあるかわからないために、素通りされがちなブースです。
■第6回 クリエイターEXPO 2017/6/28日(水)~30日(金)ブース番号:C9-49<イラストレーターゾーン>に出展時のブース
1年お休みしての出展。絵本ゾーンからイラストレーターゾーンへと。今回は棚の什器を利用して、過去に描いたイラストの本をずらりと並べて仕事してます感を出しました。教材系が多かったためか教材のお仕事にすごく繋がりました。その場で教科書イラスト仕事の商談にも至りました。
冊子も工夫しまして、上下で切ると、上はポートフォリオ冊子、下は
絵本になる冊子を作り配布しました。
<2017年配布冊子600部刷って300部配布>
会期中に非常勤講師の日が1日あったので、冊子と名刺くんと貴名受を置いて留守にしてたのですが名刺は結構入ってました。
■第7回 クリエイターEXPO 2018/4/4日(水)~6(金)ブース番号:C3-16<イラストレーターゾーン>に出展時のブース
イラストレーターゾーンへと。パネルも前回のA0からB0パネルへ。これだ!完璧に収まるサイズ!この出展から「壁パネル、名刺、配布冊子」の3点の絵柄を統一しました。イベントの詳細「第7回クリエイターEXPO出展2018年4/4(水)~6(金)」まとめ(費用・ブース作り・雑感など)はこちら。お仕事の成果も700万円くらいのお仕事依頼をいただきましたが、公開NG案件でボリュームがすごかったのでお断りしました。
【結果】パッと見たときに情報が入りやすく、立ち止まりやすいブースが表現できました。
立って冊子などを配布するため、下部分にはあまり重要な絵や文字は持ってこない方が良いですね。
<2018年配布36P冊子700部刷って700部配布>
■第8回 クリエイターEXPO 2019/4/3日(水)~5(金)ブース番号:E7-69<イラストレーターゾーン>に出展時のブース
前回のB0のパネルよりも大きい縦長のパネルを作りたかったのですが、B0が限界で、今回は前回よりも目立つように全面タペストリーにしてみました。前回のブースカラーは赤、今回はラッキーカラーの青で統一。
今回もいろんなお仕事に繋がりました。どうやってそのお仕事に結びつくのかわからなかった企業さんの方にもお声がけいただきお仕事に繋がりました。全部で100万円くらいですね。だいたいクリエポ出展したら1案件で元取れる感じになりました。
今回も「壁パネル、名刺、配布冊子」の3点の絵柄を統一しました。イベントの詳細「第8回クリエイターEXPO出展2019年4/3(水)~5(金)」まとめ(費用・ブース作り・雑感など)はこちら。
<2019年配布8P冊子700部刷って530部配布>
前回の32Pの冊子の残りと縮小版と一緒に配布しました。
■全体のトータルデザインレイアウト
今回は、冊子のデザインをしてから、タペストリーと名刺に再レイアウトデザインしてます。持ち帰っていただいた冊子や名刺からブースを思い出してもらう意味でもすべて同じイラストを用いてそれぞれにレイアウトデザインしてます。
名刺:下部分は情報のため、上部分にイラストが収まるようにレイアウトデザインします。
冊子:冊子には名前を入れて、得意ジャンルを下部にレイアウト。
タペストリー:上部分に何を得意としてるかを目立たせて、文字で「児童書イラストお任せください」とアピール。タペストリーの上にクリエポが用意してくれるネームプレートがあるので名前はあえて入れません。
■なぜこのブースを選んだのか
前回のクリエポ初日の申し込み時(2018年4月4日(水))いただいた会場レイアウトがちょっとクセものでした。
下図を見るとわかるのですが西1ホールのため、いただいたレイアウトを下の図のように横にして考えなければいけなかったのです。
人の流れを考えてブースE7-69を選びました。青の通路の部分はブースからブースの通路が広すぎて、冊子を配るのには適してません。通る方が左か右に偏って歩くため、中々配布物を手にするには適していないからです。実際僕も移動する際は配布物をもらわなくていいように広い青い通路を移動していました。
黄色の通路も広いのでは?と思うと思うのですが、見ていく通路の流れは縦になってるため、黄色の角は、縦の流れから開けたときにすごく目立ってパネルも有効的でした。
第9回クリエイターEXPOが2020年10月21日(水)~23日(金) 10:00~18:00※最終日のみ17:00終了。
東京ビッグサイト(西展示棟)開催されます。
今回は非常勤講師の関係で参加見送ったのですが、500名の作家さんのブースや冊子はすごく勉強になるのでお時間ある方は是非視察に行ってみてください。
<過去記事も合わせてご覧ください。>
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