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ストVファイナルシーズン 最強キャラランクはどのキャラになる?

※注意:この記事は2020年から2021年にかけて書かれたものです。
2022年5月時点(CE202203Ver)ではプロ間でも「最強キャラはルーク」という認識で一致しています。
但しルークも調整で弱体化されたため、以前ほどの強さはないと思われます。

自分は格ゲー動画勢でCPT(CAPCOM Pro Tour)等の大会もよく見ているのですが、先日ストリートファイターV(ストV)ではファイナルシーズンが発表されました。

【今後のアップデートについて】
本当にありがたい事に、「チャンピオンエディションおよびシーズン4」はとても良い評価を皆様から頂いています。
そこで、さらにストVを盛り上げるべく、ファイナルシーズンとなる「シーズンV(ファイブ)」の開発が決定しました!
シーズンVは「V(5)」体のキャラクターを追加する予定で、新ステージも3つほど開発を検討しています。
5体のセレクトは既に決定し、開発を開始しているところです。きっと皆さん驚くキャラクターになると思いますのでご期待ください!
(引用元 https://game.capcom.com/cfn/sfv/systemfault/133029)

5年の長きに渡ったストVの戦いもこれが締め括りのシーズンになります。
2020年7月現在のバージョンはCE(チャンピオンエディション、シーズン4)です。

ファイナルシーズンでは追加新キャラがあるため、キャラクターランク等にも変動要素があると思いますが、シーズン4-5ではどのキャラが最強ランクに近いのか。これについて、WEB記事や有力プレイヤーの配信等を参考に、備忘録として掲載します。
(個人の備忘録のため、内容について正しいかどうかの保証は致しかねます。)

ネモ選手評価①(2020年6月)

(CPTオンライン2020アジア-東南大会1出演時)
「(5強は)セス・豪鬼・ユリアン・G。あと1キャラを何か考えている状態」
ラシードは5強を狙える位置にいる。」
ガイルは(5強)かなりありそう。」
「アビゲイルは5強に入っていない。」

ネモ選手評価②(2020年7月頃)

(個人配信時)
「キャラランクは「S・A・B」の3つのランクしかない。Sは1キャラで優勝を狙える、全キャラに満遍なくいけるのがS。」
「S・A・Bの差はそれほどない。」

・Sランク:豪鬼・セス
・Aランク:ユリアンラシードダルシム・アビゲイルなど15キャラ程度
・Bランク:ギルなど ギルは火力が高くそれほど弱くはないが大会で勝てない(ギルはネモ選手の使用キャラ)

カワノ選手・ガチくん選手評価(2020年5月)

「Sランク:ユリアン・豪鬼・セス
(5強はユリアン・豪鬼・セス・ガイル・ポイズン

ウメハラ選手評価①(2020年4~6月頃)

(個人配信時)
ガイルは5強に入る。ガイルは対空で空投げを使わないとランクA止まりのキャラ。」

ウメハラ選手評価②(2020年10月24日)

(個人配信時)
ガイル以外でメインにするとしたらユリアン。ユリアンは通常技、スキル技、ゲージ技の全てが強い。」
「ときど選手が大会(CPTオンラインアジア-東大会2)で(豪鬼でなく)ユリアンを使うのはごく普通の事。豪鬼は依然として最上位キャラではあるが、通常技の隙が気になる。」
「最強キャラはユリアン。ただ(ユリアンとの)直接対決では(ウメハラ選手持ちキャラの)ガイルが有利。」
Gの評価は若干下がった。」

ウメハラ選手評価③(2020年11月27日)

(個人配信時)
(ゴンタ氏の質問「ガイルがこのキャラマジきつい・終わってるって組み合わせとかはあるの?」に対して)「ないね。シーズン5ではない。だから強いよガイルは。今回相当当たり回だねガイルは。」
「ケンと本田は本田の方が強い。本田とキャミィでも俺は本田押し。」
ファンは本田より強い可能性がある。ファンはまだまだ掘れる。(ファンは)Aクラスはあると思ってる。弱点は弾が滅茶苦茶きつい事。」
「(是空は)全然強くないと俺は思ってるけどね。Infexious(註:ウメハラ選手所属のTeam Mildom Beastのプレイヤー)が勝ってるけど(プレイヤー性能で)あの人が強いだけで是空が強いと思った事は一回もない。(是空よりも)ファンの方が強い気がする。」
Gは強いね。トップ集団の1個下くらい。」

