【レポート】マガモ――マガモかもしれない、カモかもしれない

いきもの名:マガモ
学名:Anas platyrhynchos

【登場するゲーム】

Alba
Everything
鼠ちゃんの百科事典
テイクアウト! DSシリーズ(2) にっぽんの野鳥大図鑑

 カモ目カモ科の鳥。
 『Alba』(イギリス)『Everything』(アイルランド)『鼠ちゃんの百科事典』(チェコ)に、日本とかなり国際的なラインナップになっている。が、詳しい生態などが載っているのは『テイクアウト! DSシリーズ(2) にっぽんの野鳥大図鑑』くらいだろう。それぞれのグラフィックはゲームの世界に合わせた見た目になっており、その特徴的な緑の頭が見られることから、オスであることが多い。また、マガモを狩ったり操作したりということはなく、観察されることが多い。池にカモがいるのを眺めることが多いのだろう。農業系ゲームの収録があまりないため現段階で確認することが難しいが、稲作において害虫をカモに食べてもらう駆除方法があるらしい。そのように家畜化されているマガモについても注目することができるかもしれない。
 また、マガモは「カモ」と表記されていることも多い(この記事を書いている段階ですでに4ゲームある)。それらのカモの風貌はこのマガモと同じと言ってもいい。しかし、今後の研究や検討のために、「カモ」と「マガモ」は別のレポートとして記事にする。そのうえで、このマガモのレポートで検討すべきことがあるとすれば、『Everything』のカモのことだ。このゲームには「マガモ」と「カモ」が存在する。見た目はどちらも同じと言ってもいいが、これについては翻訳の段階でなんらかの問題が起きた可能性がある。『Everything』には一種類につき一生物というわけではなく、カラーバリエーションの違うものを取り上げていることがある。つまり、「カモ(飛行)」「カモ(水面)」という形で表現されていたものではないかということだ。こうした翻訳の問題も、海外のゲームをやる上での醍醐味なのかもしれない。

『Everything』の「カモ」

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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