【レポート】オウゴンオニクワガタ――「黄金」と「金」の違い
いきもの名:オウゴンオニクワガタ
学名:Allotopus rosenbergi.
【登場するゲーム】
コウチュウ目クワガタムシ科のキンオニクワガタ。命に値段はない。どんな見た目だろうが、一つの命だ。しかし、この金色のクワガタに、人は高い値段をつけずにはいられないだろう。
ゲーム世界でもそれは同じであり、レアな虫、伝説の虫のような扱いをされることが多い。また、価値だけの存在ではなく、オニクワガタであるので強さも発揮できる。フータも「ああ、オソロシヤ…」ともらすわけだ。また、『昆虫博士』はグラフィックに使える色の関係から黒っぽい見た目になっているが、実はオウゴンオニクワガタは体がしめっているときに黒っぽい色になるらしいので、これもあながち間違いではないようだ。
ちなみに、研究員がこれを書こうと思ったきっかけは、『ぼくのなつやすみ2』の虫相撲でオウゴンオニクワガタにお世話になったからだ。そういう話を書きたくて「オウゴンオニクワガタ書くわ!」と同僚に言ったのだが、データベースを見ると、あれは「キンオニクワガタ」だった。同じじゃん!と思って調べると、キンオニクワガタはオニクワガタ属、オウゴンオニクワガタはオウゴンオニクワガタ属と独立した属になっているため、別のいきものであることがわかった。そんなことあるぅー……。
※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。
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