「俺の中で最強キャラはユリアンと思っていてこれは結構自信がある。ユリアンが最強でその下にガイルセス豪鬼が入る。それが第2グループ。第1と第2の差はそれ程無い。」
ラシードは結構強いけど凄い細かく分類すると1個下がる。コーリンも1個下がる。ラシード・コーリンは細かく分けると上から3番目(第3グループ)くらい。」
ガイルセスも滅茶苦茶強いけどユリアンと同じではないよね。客観的に見て多分あれ(ユリアン)が最強だなっていう。0.5ポイントくらいの差でガイルとかセスがいて実質同じくらいの強さだけどハナ差でユリアンが上。」
豪鬼はガイル・セスよりはちょっと下がるかもね。結構勝ってるからやっぱり強いのかな。第2グループに豪鬼セスガイル。その更に下にGがいるけどそのグループと第2グループの差は結構ある。」
Gは立ち回りが強くないから爆発力はあるけど安定させるのが結構大変。」

11/27/2020 ミルダム配信 Mildom - おじ雑(Daigo the BeasTV)1:19:20頃

三太郎選手評価(2020年10月24日)

(ウメハラ氏個人配信時)
セスポイズンが2強。アビゲイルもかなり強い。」※三太郎氏のストV持ちキャラは春麗。

カワノ選手・どぐら選手評価(2020年12月3日)

(個人配信時)
「人によってアビゲイルは5強に入っても全然おかしくない。俺はユリアンセス豪鬼ガイルコーリンを5強に置いてる。」(どぐら選手)
「今5強というよりは7強~8強くらいですよね。」(カワノ選手)
「何なら2強でユリアンセス。後1キャラ。2強に並ぶなら豪鬼ガイル。」(どぐら選手)

ときど選手評価(2020年7月)

(TOPANGA配信)
豪鬼セスのキャラパワーは同じくらい」

TOPANGA TV配信評価(2020年2月)

6強:豪鬼・春麗・コーリン・ユリアン・ラシード・キャミィ

レッドブル記事評価(2020年2月)

Sランク:G・ラシード・ベガ・春麗・いぶき・是空・アビゲイル

追記

勝ちたがりTV評価(2021年2月)

Sランク:ユリアン・ガイル・セス・アビゲイル・キャミィ・豪鬼・コーリン・ポイズン
(勝ちたがりTV #401 現行Verのキャラランク総まとめ)

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TOPANGA TV評価(2021年2月)※全体評価

SSランク:ユリアン

画像2

(TOPANGA TV #464現行Ver総まとめ !キャラランクを考えよう)

TOPANGA TV評価(2021年2月)※マゴ選手評価

Sランク:ユリアンガイル・アビゲイル

画像3

TOPANGA TV評価(2021年2月)※ときど選手評価

壊れ:ユリアン

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TOPANGA TV評価(2021年2月)※ガチくん選手評価(ラシード視点)

Sランク:ガイル・コーリン・アビゲイル・キャミィ・ユリアン・ポイズン

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筆者の評価(2021年7月)(動画勢視点)

Sランク:ガイルユリアンキャミィ

画像6

自分は動画勢ですが、直近のアップデートと大会結果も加味すると、3キャラがSランクキャラだと思っています。

自分のSランク評価キャラクター(2021/7ver)※2021年7月追記
ガイルユリアンキャミィ

■直近大会結果

・CPT2021日本大会#1
優勝 マゴ(キャミィ)
2位 ときど(ユリアン)
3位 ももち(リュウ、セス)
4位 カワノ(コーリン)
5位タイ 竹内ジョン(ラシード、コーディー)・板ザン(アビゲイル、ザンギエフ)

