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SYNDUALITY Noir 第5話「Drifting the maze」雑感

本作は、漫画的台詞である「あわわわわ……」とか、「ぎくっ!」とかもそのまま演じるよう音響監督さんから指示されているそうで、各声優さんが演じるそんな台詞回しも毎回楽しいですね。

さて今回はカナタとノワールが、一流のドリフターになるため、ポンコツなシンクロトレーニングを行うエピソードになっていました。
ポンコツながら真剣にカナタと一体化したいと願うノワールの行動は、後半の伏線にもなっていますので、ホント、ベタだけどツボを押さえた脚本ですよ。

本作の主な舞台となった迷路は、モロッコに実在する都市フェズ。4話でカナタたちがエンダーズと戦った場所もモロッコにあるらしく、本作はモロッコ近郊が主な舞台……?こりゃ聖地巡礼が大変ですね。まさか昨季の水星の魔女よりハードルが高いとは思いませんでした(水星は加古川に聖地があるので)。

今のところ5話まで、主人公カナタがきっちりコフィンに乗って戦闘するシーンがあるの、とても好感度が高いです。一話で話をまとめながらも、しっかり世界の謎や他勢力を描いているのもいいですね。
5話では黒いコフィン集団がゼロ型メイガスを狙っていました。カナタたちも再登場したクラウディアにそそのかされて、彼らが網を張っている迷路に向かい、危機を迎えていました。ここで一人でピンチに陥るだけではなく、トキオたちも別行動で追っていて、助けに来てくれる流れがいいですね。熟練したドリフターの凄みを感じます。
カナタはカナタで、クラウディアのコフィンにきっちりと借りを返すのが熱い。前半でのシンクロトレーニングが実を結んでいるのもいいですが、これって本当の夫婦みたいになっていて、エリーの気持ちも千々に乱れることでしょう。

しかしクラウディアもクラウディアで、わざわざ現地に出向く必要はなかっただろうにあの場に居たの、前半の流れから、色々と思うことがあったように感じられました。カナタが勝利後、フラムのメンテに適任とマリアを紹介していましたし、今後も近くにいて、共に行動することになるのでしょうか。気になりますね。

さて、今週からエンディングも新しくなりましたね。これが完成版かな?眠るノワールにデイジーオーガやカメラなどが寄り添う、穏やかで神秘的な映像だったと思います。

次回第6話は「Dice is cast」。アーレアヤクトエストですね。決闘委員会?
シエルやランゲが再登場するエピソードのようで。全然OPにもいない、公式のキャラ紹介にもいないランゲでしたが、再登場するんですね。

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