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JCS直前悪考察&オススメ没デッキ

JCS直前になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今回のJCSも様々な候補デッキが有り、現時点で20以上のデッキが生まれ消えていきました。

今回はそんな中で、新弾で強化された『悪タイプのアーキタイプ』に関して、良いレシピが出来たものの没になり、使われないままなのももったいなぁ…と思ったので公開することにしました。

ざっくり一言でまとめると

『アーゴヨン』不採用、『レシラム&リザードンGX』への解答ありです。

このデッキを使えばめちゃくちゃ勝てることを保証するわけではありませんが、既存の悪デッキの中では回しやすく強いデッキであると思います。

JCSで悪デッキを使いたい方、どんなレシピか気になる方は是非。


まずは毎度のこと、現状を言語化しましょう。

■新規で追加されたカードたち


マニューラの特性により、盤面の悪エネルギーを自由に動かすことが出来ます。『満タンのくすり』や、高耐久のTAG TEAM GXと相性がよく、1進化で立てやすいのも魅力ですね。

ワザ1 ブラックランスは非常に強力。

バトル場のTAG TEAMに対しては150ダメージ2回を狙い、ポケモンGXに対しては狙撃ダメージを活用し4枚取りを狙っていける。

GXワザは非常に強く、トレーナーズが縛られるため『グズマ』『リセットスタンプ』といったカードを相手が使うことが出来ない。詰めの盤面で0エネの『レシラム&リザードンGX』などを縛るプランもある。

もちろん追加効果付きのデッドムーンGXは最強レベルのGXワザといっても過言ではない。勝つことが出来る。

HP280という高耐久、そして5エネと重いがワザグリードクラッシュが非常に強力。

カプ・テテフGXやデデンネGXはもちろん、ゾロアークGXなども視野に入ることが出来るため、サイドレースを非常に有利に進めることが出来る。

TAG TEAM GXを倒し、グリードクラッシュでベンチのデデンネGXなどを倒すプランや、ゾロアークGX相手はGXを2体倒すだけで勝てるため本当に強力なワザ。

GXワザに関しては追加効果はほぼ狙えないものだと思うが、エンニュートHANDなどに対しては追加効果が非常に強く働くため、『フリーザーGX』のGXワザをケアしながらエネルギーを分散させて狙うのもありだ…

このカードの登場によって全てのGXデッキが強化された。ワザを使うポケモン、デッキの軸となるマニューラ、ドローソース代わりのカプ・テテフやデデンネをサーチ出来るこのカードの登場で、GXデッキは非常に安定したパワーを手に入れることが出来た。

■現状把握

①ゾロアークGXに対する強さと不安要素

ワザの打点、追加効果がHP210のゾロアークに対しては完璧に強く、サイドレースもイーブンもしくは有利に働く。

しかしルガルガンGXのデスローグは食らってしまうため、ゾロアークGX相手にエネテンポを追いつかなければならない。

エネを効率よく加速し、エネを失わない動きが大事。

②レシリザに対する弱さ

現環境トップといっても過言ではない『レシラム&リザードンGX』

プレシャスボールにより圧倒的な安定性とパワーを手に入れたため、先攻カキに対してもワンチャンを通せるデッキでなければならない。

『アーゴヨン』を軸にした形であると、速度が低くそこが不安要素になる。

レシリザに対して強く出れる構築やタッチカードを1週間ほど模索していた。

③マニューラGXによる回復

マニューラGXの特性によって、『満タンのくすり』が採用出来るのが強み。現環境はTAG TEAM GXだけでなくパンプジンなどの非GXも強いため、中打点に対して回復で対応出来るのは非常に良い所。

■見えてくる改善点

明らかなスピード不足。メガヤミラミ&バンギラスGXの5エネ、もしくは追加効果のデッドムーンGXが打てれば間違いなく強いのだが、そこにたどり着くことが出来ない。

また1進化2ライン(アーゴヨン+マニューラGX)で、共通したサーチカードがハイパーボールのみという部分が構築としての不安要素。回していても2ターン目から殴り始めたり、エネがしっかりと付くことが少なかった。

これらを踏まえ、構築システム自体を変え、新たなタッチカードを採用することでこれらの改善点を解消したのが今回紹介するデッキレシピだ。

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