・INTEL World Open 日本・韓国地域決勝最終順位
優勝 ときど(ユリアン)
2位 NL(キャミィ)
3位 ぷげら(バイソン)
4位 ガチくん(ラシード)
5位タイ ボンちゃん(かりん)、sako(メナト)
7位タイ MadHawk(コーリン)、ふ~ど(ポイズン)

・第3期TOPANGA CHAMPIONSHIP
優勝 カワノ(コーリン)
2位 ときど(ユリアン)
3位 ひぐち(ガイル)
4位 水派(コーリン)
5位 ガチくん(ラシード)
6位 板ザン(アビゲイル、ザンギエフ)
7位 様式美(キャミィ)

自分のSランク評価キャラクター(2021/7ver)
ガイルユリアンキャミィ

■Sランクキャラについて

ガイル……CPT2020アジア-東大会優勝のウメハラ選手や、TOPANGA CHAMPIONSHIP(第3期 )で3位のひぐち選手の使用キャラ。
ソニックブームのガード時有利フレームが±0Fになり弱体化したが、リバーススピンキックなどの通常技のリーチが長く、無敵のあるサマーソルトキックを始めとした守りが強いため、未だに最上位。
攻めても強く、TOPANGA CHAMPIONSHIPではひぐちガイルがジャンプ小Kからのめくりでときどユリアンを苦しめた。

ユリアン……INTEL World Open 2021日本&韓国地域で優勝、及びTOPANGA CHAMPIONSHIP(第3期 )で2位のときど選手の使用キャラ。
他にネモ選手、りゅうせい選手、Shuto選手など有力プロ間でもメインキャラが多い。
エイジス回りが弱体化されたが、リーチやリーサル力、端での継続火力が飛び抜けて強い。更に飛び道具や無敵技、アーマー付与技もある。
ときど選手が豪鬼を辞めてメインキャラとして採用するほど評価が高い。

キャミィ……CPT2021日本大会で優勝のマゴ選手や、INTEL World Open 2021日本&韓国地域で準優勝のNL選手(韓国)の使用キャラ。
アップデートで弱体化されておらず、相対的に強さを維持。
藤村選手、まちゃぼー選手など、これまでメインが固定されていたトッププロが直近でメインキャラやサブキャラに選ぶ選手が増えており、プロ・アマ問わず評価が高い。
但し、(低空キャノンストライクなどの)操作が難しいらしく、大会でも操作ミス(所謂「MK」)を頻繁に見る。

■その他のキャラについて

コーリン……TOPANGA CHAMPIONSHIP(第3期)で優勝のカワノ選手、同じく4位の水派選手の使用キャラ。
Vタイマーの減少等の弱体化がされたものの、依然としてトリガーは最強クラスの性能で、逆転力が高い。通常技の牽制も強い。
実質Sランクでもいいと思うが、今回はAランクにした。

ポイズン……リーチが長く遠距離キャラにも関わらず攻撃力もトップクラス。
ふ~ど選手、Punk選手(アメリカ)など複数キャラ使いの強豪が好んで使用している。
実質Sランクでもいいと思うが、今回はAランクにした。

バイソン……直近アップデートで最も強化されたキャラ。ダッシュストレートがフレームやダメージ面で強化。FFBが超強化され溜めなしでダッストが出せるようになった。
直近ではぷげら選手がINTEL World Open 2021予選で優勝と早速結果を出した。
元々バイソンの第一人者だったが、ぷげら選手の活躍はバイソン強化が原動力になっているのは間違いない。
一時期はときど選手もサブキャラの候補に挙げるなど、トッププロ間での評価も高まっている。
刺さるキャラも多く、メナトにバイソンは大きく有利を持っている。
sakoメナト対策としてバイソンは非常に有効だろう。
実質Sランクでもいいと思うが、今回はAランクにした。

