Jリーグ セレッソ大阪戦感想 ガンバ大阪雑記帳
どうも、こんにゃくです。
Jリーグ12節セレッソ大阪戦をDAZNで視聴しました。
あっという間に12節。
ざっくり計算でリーグ戦1/3を消化。
速いですね。
前節のアビスパ戦はまさに”消化”という感じの負け方でしたが、
今節は大阪ダービー。簡単に負けるわけにはいかない試合でした。
結果は1-0で勝利。難産でしたが無事ダービーで勝ちを収めれました。
ざっくり感想
戦前の情報としてはセレッソは首位争い中。
ガンバは連敗中で離脱者多数とやや不利な予想。
結果としてなんとか勝てたもののセレッソの両SBにアクシデントがあり、相変わらず押し込まれたときの押し返すパワーが足りなかったりと課題も残るゲームではあった。
それでも勝ちは勝ち。
無失点に抑えたことも宇佐美が決めたことも全部好材料としてこれから勢いに乗っていってほしいところ。
以下私の主観による感想です。
22. 一森 純
実はセレッソユース出身の一森。
しっかり完封。
ビルドアップもこの試合ではCB2枚とのパス回しが相手CFのレオセアラのプレスを剝がすのにかなり効いていた。
そして東口もベンチ入りしていたが監督のチョイスは一森。
3. 半田 陸
U23アジアカップから帰国して即先発。
同じくU23アジアカップに参加していたセレッソの西尾はベンチ外だったことからも、本来は休養してほしいところではあったが、結果的には半田の出場はガンバにとってかなり大きかった。
特に光ったのはディフェンス面の対応。
対面の為田もスピードに乗ったドリブルをさせると厄介な相手ではあるが、チャンスらしいチャンスを作らせることはなく、右サイドを支配。
半田不在の間は、福岡(本来CB)、岸本(本来WG or SH)とタイプの違う選手が出ていたが、やはり餅は餅屋というべきか。
素晴らしい出来だった。
20. 中谷 進之介
序盤は若干ラインコントロールの乱れというか押し上げきれていない場面もあったが、見事完封勝利。
どんなFW相手でも、空中戦、対人の強さが本当に安定していて頼もしい。
2. 福岡 将太
対峙するのはJでも屈指の突破力、得点力のあるレオセアラ。
カウンターの場面では1対1の対応もあったが、しっかり身体を当てていい形でボールを持たせないようにしていた。
正直前節までは身体が重そうな印象があったが今回はビルドアップ時の動き出しもよく、効果的なロングキックも通していた。
それにしてもCBも攻撃時の動き出しを求められる現代のサッカーは大変やなぁ。
4. 黒川 圭介
ダワンや倉田などガンバの中でもタフな部類の選手たちが足を攣っているなか最後まで運動量が落ちなかった黒川に拍手。
カウンター時の単独突破は切れ味抜群。
ウェルトンとの相性も段々と良くなってきている。
23. ダワン
ここ数試合のダワンはサイドチェンジを意識していてそれがかなり効果的。
ジュビロ戦のようにボールを大きく動かして選手がポジションチェンジしながら攻めるのが理想で、ボランチがサイドチェンジのパスを通せるのは大きい。
最後は珍しく足を攣って交代。
16. 鈴木 徳真
この試合ではバランスを取るのに徹していた印象。
ただそれが素晴らしかった。
守備面でも今シーズンイチくらいにハードにいけていた。
そして試合翌日に更新されたガンバのyoutube加地氏との対談を見て納得。気の利いたプレーこそが注目してほしいとのこと。流石です。
心配なのはケガとコンディションのみかな?
