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ゴルフって後悔ばかり

昨日の土曜日は、今年初めてのゴルフでした。万全の準備で臨んだのですが、結果は散々。努力の方向性が違ってるんだろうな‥‥ 
あんなに練習したのに  (  ↓  前日の練習前の画像 )

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人間は2つのタイプに分類される。ゴルフの上手い人と、ヘタな人である。私は不本意ながら、後者に属している。昨日は最悪だった。ゴルフがヘタなほうに生まれてしまったことを呪う。あー、あそこで何で修正できなかったのか、何で頭が真っ白になっちゃったのか‥‥

私のゴルフ歴は30年を少し越える。メーカー営業として仕事で必要となって、30代前半に始めた。まあまあ練習に通ったにもかかわらず、初めて100を切るにはかなりの時間を要したし、めったに100を切ることはなかった。それもしょうがない。ゴルフがヘタなほうの人間なんだから。  

タイに駐在していた3年間は151ラウンドプレーした。おおよそ1週間に1回のぺースだ。毎週やれば誰でもある程度上達するもので、駐在の終わり頃にはコンスタントに100を切るようになった。日本に帰国した直後はコンペで優勝したりもしたが (タイ赴任前の大きなハンデが残っていた為)、その後しばらくすると、元の100オーバーゴルファーに戻った。 

ゴルフがヘタな人は何故ヘタなのか。私を例に原因を分析してみる。

まず自分の体がどう動いているのか、自分で判らない。正しいスイングがどういうものか頭では理解している。でも自分がやろうとすると、動いてはいけない軸がブレていたり、前傾が知らぬ間に深くなっていたり、意図している位置にテイクバックが上がっていなかったりする。ゴルフは再現性のスポーツなのに、自分の変化が自分で判らない。だからダメ!

次は、力みを取ることができないこと。力を入れ過ぎると芯に当たる確率は下がり、逆にヘッドスピードが落ちることもある。頭では判っていて素振りでは力が抜けているのに、ボールを前にすると無駄な力が入ってしまう。全然自分で自分を制御できない。だからダメ!

あとひとつ。上手くいかなかったり、運が悪いことが続くと「ま、いっか」とすぐに諦めてしまう。逆境においてこそ沈着冷静に ”何が悪くてそうなったか”  ”この事態の打開策は何か” と考えなくちゃいけないのに‥‥ これじゃあダメダメ!

こんなふうに、ゴルフをやることで、自分のダメさ加減を実感することになる。私は昨年後半から、今までになく真面目に、ゴルフ上達に向け取り組んでいる。実を言うとこれは、”老いへの抵抗” のひとつで、今年65才になる私でも、正しく努力すればフィジカル、メンタル両面の改善ができるのではないかとの期待からだ。昨日のプレーに向上の兆しは見えず、情けないものだったが、今年中はしっかり考えながら続けてみる。

これまでやった ”老いへの抵抗” は、発毛もプチ整形もことごとく失敗や未遂に終わってきたが、今回の ”ゴルフ上達プロジェクト” は必ずや成功に終わらせる。万が一失敗したら、山口百恵がマイクを舞台にそっと置いたように、私はティーグランドにそっとクラブを置いて去ろう。でも14本のクラブを置いていかれたらゴルフ場は迷惑でしょうから、人知れず去ることにする。

以上を決意表明と致します。

※私のゴルフ人生で、皆様に自慢できることがひとつだけあります。タイ時代に1日で3つのゴルフ場をプレイしたことです。18×3=54ホールを回りました。アマタスプリングCC ~ ムアンゲオGC ~ サミットウィンドミルGCの順で、朝 6:43 から始め 23:46 (ナイター) に終了しました。ギネス級のことかと思いましたが、タイの日本人にいくつか前例があるようです。

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