川崎フロンターレ戦感想 ガンバ大阪雑記

どうも、こんにゃくです。
Jリーグ14節川崎フロンターレ戦をDAZNで視聴しました。

午前中から降り続く雨の中、ホームに川崎を迎えるガンバ大阪。
雨で滑りが良くなったのか、つまり気味のケチャップが久しぶりにドバっとでた試合。




ざっくり

両サイドのスタメンに山下、ウェルトンの同い年コンビ。
控えGKに今シーズン初のベンチ入りとなる石川。

試合開始から超フルスロットルの山下のプレスで相手DFラインをけん制。
また2戦連続スタメンとなったネタラヴィも積極的にボールに寄せにいく。
どちらかというとガンバペースでゲームを運ぶものの、なかなかシュートで終われず。
一方川崎は正確なパスからのカウンターで、単発ながらシュートで終わる攻撃が続く。
また昨年加入したゴミスも足元の技術を発揮し、川崎サッカーにフィット。
雨によりパススピードの増した川崎の攻撃に対し、ここ数試合危ない場面のなかった一森がゴール間際でセービング。
シュートは打たせても簡単にはゴールを割らせない。

しかし徐々に川崎にペースを握られ前半26分にPA内で家長の時間と空間を支配したかのようなループパスを瀬川に決められ先制点を献上。
この時点でガンバはシュート0本。
嫌な空気が流れ始める前にゲームを振り出しに戻したのは中谷。
宇佐美の左からファーポストを狙ったフリーキックを頭でかすめて川崎のゴールネットに流しこむ。
先制点の献上から約3分でゲームは振り出しに。

その後は一進一退の攻防が続く。
川崎は家長のポジションチェンジをスイッチに攻撃陣が連動してボールと人が動く攻撃。
ガンバはWGを起点に全体を押し上げて、PAの周辺でボールを動かして機をうかがう。

次にスコアが動いたのはまたもセットプレー。
70分宇佐美のCKを福岡が、かつてのガンバの名CB山口智を彷彿させるタイミングの良さでニアに侵入し、頭で合わせてゴール。
ダメ押しは81分、途中出場のダワンがインターセプトして坂本にスルーパス、坂本のシュートがはじかれたところを山下が拾い、倉田にパス。
倉田が流しこみ、今シーズン最多の1試合3点。
チームもさりげなく4位浮上。

以下私の主観による感想です。

22. 一森 純

1失点はしたものの、シュートストップ、ビルドアップともにGood。
とにかく中距離のフィードの精度が素晴らしかった。

3. 半田 陸

時にSB、時にアンカー。
時に大外を回る。時にインナーラップ。
前節ヴェルディ戦と比較すると攻撃面は控えめな印象ではあったが、
守備では山下とマークの担当もスムーズに受け渡していた。

20. 中谷 進之介

値千金の同点ゴールの中谷。
守備面での駆け引きはもちろん、右CBを担当するようになってから、
縦につけるパスも鋭く、効果的。

2. 福岡 将太

殊勲の勝ち越しゴールの福岡。
山口智を彷彿とさせるニアでのヘディングゴール。
ハーフタイムに監督から愛ある檄があり奮起したとのこと。

4. 黒川 圭介

徐々に攻撃面でもウェルトンとの関係が構築できつつある印象。
以前はウェルトンの単騎突破をサポートする立ち位置だったが、
川崎戦では、ウェルトンを追い越す動きをしてウェルトンもシンプルに黒川を使うプレーを選択していた。

6. ネタ ラヴィ

連続スタメンのネタラヴィ。
前節と比較すると攻守両面で積極的に顔をだし、
広範囲にプレスにいっていた。
試合を通して、相方の鈴木と縦関係になることが多く。
どちらが動けばどちらがバランスをとる、
というように横に並ぶことはほぼなく、
「意外と相性よさげ」と思った。

