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マッケナ・グレイス+眼鏡=正義!「ゴーストバスターズ アフターライフ」

ジェイソン・ライトマン監督、ジュノの監督だったのか。作品未見なので全然意識してませんでした。今度監督作見ようかな。

本作はゴーストバスターズの続編で、それ故の原作ファンへのサービスもたっぷりとありますが、それなしに、マッケナ・グレイスやフィン・ウルフハード主演の最新映画を見るつもりで劇場に足を運んでも、十二分に楽しめる内容だったと思います。

とにかくマッケナ・グレイス演じるフィービーのキャラが良い。科学好きで中性的かつ物おじしない、あまりハリウッド映画では見られない(ミラベルの時にネットで炎上騒ぎになりましたがw)黒髪パーマの眼鏡っ子主人公。ギフテッドや最近の写真で綺麗なブロンド姿が印象的なマッケナ・グレイスなので、このイメージで大丈夫か?と見る前は不安になりましたが、いざ鑑賞するとこれしかない!と思える佇まい。理知的だけど時折年相応の表情を見せるフィービーに、終始目が離せませんでした。小型加速器の仕組みを瞬時に理解する頼もしさよ。

脇にアントマンことポール・ラッドが出演しているのもかなり効いていました。彼のコメディ演技は本当に最高で、オリジナルのビル・マーレイとはまた違ったおかしみを出していたと思います。

個人的に最もテンションが上がったのが、プロトンパック、Ecto-1といったゴースト捕獲メカのアップデート。音響や視覚効果をじっくり確認したくなるプロトンパックのメカメカしさや、躍動するゴースト捕獲(退治)カー、Ecto-1のカーアクション、飛び出す後部座席ギミックの楽しさなど、オリジナルにはなかったガジェットを愛でる楽しさが加わっていました。

音響も素晴らしかったです。ドルビーアトモスで鑑賞しましたが、全方位から音が降ってくるような演出が多く、立体的な音響が本当に映える作品だと思います。

欠点を敢えて挙げるとすると、序盤、最近の配信ドラマのようなスローペースで物語が進むのに、上映時間は2時間なので、田舎にきた主人公たちの疎外感があまり感じなかった点ですね。あそこもう少しテンポ上げてよかったんじゃないかなあ。

作品的にはゴーストバスターズ1を鑑賞していれば、問題なく楽しめる作品ですので、2月4日の金曜ロードショーを見て興味持った方なら、全力でお薦めします。

そうそう、劇中サマースクールで講師のポール・ラッドが生徒にクジョーとチャイルド・プレイ見せてるシーンがあるんだけど。犬が襲うホラーのクジョーは分かるけど、チャッキーみたいなゴースト居たっけな……?

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