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SYNDUALITY Noir 第8話「Pure dream」雑感

公式も公言している水着回であり、シエルのライブ回その2でありました。次回シリアスっぽい雰囲気も漂っていますので、ここは本当の意味で息抜き回なのかも知れません。

カナタと過去の夢を見て落ち込みつつ目覚めるエリー。その周りには今日着て行く服やリップが、いつものようにアンジェに冷やかされますが、カナタに誘われたことが嬉しかった様子。本当にエリーはカナタの事が好きなんだなあ、とニヤニヤすると同時に、こんなにゆったりと初々しい少年少女を見続けるロボットアニメ見るなんて、いつ以来だろう?新鮮なんだか懐かしいんだか、不思議な気持ちで見ていました。

サテライトアクアでの水着選びはお約束とはいえ、ややふざけすぎというか、男性目線の女性像強めで、今時どうなんだ?という思いもありますが、まあ必要以上にエロくはありませんでしたので、許容範囲かな、と。過度に媚びられると、逆に冷める時がありますので。

水着姿に照れながら、メイガス達がわちゃわちゃと遊びまくるの、本当に息抜き回って感じで良かったですね。感情が揺れ動くカナタとエリーに対して、ノワールは勿論、キャラがぶれないメイガス達は、なんだかんだと人間とのいい対比になっていたと思います。

その後突然始まったシエルのライブシーンも、めちゃくちゃ力が入っている程ではありませんが、楽しげで良かったですね。シエル自身が好きなことを見つけたという喜びに溢れているのがいいですね。トキオの全裸監督的な前口上はなんなんでしょう。ノリなのか、あの時代に旧時代の流行語として残ってしまったのか……?

それはともかく、夢について応援し合うカナタのシエルについては、エリーはかなり複雑な思いがあることが、今回のエピソードで判明しました。子供の頃笑ったことをずっと後悔していたんですね。エリー本当にいい子。
そして後悔の念に耐えられず逃げ出したり、溺れてカナタに人工呼吸されたと勘違いするエリーも良かったですが、このシーン、正直人工呼吸をキスと捉える風潮は、流石に昭和的すぎて好きではないです。救命は救命として、フィクションでも切り分けて演出してほしいと願ってやみません。

まあそれは置いておくと、過去について謝罪できたエリー。本当にそのことは気にしていないカナタと腹を割って話が出来たことで、二人の距離はかなり縮んだ気がしています。カナタもエリーを少し女性として意識しだしたかな?

次回第9話は「Legendary hero」。公式の画像には、なにやらシリアスめの少年が写っていますが、このまま1クールを締めくくるシリアス展開に移っていくのか?まだ何も始まっていない気がしますが、きっと2クールめもあると信じて、先のストーリーを楽しみに待ちたいと思います。

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