【レポート】ゾウギンザメ――ゾウの鼻をもったサメ

いきもの名:ゾウギンザメ
学名:Callorhinchus milii

【登場するゲーム】

アビスリウム
釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館

 ギンザメ目ゾウギンザメ科のゾウギンザメ。日本ではあまり見られないサメであるため、知っている人はもしかしたら少ないかもしれません。水族館では沼津港深海水族館で展示された例があり、またサンシャイン水族館や海遊館でも展示されています。2020年では受精卵を産んだそうです。
 ゲーム世界では時おりこのサメに出会うことができます。鼻みたいな部分がなかなか特徴的で面白いですね。『釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館』には、アップデートで水族館イベントが配信されて追加されました。

ゾウの鼻のような吻先(口先)を持つギンザメの仲間。
大きな胸ビレをバタバタと動かし、まるで空を飛んでいるかのように泳ぐのが特徴。

【サンシャイン水族館】
ゾウギンザメは、主にオーストラリア南部、ニュージーランドの浅瀬~水深200mの海域に生息しています。ゾウの鼻のような吻先(口先)を持つギンザメの仲間です。
「サメ」という名前がついていますが、サメとは少し異なる生物です(もちろんギンザメの仲間はサメの仲間とは近い仲間ではあります)。大きな胸ビレをバタバタと動かし、まるで空を飛んでいるかのように泳ぐのが特徴です。
吻先にはロレンチーニ器官と呼ばれる器官が備わっており、弱い電流を感知することができます。ゾウギンザメはこの能力を使って砂の中に潜む貝殻などを探し、食べています。

『釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館』

 この説明文に描かれている「ロレンチーニ器官」は、トラフザメやアカシュモクザメなど、時おり持っているサメがいる不思議な器官です。特に砂底に泳ぐことが多いサメが持っているようです。いきものの進化はおもしろいですね。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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