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パターン

 先日、小学生の息子が、

「幸せになりたい」

 と言い出したんですよ。

 特に現状に不満があるとかではないようで、「将来は幸せになりたい」という漠然とした希望のようです。

 幸せってなんなのか、その人によって定義が違うと思いますが、その幸せがなんにしても、それは「なる」ものではなくて、「見つける」「再発見する」というものだと私は思っています。

 今、どん底にいると思っている人。

 何ひとつうまく行かないと思っている人。

 まずは、ひとつめの「幸せ」や「愛」に気づくことです。

 けどひとまず、「幸せ」とか「愛」だとかいう大げさなイメージは一度手放してリセットしましょう。

 最初のひとつは、とても身近にあり、ものすごく些細なものです。
 自分をほっとさせてくれるものがそれです。

 温かい飲み物かもしれないし、一瞬のうたた寝かもしれない。
 ラジオで昔好きだった歌が流れてそれに耳を傾ける時間がそうかもしれない。

 毎朝同じ猫を見かける度に、「ああ今日も生きてる」とほっとするなら、それも「幸せ」だし「愛」です。

 それはだいたい、身近なところにあります。
 何も考えず、素直になれば、自分をほっとさせてくれるものに気が付くはずです。

 ひとつ見つけると、「次」が見つかります。

 次が見つかればその次が。芋づる式に見つかります。

 なぜ? と聞かれれば、詳細な説明もできますが…
 そういうものだから、とだけ今は言っておきます。

 
 その「芋ずる式の幸せ発見」が結果として、「八方ふさがりに見える現状から抜け出す」というひとつのパターンになるのです。 

 
 そう、パターンというものが、あるのです。
 それはもう数多のパターンが存在します。
 

 いい方向へ向かうパターンだけではありません。現状維持のパターンもあるし、ろくでもない方向へ向かうパターンもあります。

 宇宙の法則、みたいな言葉もありますが、こういうのもたぶん全部、「そのパターン」に乗る、あるいは沿っていくためのメソッドなんだと思います。

 パターンを読む、というのはどうやら誰にでもできるものではないもののようです。

 今回は、「幸せ発見から始まる上昇パターン」について簡単にお話しましたが、機会があれば、他にもいくつかわかりやすいパターンについてお話できればいいな、と思います。 

 そして最終的には、自分でいい流れをつくってそれに乗っていける、というのを目指してもらえたら嬉しいです。

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