【レポート】リンゴカミキリ――リンゴの木を食べ尽くす幼虫のゲームを作ろう

いきもの名:リンゴカミキリ
学名:Oberea japonica

【登場するゲーム】

クイズ&タッチけんさく 虫図鑑DS ~虫を探そう・調べよう~
花といきもの立体図鑑
幼虫
クイズ&タッチけんさく 虫図鑑DS ~虫を探そう・調べよう~

 コウチュウ目カミキリムシ科のリンゴカミキリ。名前はかわいいが、リンゴの樹皮を齧るため、害虫とされていることが多い。農家の人たちにとっては出会いたくない虫だろう。
 ゲーム世界では幸いデータベースでしか見たことがない。しかし、リンゴを作ったりする農家シミュレーター的なゲームでこの虫が出るとしたら、けっこう恐ろしいことになりそうだ。見た目は黒とオレンジでかわいらしいのに。

分布:日本全土、大きさ:体長13~21㎜、時期:6~8月
平地から低い山地にかけてすみ、広葉樹の林、神社や寺、緑の多い公園、街路樹、人家の庭などで見られる。
灰色の細長い前ばねをもち、その付け根と胸のオレンジ色がよく目立つが、死ぬと色あせてしまう。夕方に盛んに飛びまわり、灯りに飛んでくることもある。
名前の由来になったリンゴよりも、町の中にもあるソメイヨシノなどのサクラ類によく集まり、その葉の裏をかじるので、都会のサクラ並木でもよく姿を見かける。
幼虫はこれらの木の細い枝にトンネルを掘って食べすすむ。

『花といきもの立体図鑑』

 逆に食べ尽くすゲームが出ても面白いかもしれない。幼虫が木の中をトンネル掘って食べすすむとあって、ちょっと想像してしまった。大きな木をトンネル掘りをしながら登るゲーム。ちょっとマリオパーティのピザ食べるミニゲームみたいで楽しそうだ。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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