16. 鈴木 徳真

雨が降り、スリッピーなピッチで両チームともにパスの乱れが目立った試合で鈴木の技術力の高さが光る。
それはそうと相手CK時の鈴木のマーク担当がゴミスで、身長の高低差ありすぎた。耳がキーンと

13. 坂本 一彩

守備では変わらず愚直にハードワーク。
本業の攻撃面では相手CBのジェジウに潰されることが多く、良さを出せず。
倉田の3点目に繋がったダワンのスルーパスを決めてればとも思うが、
それはさておき、スルーパスを引き出した動き出しは素晴らしかった。

17. 山下 諒也

満を持してのスタメン出場。
全節のヴェルディ戦から4日ほど時空を跨いできたのかと思うぐらいファーストプレーから身体が動いていた。
やはり速さは正義

97. ウェルトン

徐々に周りも使い出したウェルトン。
突破力と献身性は周知済みなので、あとはシュートが枠に収まるようになれば、見事チート外国籍選手の仲間入りと思われる。

7. 宇佐美 貴史

結果的に2アシストの宇佐美。
精度の高いクロスは試合を増すたびに味方とタイミングが合い始めている。
心配なのはコンディション面。
バイタルエリアで前を向いてもゴールを狙わず、簡単に散らす場面が度々見られた。
本来の宇佐美なら右脚でも左脚でも充分シュートレンジなはず。
怪我を我慢しながらの強硬出場とかでなければ良いが。。。


途中出場選手


23. ダワン

78分にネタラヴィと交代で出場。
攻撃では3点目に繋がるボール奪取とスルーパス。
守備では前掛かりになってきた川崎の放り込みをDFラインに入り、
しっかりと跳ね返して任務遂行。
試合途中に手を痛めて一旦ピッチから出るシーンがあり、
テーピングをしっかり施したいメディカルスタッフと、
ピッチに早く戻りたいダワンのデュエルはメディカルスタッフに軍配

10. 倉田 秋

78分に座り込んで担架で運ばれたウェルトンと交代。
嬉しい今季初得点。
なかなか倉田の起用方法が定まらないなかでもしっかり結果を残してWG戦線へのアピールに成功。

11. イッサム ジェバリ

85分に宇佐美に代わり出場。
ベンチの意図としては50:50のボールを収めて時間を作ってほしかったはず。
ただ本人としては結果を残したかったのは間違いない。
今の戦術とジェバリの特徴がまだアジャストしていないが、夏頃までにはトップコンディションを取り戻し、ガンバの戦術をジェバリ仕様にHACKするくらいの活躍を期待したい。

33. 中野 伸哉

85分に山下に代わり出場。
左WGとして自陣から遠い位置でボールをキープして時間を消化するというタスクは無事完遂。
それにしても中野はまだ20歳なのか。若い。

40.   唐山 翔自

足が攣ったぽい坂本に代わり95分に登場。
ジェバリからのパスに抜け出し、コーナーキックを獲得。
その後ジェバリとなにやら言い合いっぽいことをしてる場面を中継に抜かれていた。
予想:唐山「ジェバリ、時間稼ぎのためショートコーナーいって~」
ジェバリ:「No~」
みたいな感じ?(知らんけど)
まぁこの件は、本来取り沙汰するほどでもないやり取りだとは思うが、
選手同士のリアルな声を聴けたのでカメラマン(?)の方はナイスプレーだと思います。

その他

とりあえずクリーンシートは途切れてしまったが、今シーズン最多の1試合3得点をとれたことは好材料。

セットプレー時にキッカーの後ろで高木和道コーチが指示を出している姿がよく見受けられる。セットプレーは高木コーチがデザイン?

今節は石川が初のベンチ入り、前節までは東口だったがなにかあるのだろうか?

将来、なにかの間違いがあって家長がガンバに戻ってくるみたいな展開にならないかな~

どうぞよろしくお願いいたします。


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