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見たい要素てんこ盛り!「グリッドマンユニバース」

カラーの庵野監督が手掛けたシン・仮面ライダーに続き、TRIGGERの雨宮哲監督作であるグリッドマンユニバースが立て続けに公開され、3月はちょっとした元ガイナックス祭りになっていますね。
グリッドマンシリーズは元々劇伴を鷺巣詩郎氏が務めていることもあり、余計に繋がりを感じてしまいました。

さて本編ですが、Twitterにも書きましたが、SSSS.GRIDMAN、SSSS.DYNAZENON のその後を描いています。そのため両作品を未見だと、人物関係が分からない部分も多いため、基本的には予習必須の作品となっていました。

登場人物の紹介が無い分、ストーリーはかなり濃密で。裕太が六花に告白できるのか、という甘い青春ストーリーを大軸に、学園祭前の空気感、再び現れる怪獣に、世界が重なりやってきたガウマ隊や新世紀中学生達とのドタバタが描かれていました。

賑やかな日常を送っていくうちに、穏やかだけど違和感を覚えるシーンが本当に良くて。うる星やつらビューティフル・ドリーマーと涼宮ハルヒエンドレスエイト(+消失)が入っていると思いましたが、学園が舞台だけどそれほど学園内ドラマが描かれなかった2作品だったため、これ、こういうの見たかった!という観客の願いにスタッフがに全力で応えてくれた気がしました。

アクションのシチュエーションやアングルの豊富さは言うに及ばず。最近のウルトラマンでこういうアングル見たーと思えるシーンから、こういうのは見たことなかったなー(私が知らないだけかも)と唸るアングルまで、特撮オタクが喜びそうなシーンだらけ。

気になったのは、私が今回見た劇場の問題かもしれませんが、音響が響きすぎて、合体の名乗りや技名叫ぶシーンが殆ど気にならなかったところと、TV版グリッドマンからの流れで仕方がないのですが、実写パートがどうしても素に戻ってしまって流れが切れるなー、と感じたことくらいです。
あとはパンフレットの印刷数が少なすぎたことですね。今回結構ネタバレ案件もありましたので、買う気満々で物販並んだだけに、売り切れの文字が悲しかったです。遠くの劇場に来ていたので、悲しみも深くw

まあそれでも作品の内容が素晴らしかった事は間違いなく。初週はかなり多くのお客も入っていた様子ですし、スケジュール過密な時期ですが、2週目の特典もゲットしたいので、なんとか時間やりくりして、もう一度見に行きたいと考えています。

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