プロデューサーに必要な交渉スキル
【この文章の目的】
学びになったことの共有と自戒の意味を込め備忘
プロデューサーをやっているが、交渉は苦手なほうだ。
正直、即興性の高いやりとりが得意ではない。
作りたいものがあり、それを主張してきた結果プロデューサーになっているが、あくまでそれは対上司や対部下でしかない。あくまで利害関係が一致しているからこそ、
だが、プロデューサーになると、チームと上司以外でのやりとりする機会が格段に増える。社内社外の至る所で発生する。
ぶっちゃけチームに対する指示でも何とかなる。上司なら困ってるとお願いすればなんとかなる。そこには何らかの上下関係があるからだ。
だが、対等な立場である場合は全く異なる。
会社にもよるだろうが、プロデューサーになるタイミングで、1つゲーム攻略法が変わってきている。
そもそも交渉が難しい理由
交渉ではないもの。
指令 決定権 相手にあり
ディベート 第三者
「意思決定する人間が相手と自分の2人いる」こと、そして「その両者が下す判断が同じ結論にならなければいけない」
定義すると、交渉とは「立場が異なり自由に意思決定できる二者が合意を目指してやり取りするコミュニケーション」となります。 意思決定権は自分だけではなく、相手にもあるのです。 そこが、交渉が一筋縄ではいかず、むずかしくなる原因
交渉のゴールを考える
交渉にあたり、その交渉の目的を考えたがほういい。
意外とゴールが無いままただの議論で終わってしまっているパターンにnなりがち
大前提 相手のメリット
外交であれビジネスシーンであれ交渉の基本は、先にも述べた通り、「共通利益」を作ること、ウイン‐ウインを作ることである
自分のことしか言ってこないのは子供の駄々と同じ
これ、私自信もそうだし、下手だなと思っている人を見るとコレに当てはまることが多い。
いかに自分の立場を相手に理解してもらうか
自分の主張をなるべくたくさん言ったほうが勝ち
相手より多く取り分を取ったほうが勝ち
就活でもそうだが、いくら「私は御社が好きです。」と伝えても採用には至らない。
デモ活動で「俺たちはこんなに困っている」と主張しても通ることはない
相手に交渉のテーブルについてもらうためには、「自分の立場を理解してもらう」ことより、「相手の立場を理解すること」のほうが大切です。 つまり、「僕が可哀想だからどうにかして!」ではなく、「あなたがこうすると得しますよね」という提案をするべき
交渉というと、自分の都合を如何に伝えられるかと考えがちだがそうではない。
相手のメリットだけでなく、自分のメリットも伝える
逆に相手のメリットだけではな、こちらのメリットを、伝えることでwin winの関係を示すことで納得度を出してもらう。
こちらの望む結果を相手に伝えないのは、
自分の「理想的な結果」のイメージ - 相手の「理想的な結果」のイメージ = 交渉すべき「差」
理想の状態をお互いに伝えた上で、この差を埋める。これが交渉。だから、こちらのメリット、相手にやって欲しいことを伝えないのは、交渉力にならない。
win winだからOKは嘘
ビジネスとういうのはそもそも取引が成立したらwin winである。だから問題とすべきはどれくらいwinになってるか?
利害関係が一見ぶつかっているように見える関係でも、相手と自分の利害を分析してみると、うまく両者のニーズを満たす答えが出てくることがある。
たくさん主張ではなく、相手の話をたくさん聞く
交渉者にとって、「ノー」は純金。
この否定語は、あなたが望まないものを排除することで、ほんとうに望むものを明確にするという、すばらしい機会を与えてくれる
ノーは議論の終わりではなく、議論の始まりである。
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