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ETA環境2pick雑感

こんにちは星です。普段はZEALという2Pickチームに所属しており、レート期間などは2Pickに励んでいます。実況・解説などもしているのでもし大会などを開かれるのであれば是非呼んでいただけたら光栄です。自己紹介はこれくらいにして先日光輝の顕現・ラーが掲示されなくなる調整が入ったのでまだまだ環境としてどのように動いていくかわかりませんが、ある程度まとめてみました。

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9期前半戦の結果を一応貼っておきます。

ビショップ

レジェンド、ゴールド枠

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ラーが居なくなってしまったので、ソフィーナとアンヴェルトがトップ評価になりました。後はデッキバランスとの相談になる事が多いのではないかと思います。今期は中〜大型フォロワーが立ちやすい環境なので、イヴィルやセリーナやロレーナも非常に強力です。赦しの聖騎士なども他のレジェンド・ゴールドカードを活かしてくれたり、リソースを繋いでくれるのであると嬉しい1枚です。個人的には神域の法皇は後のレアリティで話すノアの連携を稼いでくれるので好きな一枚です。

銀枠

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やはりノアの追加が今までの立ち位置を更に引き上げる一枚になったのが象徴的でしょうか。相手の効果消しながら連携10溜まると自動進化するのが非常に強力でロングゲームを許さない一枚になってます。基本的にはダーティ、セト、ノア辺りを集めていくのが基本筋になります。ピラータートルのサーチ先は減っているのでそこは注意です。

銅枠

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前期同様カインドブライトは最強で負け筋を消しながらリソース戦においても強力なので基本はマストでいいと思います。追加カードに一角獣とセイントタイガーがあるのと鐘楼のシスターにより中盤のボード制圧力が増して、他のリーダーはこのカードを返すだけでも精一杯になることが多いです。ブレッシングバードは連携3を稼ぎながら盤面を作ってくれるので、評価はかなり上がりました。全体的に弱いカードが減ったのもあり、アミュレットを出すカードを中心に集めていきます。リソース少なかったりした場合、ホーリーエンチャンターも1枚から2枚はpickしておくのは大事かもしれません。

総括

やはりラーが居なくなってしまったのは痛手ですが、上位リーダーのポテンシャルは兼ね備えています。基本的にはブレッシングバードやセイントタイガーや一角獣で盤面を作る事と連携を稼ぎながら、中盤or後半でノアや金虹で圧をかけていくリーダーです。先手ではややハンドリソースが足りなくて苦しい試合になる時もあるのでリソースカードへの意識を忘れないようにすれば安定した勝率が保てるのではないかと思います。


ネクロマンサー

レジェンド・ゴールド

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やはりミルティオは今期も最強で間違いはないかと思います。哲学者はデッキにもよりますが、ビショップ以外は返すだけで精一杯なのでやはり優先度は高いままだと思います。重めのカードはカードの効果に流されず、しっかりデッキからプランを判断して確保していくのがいいと思います。追加カードはバザラガがやはり対処する手段が限られているので非常に優秀な一枚になっています。ニオも奥義の時点で使いやすさが高いので評価は高いです。環境としては中盤のせめぎ合いの結果がそのまま結果に出るような感じなので盤面を作れるカードやひっくり返せるカードはかなり点数が上がりました。これに付随して、リアニメイト4のカードが増えたので大ツルハシや絆の共振は前期より使い勝手が良くなったのがETA環境といった印象です。

銀枠

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前期ネクロマンサーの一つの勝ち筋になっていたインパルスは今期もマストpickでもいいのかなと思います。壊妄の狂戦士・ザザは山札を循環させてくれるだけではなく、要らないカードを葬送して進化権温存しながら交戦時1ドローが付いているバリューカードです。リアニメイト4に対応してるのもプラスな要素だと言えます。これらに金鉱暗がり2コスフォロワー(リーパー優先)を確保していくのが安定なのかなと思います。前期を経験しているとフェイタルオーダーは取れる認識の人が多いかもしれないですが、今期はそこまでなので過度に取りすぎるのは禁物です。アンデットパレードはインパルスザザ以外は避けましょう。

銅枠

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フレンドリーネクロマンサーを筆頭にテンポを作りやすいカードが多い印象があります。ソウルガイドもスケルトンやゴーストに打ち込むことでそこまでロス無くリソース回収できるので強いです。今期は中盤のボード干渉が大事なので誘いは前期より上がった印象があります。軽除去の順番は強襲→ハンスラ→怨恨に自分はしてます。かなりテンポを返していくのが限定的なのでしっかり低コス集める意識は大事だと思います。

総括

前期の強いところに一部追加カードで前半から中盤にかけてというより、中盤から後半にかけたプランが見やすくなったのが前期までとの変更点でしょうか。しっかり盤面を作った上でレジェンド・ゴールドorネクロインパルスに繋げていくことが重要だと思います。返すカードの優先度が変わったので(金鉱などの評価が若干落ちた)そこが付け込まれると厳しい展開になる時があるのでそこは気を付けたいです。

