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SDGs・海の豊かさを守ろう!便利なプラスチックについて考える!

今までは企業がやるイメージだったSDGs!
最近では、個人の取り組みとしても持続可能な社会の実現につながるようなことが増えてきましたよね。雑誌などの特集でSDGsが取り上げられる機会が増えてきたように感じます。

ということで今回はSDGsに関して、17の目標の内の1つ「海の豊かさを守ろう」について考えていきます。
地球の7割を占めるのが海!
人が生息している陸地よりはるかに大きいですね。
そんな海は勝手に豊かで大きいイメージを持っていましたが、実は海洋汚染などが進んでいます。海の近くに住んでいる人は気づいているかもしれませんね。
そんな海の豊かさを脅かしている要因の1つがプラスチックゴミ!

身の回りにある便利なプラスチック

身の回りにはプラスチックが溢れていますね。
家の中では、家電製品や家具はだいたいプラスチックでできています。
カーテンや服、ベッドやクッションにも使われていますし、日用品の容器もプラスチック。
外に行く時には欠かせないマスクもプラスチックでできています。
コンビニやスーパーに買い物に行くと、プラスチックの容器や包装に包まれた商品が並んでいます。
金属だと思っていても、その表面にはプラスチックで加工されていたりします。
このように、プラスチックが使われていないものを探す方が大変なくらい、よく使われています。

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これは、プラスチックの特性が優れているためです。
プラスチックは熱を加えると変形するため、いろいろな形にすることができます。透明なプラスチックもあるので、着色も自由自在。
また、軽くて強度がありますし、断熱性、電気絶縁性もあります。

プラスチックゴミの何が問題なのか

こんな便利なプラスチック!
何が問題なのでしょうか?
それは、プラスチックの特性が優れている分、不要となった時に自然に還りにくいところです。
紙や食品は分解されやすいので自然に還りやすいのですが、プラスチックは自然分解されにくいため、半永久的に残ってしまいます。
そして、分解されずに辿り着くのが海ということで、海洋汚染につながるわけです。

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さらに、ここからも問題があります。
プラスチックは分解されにくいとはいえ、徐々に分解されます。5mm以下のマイクロプラスチックになると、小魚たちが飲み込めるサイズになります。
小魚たちがマイクロプラスチックを飲み込むとそのプラスチックは体内に残されます。その魚を大きな魚が食べて・・・
食物連鎖の頂点にいるのは人間ですよね?
最終的に人間の体内にマイクロプラスチックが入ってきます。
恐ろしいですね。

物を所有する時代から、シェアする時代へ

プラスチックは便利なので、無くすことは厳しいですよね?
そこでプラスチックゴミを減らすためにリサイクルも盛んですが、リサイクルをするにしてもエネルギーとコストがかかります。
そこで最近は、物を所有するのではなく、シェアするような流れが来ていますね。
それが、シェアリングエコノミーやサブスクリプションといったサービスです。
シェアリングエコノミーで、自転車や自動車、傘などをシェアして使うサービスはどんどん広がっています。
また、サブスクリプションで音楽や映画、本を定額制で使用できるのも、わざわざCDやDVDにしなくても、欲しいのはその中身の部分なのでプラスチックを使わなくて済みます。
便利なプラスチックの利用を最低限で抑えられますね。
そういったサービスを提供している企業もたくさん出てきたので、積極的に使用していきましょう。

日常から私たちができること

私たちが日常的にできることもたくさんあります。
ビニール袋が有料化されてエコバッグにする方が増えてきたと思いますが、これもプラスチックゴミの削減になります。
他にも、マイタンブラーやマイボトルを使用することで、ペットボトルやプラスチック容器のゴミを減らしたり。
あとはオーガニックな商品を使うのも、プラスチックゴミの削減になります。

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プラスチックは便利なため無くすことはできませんが、ゴミを減らすことはできるので、少しでも意識的していけると良いですね。


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