ラシード……INTEL World Open 2021やTOPANGA CHAMPIONSHIP(第3期)で結果を出しているガチくん選手、同じくINTEL World Open 2021予選通過のもけ選手の使用キャラ。
DetonatioN Gamingに移籍した竹内ジョン選手に関しても使用歴が長い。(但し直近ではコーディーの使用が増えている。)
常にティアーのSかAに位置しているキャラで、今バージョンでも恐らく最上位クラスだろう。
端での継続火力が高く、複数の空中軌道変化技で相手を翻弄する。
地上戦も立ち強Kが強化された。
実質Sランクでもいいと思うが、今回はAランクにした。

かりん……横押しが強い打撃系キャラとして、特に多キャラ使いの選手(パンク選手、ボンちゃん選手、マゴ選手など)に好んで使用されている。
以前のバージョンでは最上位にいたこともあるが、スタン値の減少で端での継続火力が落ちたことから現状Sランクに挙げる人は少なそう。
但し、火力と運び能力は依然として高性能。
実際、多少性能が落ちてもかりんから別キャラに乗り換えるという選手はほぼ居ない事がこのキャラの性能を表している。
今バージョンでもマゴ選手やボンちゃん選手の評価では、(個人配信での発言等から)最上位に近い評価が与えられている。
実質Sランクでもいいと思うが、今回はAランクにした。

アビゲイル……前バージョンから弱体化。TOPANGA CHAMPIONSHIP(第3期)では、板ザン選手が決勝リーグに進むなど依然としてタフさや爆発力、アーマーからの無法プレイがあるものの、今バージョンではSから転落した可能性が高い。今回はAランクにした。

メナト
パワーは然程ないものの、リーチが長く弾キャラを苦にしない立ち回りが可能。
ダルシム等と同様、非常に特殊な操作と熟練が必要とされるため、最も操作難易度が高いキャラと過言ではない。
プロ間でも、まともに試合で動かせているのはsako選手くらいだろう。
Aランクにしたが、選手限定の「sakoメナト」としての強さは、実質Sだと思う。

G
ラッシュ力や爆発力はあるものの、アップデートで強化や弱体化を繰り返して中々評価が安定しないが、今バージョンではsako選手がサブキャラ候補として目を付けたことで、「あのsakoさんのキャラ」とにわかに注目を集めている。
詳しくはYoutubeのsakonoko_gameチャンネルを見て頂きたいが、元々はSFL: Pro-JP 2021で同チームになったときど選手とsako選手が、ミーティングでときど選手から「カゲはいけるんですかね」と聞いたことでプレッシャーを感じてGのサブ練を開始した、という経緯があるらしい。

ジュリ
アップデートで風破連脚が強化され火力が上がった。SFL: Pro-JP 2021 トライアウトでジュリ使いが複数優勝している事から、ティアーが上がっているのではと思われた。(トライアウト第1回でよっさん選手が優勝、第6回でaiai選手が優勝。)
今回はBランクにした。

豪鬼
以前はティアーの最上位だったが、アップデートを重ねて徐々に位置が下降。現状Aランクくらいだと思われる。
未だにトリガーの爆発力があり攻撃力は高いが、キャミィと同様体力の低さで安定させ辛いのかも。

セス
キャラ追加時は最上位と認められたセスだが、アップデートで主力武器のアナイアレイトソード等が大きく弱体化。
丹田マニューバもそこまでではないという事で、ティアーが大きく下降した。現状Bランクくらいだと思われる。プロ選手の個人配信で聞く限りは、「体力が低く直ぐ溶ける(0になる)」という事もマイナス査定らしい。
sako選手、ももち選手等のトッププロが愛用していたが、彼等を始め選手の多くが別キャラに乗り換えている。
プロで使い続けているのはどぐら選手のサブキャラくらいか。
代わってクローズアップされているのはバイソンだろう。

ダルシム
Mister Crimsonのような攻撃的「アグロダルシム」が猛威を振るっており、日本でもSFL: Pro-JP 2021 トライアウト#4でYHC-餅選手が優勝する活躍を見せているため、実質Aランクに近い強さがあると思われた。
今回はBランクにした。
(Mister Crimson……Red Bull Kumite LondonやCPT2021フランス・スペイン・ポルトガル予選等で優勝。)

