2020年にプレイした隠れ名作ゲームを挙げる（IGNしゃべりすぎGAMER）

GOTY（ゲームオブザイヤー）には選出されないけど個人でこれは推したいという2020年の隠れ名作をIGN Japanメンバーが語る#228 しゃべりすぎGAMER動画がアップされています。

埋もれてしまった名作を語らう2020年の隠れ名作：#228 しゃべりすぎGAMER

GOTYは自分も一時期2015-2016年選出した事がありますが、その年相当数ゲームをプレイしないと選出できないので、辞めてしまいました。
また発売月によって「その年」GOTYに入るかどうか悩ましいので、その年自分がプレイしたゲームと割り切って選出もしていました。

GOTYはAAAタイトル、超大作ばかり話題になりますが、今回IGNではGOTYというほどには話題になってはいないが自分が推したい隠れた名作ということがテーマになっています。

自分が2020年今年プレイしたゲームは以下です。このうち今年発売・リリースされたのはドラゴンクエストタクト（アプリ）とOutward（PS4）。

1月 Divinity :Original Sin 2 DE（PS4）
2月 ウィザードリィ 囚われし魂の迷宮（Steam）
3月 ウィザードリィ 囚われし魂の迷宮,BIOHAZARD RE:3（PS4体験版）
4月 ドラゴンズドグマ:ダークアリズン（PS4）
5月 ドラゴンズドグマ:ダークアリズン
7月 メトロ リダックス（PS4）,ドラゴンクエストタクト（アプリ）
8月 新・世界樹の迷宮（3DS）
9月 新・世界樹の迷宮,世界樹の迷宮新2（3DS体験版）,世界樹の迷宮V（3DS体験版）
10月 世界樹の迷宮IV（3DS）,黄泉ヲ裂ク華（PS4）
11月 黄泉ヲ裂ク華,Divinity :Original Sin 2 DE
12月 Divinity :Original Sin 2 DE,ブリガンダイン ルーナジア戦記（PS4体験版）,Outward（PS4）

自分はゴーストオブツシマやラスアス2、サイパン2077もプレイしていないので上のラインナップにGOTYに選出されそうなゲームはないですが、隠れた名作というテーマでは、『Outward（PS4）』を挙げます。

ファンタジーオープンワールドでサバイバル要素がある（気温、食事、水分等のリソース管理）というとよくあるゲームのように思えますが、かなりの名作だと思います。

ファストトラベルでの楽な移動はなく、アイテムや鉱石・宝石を換金するために重い荷物を背負い一歩ずつ街に戻る苦しさはモーションでも本当に苦しそうに移動して感情移入出来ます。

リソース管理が重要と言う事でアイテムクラフトも非常に充実しており、水分を飲むときに真水がないので川や海の水を飲むと病気になったりします。
そこで海の水を汲んで焚き火で煮沸すると塩水が水と塩に分解されて入手出来るといったように、レシピの工夫が必要です。

冬山で焚き火を炊いて暖を取り食料を焼いて食べる

拠点となる家をNPCから購入して住居にする事も可能です。ただサンドボックスゲーではないので、基本は家や家具を作ったりするゲームではないです。

敵が強いので戦闘での戦術や立ち回りも重要で、ソウルシリーズほどではないにせよ、攻撃モーションも武器ごとに異なり弓や銃で狙撃したり罠を置いたりして敵をいかにはめるかという事を考えたりする楽しさ（苦しさ）もあります。

イルミネーター・ホラーを遠距離から弓で狙撃する

各地のロケーションや天候のライティング（光源）の描写も美しく、日の光が持っている剣に反射して輝いている表現を見たときは感動しました。

非常に美しいライティング

ストーリーも重視されており、最初は先祖がやらかした失敗を金で償うため冒険に出ますが、その後大陸全土を巡る陰謀に巻き込まれて（徒歩で）東奔西走する必要がありまだゲーム途中ですが今後どうなるのか目が離せません。

広い世界にある様々なロケーション

自分が買う前に思っていた予想以上に面白いゲームで、当分楽しめそうです。

Outwardは、スカイリムやウィッチャー3等のファンタジーオープンワールドが好きな人、ソウルシリーズの戦闘が好きな人にもお奨めです。
洋ゲーにしてはバグは少ないと思います。クラッシュ系のバグは自分は発生していません。翻訳もゲームを進める分には問題ないレベルです。

欠点はUIの文字が小さい事、ロードが頻繁でノーマルPS4では長い事。
重量制限による速度低下が強烈なので移動している時間が長いのが苦痛になり易い事です。
ファストトラベル無し、マップで現在地が表示されない等システム的にデザインされた意図的な不便さを許容出来る人向けです。

Outward - PS4