ウィッチ

ゴールド・レジェンド

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構築ではアクセルヒーロー・マイザーの上方修正が熱いですが、2pickにおいては楽隠居の元国王・フォリアや魔導の申し子・フュンフのおかげで前環境よりゴールがはっきりしたリーダーと言えます。この2枚はマストで取りたいです。他には、ゼノイフリートは大紅蓮の効果が施されているカードでフュンフなどと相性がいいので強く、前環境から強かった無尽の魔像や土軸の要になるアダマンタイトゴーレムなどはかなり強い部類になります。ヴィンセントは若干バフカードが取りづらくなってしまった分前期のようなマスト感は無くなりました。自分は魔導の君臨者が進化権を作りながらフォリアなどに繋げやすい面を作ってくれるので好みです。

銀枠

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やはりフューチャービジョンはFOH環境から優先度は変わらず、その次にマーシャルゴーレムを取るようにしています。フュンフなどを取れた際にはスウィートマジシャンなどは解放奥義のカウントを下げてくれるので意識して集めたいです。アリステラなどはハンド消費が若干激しくなってしまうので過度に信頼しすぎるのは注意が必要です(弱くはないです)。境界の魔道士は上記のカードよりは若干下がりますが、最大AOE4点はケアがしづらいので決まればその後の試合展開を優位に進めてくれたりするので土消費の観点からもできれば確保したいです。

銅枠

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博学の魔道士などが追加されましたが、ポーションウィザードは確保したい1枚です。全体的に中型から縦に強いカードが多いのでアブゾーブスペルや氷雪の魔道士は集めたいです。(氷雪はデッキバランスを意識しないとただの置き物になる)個人的には形成の魔術師は様々な状況をカバーしてくれるのでおすすめなのとレヴィールの保安官補はスタッツ自体は微妙ですが、早めに20枚以下に到達してくれるので偉い場面がある印象があります。

総括

全体的には進化権がかなり重要なリーダーなので、序盤でも雑に進化を使わない事を意識していきたいです。ゴールド・レジェンドでどういうデッキにしていくのかを決めて、銅枠は20枚以下になると強い効果になるカードが多いので、できるだけ山札を進めるカードや盤面に触れるカードを集める。(進化権を温存したい)銀枠ではビジョンマーシャルのゴールド・レジェンドが弱い際の勝ち筋は最優先で取り、スウィートや境界の魔道士のようなカードはデッキのまとまりを見て選んでいきたいです。

ヴァンパイア

ゴールド・レジェンド枠

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今期からの追加カード神狼・シスがトップ評価で間違いないと思います。少し落ちますが、後述するイビルウルフなどにも繋がりやすいネレイアは最強です。ダルホードやハザンやグラトニー辺りが次点といった感じでしょうか。前期はボルテオに寄せた方が勝つなどの話もありましたが、全体的に追加カードが強力なので中盤で取ったら意識するくらいでいいと思います。(過度に寄せすぎない)

銀枠

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やはり壊天災・ハレゼナの追加はヴァンパイアリーダーにとって待望の勝ち筋となりました。取られにくいので場残りもよく、上手くいけばかなりダメージを与えてくれるカードです。ですが、あくまで後に後述するイビルウルフを安着すれば勝ちに近づくので燃え盛る抵抗での盤面リセットも同じくらい意識してpickしていきたいです。レッドキャップなどは使い勝手がよくスカルなども渇望状態や復讐状態では2コス以上の働きを見せてくれるのでこちらも集めていきたいです。自傷カードの取りすぎには注意しましょう。

銅枠

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イビルウルフはエンハンスで使うと上位リーダーでもかなり処理に手こずってしまう1枚で、複数枚集めていきたいカードです。ルーレットヴァンパイアもイビルウルフに繋げやすいカードで3コストの結晶で置けると、かなり試合運びが容易になります。インサイトデビルのおかげで特にデメリットなくリソース問題も解決できるようになったのでこれらのカードを集めながら軽除去やマナカーブを整えていきたいです。孤高の悪鬼は弱いカードではないですが前期よりは下がった印象です。1マナと蛮声のオーガは取りすぎに気を付けましょう。

総括

追加カードが強力なのでイビルウルフやハレゼナで勝つようなpickをしていきたいです。ですが、環境の上位リーダーにネクロマンサーがいるのとN枠からも打点が飛んでくるような環境なので、ライフで受ける択は特にこのリーダーは負けに直結します。ですので軽除去やマナカーブはネクロマンサー同様、しっかり確保しながら上記の勝ち筋に繋げていくのがいいと思います。


まとめ

いかがでしょうか。今回は上位リーダーと呼ばれている4つのリーダーを中心にまとめてみましたが、まだまだ考察できる部分はあると思うのでこの記事がそれらの手伝いになっていただけたら幸いです。もう少し詳しく話を聞きたい又は質問したいという方がいましたら配信や今後個人サーバーを開設していこうとおもうのでそちらの方もよろしくお願いします。有料記事の購入者はこれ以降が内容になっていきます。

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