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部屋の清潔さを保てない

 新年に「今年は丁寧な暮らしを心掛けること」を一年の抱負に掲げた。


 ゴミが机の上に放ったらかしにしてあったり、シンクの中に汚れたお皿が溜まっていたり、洗濯物を取り込んですぐに畳まなかったり。
 そういう一つ一つを面倒臭がらずマメに行うようにしたい。

 正直、何一つ守れていない。


 流石にまずいと思って週末の夜にまとめて片付けるのだけれど、リビングは結構足の踏み場がないくらいまで散らかってからでないと重い腰が上がらない。部屋の隅に置かれたルンバも埃を被りつつある。


 世の中の一人暮らしの皆さんがどれくらいの頻度で掃除機をかけているのか気になるところだけれど、夜に掃除機をかけるのも音が気になるし、何より寝る前に埃が舞うのは嫌だし、案外週末に一回くらいが平均なんじゃなかろうか。


 実家暮らしだった時は家の中で生活する人数も多いし、週一の掃除じゃ足りなく感じていたけれど、今はそこら辺の清潔度センサーが鈍感になりつつある。


 いや、今振り返ってみると一人暮らしを始めた留学時代にフラットメイトから掃除の仕方について怒られたことがあったし、単純に自分の特性として掃除が苦手というか、衛生観念が低いだけなのかもしれない。


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 新年のnoteでも触れているが、部屋が汚れる=心の余裕がない証拠、だと思っているので、今の繁忙期が終わればもう少しマシになるのかもなぁ、とぼんやり考えている。部屋のテーブルには、ご飯を食べる分しか空きスペースがない。いや、そのスペースもないので、食事のたびにテーブルの上をガッサーとして無理やりスペースを作ってやりくりしている。


 季節の変わり目は心も身体も弱る時期だというのは過去の経験上十分理解している。先々週はヘルペスも発症していた。


 調子が悪い時にヘルペスが出るのは母方の祖母から脈々と受け継がれた遺伝で、水膨れになる前から(あ、来やがったな)というのが感覚でわかるようになった。そんな特技、役に立つ場所はまるでないんだけれど。


 メンタル面の弱りがかなり顕著に仕事のパフォーマンスに出るというか、メールの文面を打つのがかなり遅くなる。集中力が続かないし、判断力も鈍くなるので、優先順位の付け方も下手糞だなあと思いながら、なんとか仕事をこなしている。


 言ってる間に復職してから一年が経とうとしている。今自分がメインで動いている業務はゴールが見えており、支えてくれる上司や優秀なプロジェクトメンバーが多い。それなりに楽しくも感じているし、自分の成長も感じられているので悪くないと感じている一方で、あともう30時間くらい残業時間が少なくなれば健全な生活が送れるのになぁとも思う(しかしそうなると、収入が少し心許ないんよなぁ)。


 今の会社に入社してから約四年間、会社の同期SEは一人も辞めていなかったのだけれど、ついにこの五月で辞める予定の人が出てきた。東京にいた時はよくサシ飲みをしていた奴だったので少し寂しさもある。


 春は出会いと別れの季節。仲間の門出を心から祝いたい。

家の前の桜が花開きだした


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