リュウ
これまで低ランクにいたリュウだが、アップデートでコンボルートが増え火力が上昇。
ただ、相変わらず短いリーチ等から、上位キャラを脅かすほどのキャラパワーはなく、今バージョンは中位かやや上寄りくらいだと思われる。
トッププロでは、ももち選手がリュウを大会に使用している。

勝ちたがりTV評価(2021年8月)※オロ・あきら追加後

Sランク:キャミィ・ユリアン・バイソン・コーリン
(勝ちたがりTV #428 勝ちたがりキャラランク作成!)

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オロ・あきらの追加後に勝ちたがりTVで初ティアー評価がされました。
通常のSABランクではなく点数評価形式でティアーが付けられています。
Sランク相当の102-100点は安定のキャミィ・ユリアン、強化されたバイソン、トパチャンとEVO優勝のカワノ選手のバフでコーリンの4キャラが最強キャラに。
追加の新キャラ「オロ」はランクC相当の89-85点。「あきら」はランクB相当の94-90点。マゴ選手はあきらを相当弱いという評価をしていましたが、プロ間でも徐々に上がってきたようです。
個人的には勝ちたがりTV評価では豪鬼がやや評価が低すぎると感じました。
ガイルの評価は一段階上でもいいと思います。

カワノ選手とPunk選手によるトップ5キャラ選出(2021年9月)※オロ・あきら追加後

カワノ選手のYoutubeで、カワノ選手からアメリカの強豪のPunk選手に現在の上位5キャラを聞いた話が投稿されているので、紹介します。
2021年9月9日投稿なので恐らくオロ・あきら追加後だと思います。

Punk選手による5強キャラ
ポイズン・ラシード・かりん・キャミィ・ダルシム

(筆者の解説)
Punkの代名詞と言えるかりんと、同じく使用キャラのポイズンの2キャラは入ると思います。
またラシードは、元々常にSかAランク上位に位置していますが、日本のガチくんやアラブ首長国連邦のビッグバードやアングリーバード等世界的にも強豪プレイヤーが使っているのでSキャラに入ってもおかしくはありません。
キャミィは現バージョンで特に弱点のないキャラなので、妥当な選出です。
ダルシムはやや意外な選出ですが、直近でMister Crimson(フランス)や日本のYHC-餅選手等の超攻撃的「アグロダルシム」が猛威を振るっているので、それを脅威に感じている、という事かもしれません。
ただ、ガイル、ユリアンが入らないのは、やや意外です。
日本だとウメハラガイルやひぐちガイル、ときどユリアンやりゅうせいユリアンなど強豪プレイヤーが使っているキャラなので、この辺りは地域差があるのかもしれません。

カワノ選手による5強キャラ
ユリアン・キャミィ・ガイル・バイソン・コーリン

(筆者の解説)
こちらは非常に納得の選出で、自分の挙げたSランクキャラもガイル・ユリアン・キャミィですし、バイソン、コーリンも現状Sに入れていいキャラではないかと思います。
日本ではユリアン、ガイル、キャミィの3キャラの評価が(特にトッププロレベルで)高く、大会で好成績を残しています。
後はカワノ選手の持ちキャラであるコーリン、ぷげらバイソン、ガチくんラシード等、トップティアープレイヤーの使うキャラはやはり強キャラと言えるでしょう。

あきらについて、マゴ選手の評価(2021年9月)※オロ・あきら追加後

(個人配信時)
新キャラ追加後、あきらを重点的にやり込んで出来たマゴ選手の評価

「きついキャラはきつい。メインキャラはない。
現実に大会で使えるかというと実用性はない。
誰の何のキャラに出すのという感じで。やればやるほどきつくなる。

あきらのティアー15強はいくかいかないか・・・分からない。
コーリンは、マジきつい。やる気なくなるくらい。
バーディーは、マジでやる気なくす。

ナッシュ、サガットも相当きつい。全部確反(確定反撃)。
かりんはまだ試合になる。火力はあるが、技が足りない。
sakoさんのカゲと似ているかも。面白いけどどこで使うの?
(相手が使う)かりんは相手にすると火力が高いなと思った。」

