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スマブラの今後はどうなるのか

どうもがまだせチャンネルのちゃちゃです。今回は「スマブラの今後」について語ります。動画で語るのも良いかなと思っていたのですが、こうやってブログで書いた方が色々と便利なのでね。

さて、まず皆さんはファミ通に載っているインタビュー記事にご覧になったでしょうか。まだご覧になっていない方は下記のURLからぜひご覧いただきたいです。というのもファミ通の雑誌に載っているインタビューの文章は実は一部カットされていまして、下記のURLから見れるのがノーカット版なのです。だから、桜井さんのインタビューを読むのが目的であれば別にファミ通の雑誌を購入する必要は無いんですね(私は購入してしまいましたが)。

さて、桜井さんのインタビュー記事をご覧になった方は既にご存知だと思いますが、桜井さん曰く「まず続編を作る事は考えていません」とのこと。つまり、現時点では続編の計画は無いということである。ただ桜井さんはこうもおっしゃています。

「いつも今作が最後だと思って作っています。しかし、毎度そう言いながら続編が出続けてきたわけですから、これで『スマブラ』は最後ですとは言い切れません。」と。

なので今作SPがスマブラ最終作ということはないのでしょう。というのも、今作スマブラSPは元々故・岩田社長の指示で制作されたものです。だから、もし今後、任天堂から「スマブラを作れ」という指示があれば必ずスマブラは作られるものだと思います。

というのもスマブラSPはニンテンドースイッチのゲームソフトの中で現在(2021年11月26日当時)世界で3番目に売れています。実はブレワイより売れているんです。

↓詳しくはこちらのページ

なので任天堂からすればとてつもなく大きなキラーコンテンツではあるので、切り捨てたくはないIPではあるでしょう。

しかし桜井さんは「いろいろな面で限界が来ているのは確かなことで、次回作でファイターを削るなど、ユーザーをがっかりさせる行為をしてまで『スマブラ』を出すべきなのかは、考える必要があるでしょう。」とおっしゃっています。

「いろいろな面で限界」とおっしゃっていますが、実は桜井さん、ああ見えて現在(ブログ書いた当時)51歳です。本当に見た目若いですよね(笑)。また桜井さんは以前こうもおっしゃっていました、「スマブラ次回作は10年後でも良いのではないですか」と。この言葉をそのまま受け止めるのであれば、スマブラ次回作は2030年頃になる。その時桜井さんは約60歳になる。60歳といえば、「引退」について考える時期ではありますし、職業や会社によるが基本的に「定年退職」の年齢である。とはいえ、60歳以上の方の中には今だに働いている方もいます。例えば、マリオの生みの親である宮本茂さんは現在(当時)69歳です。また、筆者の父もとっくに60をこえていますが、今だに働いています(まあ父がまだ働いているのは、主に私が原因なのですが)。

ただ、60歳以上になると少なくとも身体的な限界が心配はされるでしょう。というのも、実際スマブラSPというコンテンツが続いている間も桜井さんを心配する声を多く見かけました。もちろん桜井さんはしばらく休むでしょう。しかし問題は桜井さんの身体的限界ではありません。

スマブラシリーズは、作品によっては開発陣が変わっています。初代とDXの時はHAL研究所、Xはゲームアーツ、forとSPはバンダイナムコが開発されています。また、今作のSPでは「全員参戦」が実現されましたが、桜井さん曰く、「全員参戦」が実現できたのは、前作forのスタッフがそのままSPを開発されたからとのことです。では次回作のスマブラはどこが開発されるのでしょうか。SPの時と同じくバンダイナムコが開発するのか、それとも別の所が開発することになるのか、いずれにしても、現在開発陣は縮小されつつあります。バンダイナムコが次回作も開発することになっても開発スタッフは大きく変わっているのかもしれません。

また、桜井さんはこのような発言もされています。「次回作でファイターを削るなど、ユーザーをがっかりさせる行為をしてまで『スマブラ』を出すべきなのかは、考える必要があるでしょう。」と。

実際今作SPは「全員参戦」を実現しただけでなく、完全新規キャラを約20体追加されています。その中にはドラクエの勇者や、バンジョーとカズーイ、マインクラフトのスティーブ、キングダムハーツのソラもいます。とにかく今作SPは今までのスマブラシリーズの集大成のような作品となっています。次回作はそのSPの次回作となり、確実にハードルは高いのです。