13. 坂本 一彩
トップ下で出場。
序盤は相手DFへのプレスが効かず、前半に関しては無駄走りさせられている感があった。(宇佐美も同じく)
ただ、それでも愚直に走り続けて、後半はマイナスのクロスをワンタッチであわせたり、縦パスをもらい反転してのドリブルであったり得意なプレーを披露できていた。
10. 倉田 秋
珍しく足が攣って交代となった倉田。
守備時のプレス、攻撃時のボールへの顔出しと走り続けていた。
そしてそれが効果的であった。
あとは宇佐美とは感覚的に分かり合う部分があるのか、倉田が入ると攻撃時の距離間が良くなる印象。
ただ、スパイクが宇佐美と同じなので倉田がボールを持ってもDAZNでは一瞬「どっち?」と迷わされた。
97. ウェルトン
今節は終盤に時間稼ぎの意図もあってか交代したが、最後まで攻守に走り続けた本当にタフな選手。
あと宇佐美とウェルトンは、カウンター時に自分で持ち込んでシュートを外した後、「俺に出してくれよ~」的なジェスチャーをお互いにしていましたが、その辺りのコンビネーションはまだ構築途中かと思われる。
伸びしろですねぇ!
7. 宇佐美 貴史
大阪ダービー、誕生日、J1出場250試合、節目の試合で見事ゴールの宇佐美。
シュートももちろん素晴らしかったし、強いシュートを打ちやすい位置へのボールの置き方も技術の高さは相変わらず。
しかしそれ以前に得点シーン、相手のパスミスに反応してインターセプトするためのスプリントが今シーズン宇佐美の好調さを示している。
試合後のインタビューで「今日は帰って美味しいお酒を飲んでください」といっていた宇佐美。
ガンバのエースでありながら、ご両親の影響でこういうガンバのファン目線でも話せる宇佐美には心を掴まれる。
途中出場選手
17. 山下 諒也
79分に倉田と交代。
スピードを活かしたプレーはドリブルだけでなくプレスの場面でも効いていた。
あとはDAZN越しでも熱い気持ちが伝わってきた。
これは良い発見。
相手からすると終盤に山下が出てくるのは嫌なはずだが、本人としてはそろそろスタメン出場したいのかなと勝手に推測。
48. 石毛 秀樹
79分にダワンと交代で出場。
ボランチでの出場。役割的には動の石毛、静の鈴木という感じで積極的にボールにアタックしていた。
ボランチは本来のポジションではないかもしれないが、技術のある選手が途中出場で惜しみなくハードワークしてくれるのは今のガンバにはありがたい。
15. 岸本 武流
90分に坂本に代わり出場。
中野と2枚替え。
半田、山下と戦列に並んでくるなかで、これからの岸本の起用法にも注目。
33. 中野 伸哉
90分に宇佐美に代わり出場。
岸本と2枚替え。
無事無失点でゲームを終わらせる。
40. 唐山 翔自
94分にウェルトンに代わり出場。
ベンチとしては時間を稼ぐ意図もあったかとおもわれる。
ただ本人としては得点も欲しかったはず。
個人的には唐山にはある程度長い目で出場時間をあげてほしい。
その他
まずは勝利して素直にうれしい。
DAZNで試合後も見ていたのですが、宇佐美インタビューの三浦乱入や、ゴール裏でのバースデーソング合唱など雰囲気もとても良い感じでした。
懸念点としてはボランチのバックアップ。
ネタラヴィがここ数試合ベンチ入りせず、美藤は前節のレッドカードで出場停止。本来攻撃的な選手の石毛をボランチ起用する苦しい台所事情。
現状スタメンのダワン、鈴木が替えの利かない存在になりつつあるだけに難しいところ。。。
と思ってたらネタラヴィに関してはぼちぼち復帰みたいでした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e606066410e091ff4351f5b51fac347321f8e39
せっかく大阪ダービーを勝てたのでこのまま勝ち続けてほしい。
チームが勝ちだすと勝手に予想スタメンとか考えるのも楽しくなります。
ターンオーバー的な意味で宇佐美を休ませて、山下とウェルトンの両サイド、食野トップ下?
いっそのこと唐山、坂本の2トップとか?
どうぞよろしくお願いいたします。
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