【レポート】キューバコヤスガエル――見つけることが難しい小さなカエルたち

いきもの名:キューバコヤスガエル
学名:Eleutherodactylus limbatus

【登場するゲーム】

Earthpedia

 無尾目コヤスガエル科のキューバコヤスガエル。名前の通り、キューバに生息している世界で最も小さいカエルです。『Earthpedia』の画像を見てもわかるように、1円玉よりも一回りも二回りも小さなカエルであることがわかります。
 残念ながら、このカエルが自由に動いている姿をゲームで見ることはできませんが、『Earthpedia』で体を見回すことはできます。ベッコウ飴のようなキレイなカエルですね。

世界最小クラスのカエルを続々発見!

キューバコヤスガエルは、キューバに生息する、世界最小クラスの両生類だ。その大きさはなんと8~12㎜。つまり、1円玉の直径(20㎜)よりも小さいのだ。
このコヤスガエルの仲間は、カエルの幼生段階であるオタマジャクシは経ず、卵からふ化した時点で、すでに成体と同じ姿で生まれてくる。卵の殻を中から破るために、は虫類や鳥類に見られる「卵歯」をもっている。
最小のカエルといわれるものは、このキューバコヤスガエル以外にも多く、近年、新種が続々と発見されている。例えば、2010年8月にボルネオ島に自生する食虫植物やその周辺で10.6~12.8㎜のカエル(学名Microhyla nepenthicola)が発見された。また、2010年11圧にキューバのイベリア山で見つかったイベリアコヤスガエルは9.6~9.8㎜。
さらに、現在、最小のカエル争いの玉座を射止めそうなのが、ブラジルホソユビガエルで、体長は8.8㎜ほどしかない。「最小のカエル」のキング争いは、今、ホットな話題となっているようだ。

『Earthpedia』

 調べてみますと、現在は最小のカエルは「Paedophryne amauensis」と言い、7.7㎜ほどの大きさで、「イエバエほどしかないカエル」と言われています。最小の脊椎動物と言われています。2019年のナショナルジオグラフィックのサイトで確認した時点で、世界最小のカエルです。今後、この最少記録は変わるのでしょうか。気になりますね。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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