「全員リストラ」か「一部キャラリストラ」、どちらがユーザーにとって良いのかというと、どちらかといえば「全員リストラ」でしょう。

また、桜井さんの過去のコラムでは「ゲームのシリーズを何十年も続けるためには属人性を排する考えかたがある」と書かれていました。確かに全てのゲームにはいわゆる「生みの親」という方々がいます。とはいえゲーム制作は基本的に1人で作るのではなく、多人数で制作され、ゲームは「生みの親でけのものではない」というのも事実です(最近ではたった1人で制作された「インディーゲーム」が増えていますが)。

例えばですが、「スーパーマリオ」の生みの親である宮本茂さんは、現在は「スーパーマリオ」シリーズのディレクター業をとっくの昔からやっていません。しかし「スーパーマリオ」シリーズは宮本茂さんがディレクターをしなくても完成までちゃんと制作され、シリーズも続いています。桜井さんが生んだ、「星のカービィ」も現在は桜井さんがディレクトしなくても、ちゃんとシリーズも続いています。

インタビューの中では漫画の話もされていますが、例えば「ドラえもん」は現在新しい漫画本は登場していませんが、アニメは現在も続いており、時々ですがアニメスタッフによってオリジナルの話も作られています。「クレヨンしんちゃん」も同様です。ただ漫画は、もとは基本的に1人で描くものなので、中には作家の個性が大きく反映された作品もあります。そういった作品は、作者に何かがあった時、作品の存続が難しいでしょう。

スタッフが入れ替わるから人が育たないんだろと思っている方もいると思います。確かにforとSPの開発がHALではないのは謎ですが、Xの開発がHALではないのは仕方がないところもあると思います。

そもそもなぜXの開発が行われたのかと言うと、2005年E3前に、任天堂は事前にアンケートを行い、アンケート後の発表会で「アンケートの結果、多くの人間がスマブラの発売を望んでいたことが判明したため製作する可能性がある」と故・岩田社長は発言した。しかしメディアは「スマブラ開発中(確定)」と間違えて伝えたのである(これが「ニンテンドーダイレクト」が生まれたきっかけの1つでもある)。つまりXの開発を始めたのは任天堂にとっても桜井さんにとっても急な事であり、初代とDXを開発していたHALもおそらく対応出来るような状況ではなかったと思います。

しかしながら、桜井さん曰く「少なくとも、『スマブラ』において、わたし抜きで制作をするのは、いまのところ道筋が見えない」「正直、自分がたいへんなので人に任せたいとは思っています。実際に試してみたこともあるのですが、うまくいっていないのが現状」とのことです。

実際、桜井さんのように、「ゲームの知識が豊富で、その知識を利用してスマブラに落とし込む」事が出来る人はなかなかいないでしょう。

とはいえ、スマブラはキラーコンテンツです。任天堂としては捨てたくはないでしょう。おそらく今後、任天堂と桜井さんは話し合いを行うでしょう。スマブラの今後はどうなるのか、その話し合い次第になると思います。

次回作はどうなるのかという予想をここで書いても良いのですが、正直予想が難しく、しっくりするアイデアが思いつきません。スマブラとは「キャラをステージの外にふっとばす」という、もとはアンチ格ゲーを目的としたゲームですが、そのコンセプトを捨て、「スマブラ」という名も捨て、完全に新生するかもしれないですし、または基本ルールは変わっていないが、他社キャラ全員リストラもあり得ます。

今後のスマブラはどうなるのか、それを見るのもまた、私にとっては人生の楽しみの1つになりそうです。

さて、お知らせですが、年内に「スマブラSP全体の振り返り」というスマブラ雑談動画を投稿予定です。最後なので、豪華な作りにしたいなと思っています。色んな考察者の要素を混ぜたものを作る予定ですので、今まで「スマブラ考察動画」というものをご覧になった方にとって楽しめる動画になると思います。また、今まで、私の過去のスマブラSP考察・雑談動画のコメント欄に1度でもコメントを書いた方やツイッターのDMなどで私と関わられた方はぜひ「スマブラSP全体の振り返り」動画を絶対ご覧になって欲しいと思っています。

どのみち、「スマブラSP全体の振り返り」動画が、私にとって最後の、スマブラSPに関連する雑談動画になると思います。まだ制作に着手しておらず、日取りはまだ決まっていませんが、もし日取りが決まればぜひご覧ください!

明日から12月になります。12月9日は私の誕生日です。数字の語呂合わせで「ひにく(皮肉)」と覚えてください。そちらもよろしくお願いします。

ここまでの長文を読んでくださり、おつがまでございました。

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