ガチくん選手のラシード目線評価(2021年9月)※オロ・あきら追加後

(個人配信時)

2021年9月29日の個人配信にて、ガチくん選手のラシード目線評価のダイヤグラムが作られました。

上から6:4はラシード有利、下は4:6がなく、最大でも4.5:5.5の微不利が5キャラという評価との事です。
左は有利なキャラ、右がきついキャラと言う事。

この内容ではキャミィ、ベガ、かりん、コーリン、あきらが4.5:5.5の微不利で、中でもあきらは実戦で一番勝率が悪いため、一番きついキャラになっているようです。
結果で見ると、ラシードが非常に強キャラという事が言えると思います。
なお5.5:4.5で同キャラのラシードがいるのは、同キャラ戦に自信があるためと思われます。

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ももち選手の評価(2021年11月末)

ルークについての評価(2022年1月)※ルーク追加後

2021年11月29日にストV最後の追加キャラとなるルークが配信されました。

SFL2021ではリーグ中にプロ選手で使う選手はおらず、実際の強さはまだ分かっていません。
ルークは弾の弾速が速いことと、無敵昇竜があること、また攻撃判定と当たり判定が小さく、プロ間でもティアーSに近いという評価をする人もいます。
実際にティアーがどの程度かはCPT2022でどの程度勝ち進める事が出来るかが一つの分水嶺になると思います。

ただ、2021年末のトパンガコンセプトマッチでのぷげら選手vsインフィルトレーション選手での対決では、ぷげら選手のバイソンが、インフィル選手のルークに一方的に勝っていたので、バイソンとルークの相性もあるかもしれません。

勝ちたがりTV評価(2022年7月)

Sランク:ルーク・コーディー・ポイズン・ダルシム・ベガ・春麗・ガイル・ラシード
(勝ちたがりTV #472 キャラランク作成!)

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ふ~ど・ボンちゃん・コサクの3人でのランク決め。
(レギュラーのもけは体調不良のため休み。)
来年にSF6を控えSFVも最終盤、またSFL2022直前ということでのランク作成。
直近で大会で活躍したコーディー、ルーク、ポイズン、ラシード等が上位で納得のランク。ダルシムがSに来ているのが今シーズンの特徴です。
若干パワーの下がったコーリン、ユリアン、キャミィ、バイソン等はAに落ち着いています。逆にファルケは急上昇してAに。
復活のネカリもAですがルーク等上位キャラにはきつそうです。
キャラの総合的な力が拮抗してきてBが多くなってきています。

ももち選手の評価(2022年7月12日)

S+ランク:ルーク・ダルシムベガ・ポイズン

ももち選手はCAPCOM Pro Tour 2022日本大会優勝、Red Bull 5G 2022 西代表、第4期 TOPANGA CHAMPIONSHIP5位、TokyoOnlineParty#8準優勝等2022年直近で各大会で結果を出しています。
ももち選手の使用キャラ・コーディーは最上位に近いSランク評価になっています。

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大会結果と大会上位キャラクター

直近の大会結果で優勝や上位進出のキャラクターは以下になっています。

EVOJAPAN2020(2020年1月)
優勝:さくら(ナウマン)
準優勝:キャミィ、かりん(マゴ)

TOPANGAチャンピオンシップ(2020年2月~3月)
優勝:豪鬼(ときど)
準優勝:
ポイズン、ミカふ~ど

CPTオンライン2020欧州-東&中東大会1(2020年6月)
優勝:かりん(phenom)※CPT本大会への出場権を獲得
準優勝:ラシード(bigbird)

CPTオンライン2020北米-東大会1(2020年6月)
優勝:ユリアン(mandrake)※CPT本大会への出場権を獲得
準優勝:バルログ(metrom)

