【レポート】モズ――虫やトカゲからしたらシリアルキラー

いきもの名:モズ
学名:Lanius bucephalus

【登場するゲーム】

ことばのパズル もじぴったんDS
テイクアウト! DSシリーズ(2) にっぽんの野鳥大図鑑
花といきもの立体図鑑
メス
テイクアウト! DSシリーズ(2) にっぽんの野鳥大図鑑
メス
花といきもの立体図鑑

スズメ目モズ科のモズ。「もずのはやにえ」で有名な鳥であるが、はやにえがどういう意図で行われているのかはわからない。大阪の府の鳥になっている鳥だ。
 ユニークな行動をとるのだが、この鳥はゲーム世界であまり多く見られない。データベースのようなゲームでは見つかるが、実際にモズがはやにえをしている姿を見ることはあまりない。

【出会いポイント】公園から農耕地など、地面が露出して樹木が多少あるような環境にいます。秋は目立つ所にとまって鳴くので見つけられます。地面を低く飛ぶ特有の飛び方でも見つけます。
【時期】春(4月~5月)から夏(8月~9月)は山地または北の地方にいて、秋(10月)から冬(3月)は平地または南の地方へ移動する漂鳥です。
【鳴き声】秋、平地に下りてきて”高鳴き”をします。見晴らしがきく高い所にとまって「キィー、キィー」という甲高い声で鳴き始め「ギチギチ・・・」という激しい声など。
【行動】秋から冬に木の枝や鉄条網に、カエル、トカゲ、ときに小鳥を突き刺しておく早贄(はやにえ)をします。貯食のため、なわばりの目印、刺して食べるためなどの説があります。
【大きさ】20㎝。スズメより大きくムクドリより小さいです。丸く大きめの頭、太めの体に長い尾の独特のプロポーション、鋭いくちばしが太く大きく見えます。
【食べる物】木の枝にとまり、下にいるコオロギ、バッタなどを急降下して捕らえたり、地面を探してミミズなどを捕らえたりします。この他、小鳥を捕らえることもあります。
【場所】九州から北海道まで全国で繁殖しています。越冬は、東北から南が中心となり北日本では少なくなります。
【環境】夏は、標高の高い山地の草原や明るい林にいます。秋から冬は、平地から丘陵地にある農耕地、明るい林、公園など、地面が開けた環境にいます。
【識別】尾が長くくちばしが鋭く、頭が茶色で目を通る黒い線があります。

『テイクアウト! DSシリーズ(2) にっぽんの野鳥大図鑑』

 モズが面白いと思えるのは、日本でよく聞く話のように感じる。このような面白いモズがいきものとして出るのであれば日本のどこかからかもしれない。そのときには、モズの「はやにえ」の理由がわかるようなシステムだと面白いかもしれない。さあ、モズが「はやにえ」をした場所をプレイヤーは覚えていられるかな?

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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