gamba! 創業10期目、社長ブログ復活します！
こんにちは。日報アプリgamba! の森田です。
早いもので、私がgambaを創業して、今年で10年目になります。
この10年でたくさんのお客様にgamba!を使っていただき、さまざまな経験をしたことで自分自身、いろいろと大きく成長できた気がします。
2012年11月に自分一人で会社を設立した当時、いつもワイワイガヤガヤたくさんの同僚がいた前職の楽天のオフィスから、当時オープンしたばかりのシェアオフィスに入居して、たったひとり黙々とgamba!のプロトタイプを作っていたことを思い出します。
翌年迎えたgambaの初めての決算は、売上わずか21万円でした。
いま、gambaには10名弱の社員がいて、たくさんのお客様にgamba!を使っていただき、利益を出すことができる規模になりました。
当時投稿した自分のブログ記事に、こんなことが書いてありました：
この1年、gamba!がやってきたことは3つだけ。難しいことは何もしていません。
1. ひたすらgamba!を叫び続ける ...中略...
2. ひたすらユーザと対話する ...中略...
3. ひたすらサービスを改善する ...中略...
いま振り返ってみて、いま私たちがやっていること、やらなければいけないことはこの当時書いたことと何も変わっていません。
ちなみにGitHubのリポジトリをみてみると、この10年間の累計でgamba!のすべてのソースコードに対して合計約18,000回のコミットが行われ、約3,000本のブランチが作成されていました。ざっくり逆算すると、gamba!は1日当たり7回の修正が行われ、毎日1件以上の機能改善や新機能追加が行われてきた計算になります。
10年間、これだけの数の改善を続けてこれたのは、たくさんのお客様がgamba!を使ってくださり、さまざまな要望やヒントを与えてくれたおかげです。改善を繰り返すことで新しいお客様が呼び込まれ、また新たなヒントを得ることができます。
そして昨年末、gamba!アワードというイベントを開催しました。
数あるお客様の中でも特にgamba!をこよなく使いこなしてくださっていて、大きな成果を出してくださったお客様に感謝を込めて、表彰させていただくというイベントです。
改めて、私たちの作ってきたサービスがお客様の経営のお役に立てている、ということを実感することができました。この10年間、サービスを作り続けてきて本当に良かったと思えたイベントでした。
でも、まだまだ自分の中で「やりきったぜ！」とか、「全部やり遂げたぜ！」という実感はまったくありません。
むしろ、まだやりたいことだらけ。
論語によれば、40歳になれば迷いがなくなり、50歳になれば天命を自覚できるらしいのですが、自分の場合、40代はいろいろとあちらこちらで迷子になり、52歳になった今もまだ自分の天命が何か分かっていません。孔子様のような悟りは、まだしばらく先になるようです。
このブログでは、日々の仕事で気づいたこと、面白いと思ったことなんかを気の向くままに書いていきたいと思っています。
ちなみに以前書いていたこちらのブログは、その後、いろいろ辛い状況に直面してしまい、結局1年3ヶ月で心折れて更新が止まってしまいました。今度こそ、きちんと更新し続けていきたいと思っています。
ぜひ、応援よろしくお願いします。
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