CPTオンライン2020アジア-東南大会1(2020年6月)
優勝:セス(skz)※CPT本大会への出場権を獲得
準優勝:ガイル(chuan)

CPTオンライン2020アジア-東アジア大会1(2020年7月)
優勝:ガイル(ウメハラ)※CPT本大会への出場権を獲得
準優勝:ミカ、ポイズン(ふ~ど)

JAPAN eSPORTS GRAND PRIX ストリートファイターV部門(2020年9月)
優勝:ポイズン(ふ~ど)※JeSU選抜日本代表権を獲得
準優勝:
ラシード(ガチくん)

CPTオンライン2020アジア-東アジア大会2(2020年10月)
優勝:ラシード(ガチくん)※CPT本大会への出場権を獲得
準優勝:セス(ももち)

結果と展望

キャラクターランク付けや個人配信などからはユリアン・豪鬼・セスの3キャラはトップティアーで間違いないようです。
ガイル・G・ポイズン・コーリン・ラシードも上位に挙げられています。

直近大会結果は比較的ばらけており、かりん・ラシードの前シーズントップティアーキャラと今シーズントップティアーに挙げられるユリアン・セスが上位の成績を残しました。
他、ポイズン・ガイル・バルログ・さくら・キャミィといったキャラクターも大会上位に進出しています。

新キャラクターが追加されても、連携や対策などで大会に実戦投入するには時間がかかるため、ファイナルシーズンでもユリアン、豪鬼、セスの3キャラはトップの地位でまず間違いなさそうです。

特にセスはキャラクター追加されて迎える初めての大きな大会なので、使用キャラに選んでくる選手が多くなると思われ、アジア-東南大会でセスで圧倒的な強さを見せたskz選手のような使い手が増えてきそうな予感です。

日本人トップ選手は主に以下の選手を使っています。
今のところセスをメインキャラに組み込みそうなのはももち選手、サコ選手ですが、本番は果たしてどうなるか。

・ときど 豪鬼・ユリアン
・マゴ かりん・キャミィ
・ガチくん ラシード(サガット・かりん)
・ボンちゃん かりん・サガット(ナッシュ)
・ウメハラ ガイル(カゲ)
・ももち セス・コーリン(ルシア)
・ネモ ユリアン・ギル
・藤村 春麗・豪鬼(いぶき)
・ふ~ど ポイズン・ミカ(バーディー)
・サコ セス・メナト・カゲ
・ナウマン さくら(ケン)
・まちゃぼー ネカリ・豪鬼
・どぐら ベガ・セス
・カワノ コーリン(ジュリ)
・ジョン竹内 ラシード
・もけ ラシード(キャミィ)

※ボンちゃん選手は2020年の主要大会不参加を表明

CPT大会日程は以下のリンクになっており、日本人選手が参加するアジア-東大会1は2020/7/25に開催されます。

日本語中継サイト

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2021年2月のVシフト追加・ダン追加・ファイナルシーズン最初の調整後のキャラクターティアー状況

2021年2月12日の調整で新防御システムのVシフト追加と新キャラダンの追加、更にVシフトを前提としたキャラクター調整がありました。

特にこれまでティアー最下層とされたリュウやアレックス、ファルケは大幅強化され、調整後はウメハラ選手を初めとして有力選手もリュウを使うプレイヤーが増加しています。

Vシフトをどう使うかも含めてまだ選手間でも試行錯誤が続いており、ファイナルシーズンの最初のティアー状況ははっきりしていません。

ただ、よく言われているのは、

・Vシフトを前提とした防御を考えるとキャミィが最も有利
・上位ティアーのユリアン、アビゲイル、ガイル、キャミィ、メナトといったキャラクターは今シーズンも強い
・リュウはこれまでつながらなかったコンボがつながるようになり火力は大幅増加

の3点で、キャミィとリュウを使うプレイヤーがかなり増えている印象です。

カワノ選手のリュウ解説動画

ガチくん選手とカワノ選手の2021年アップデート後最新キャラランク




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