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機動戦士ガンダム 水星の魔女 2話「呪いのモビルスーツ」 雑感

ミオリネ「あなたのモビルスーツ、私が操縦した時、やたら動きが遅かったわ!」
スレッタ「のろい(鈍い)のモビルスーツ……!」

今週も本編の内容をできるだけ素直に、公式情報のみを参考に、感想を紡いでいきたいと思います。

今回は戦闘は殆どありませんでしたね。あの世界のガンダムの立ち位置と、ベネリットグループの存在感、男性陣の親父が誰なのか明示と、色々と設定周りを示しつつ、これからのスレッタとミオリネの立ち向かう場所を示してくれた回でした。

今回登場した水星企業「シン・セー」代表のプロスペラさん、声と腕からエルノラ・サマヤであることはほぼ確定ですね。創業35年ってのが気になりますが、特に伏線無いのなら、小説から推測すると水星で頭角表したお母さんが会社代表に上り詰めたと解釈できますしね。
復讐のためにスレッタを送り込んだようですが、どこまで計算通りなのか?
彼女が一体何を伝えてジェタークを翻意させたのか?
気になります。

しかし毎回スレッタは餌付けされてるなあ。今回はエラン・ケレス。食べ物貰った人に懐くパターンでしょうか。彼を擁立したペイル・テクノロジーズは合議制で、他の御三家と違い実子、養子ではないようですが、どういう立場なのか気になりますね。

今回も親父に弱々のグエル、グラスレー社を既に支えているっぽいシャディクなど、御三家の筆頭たちの性格、立場がわかる部分も興味深かったです。
また、宇宙生まれが地球生まれを露骨に差別する様子も描かれ、これは宇宙世紀ガンダムとは逆なのですが、例えば地球がもう誰も住めないような土地になっている、もしくは宇宙企業が財をなし、宇宙育ちの方が就職に有利といった貧富の差が発生しているといった背景があるのでしょうか。ミオリネが地球へ行きたいと渇望しているところとの関係も含め、ストーリーが進むにつれて描写されるであろう地球の様子も気になりました。

などなど色々分かったポイントも気になるポイントも増えた第2話でした。
ダブスタクソ親父を説き伏せ、スレッタの退学とエアリアルの解体を防ぐため、決闘に勝ち続けないといけないガンダムファイト決勝ラウンドのドモンみたいになった二人の明日はどっちでしょうか?そして復讐の行方は?

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