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暑いし今さらコ◇ナに罹患したくもないので、最近はクーラーを効かせて家に籠っている。日もすがら自室で本を読みパソコンを叩き、愚にも付かないことばかり考える。膨らみそうなネタがあれば note に "仮題" と "キーワード" を書きとめる。

そんな日が続くと持病の「オレって何で note やってんの病」的なものが顔を出す。note 界にはたくさんの才能が溢れている。その住人の方々の鋭い感性、幅広い知識、深い造詣、希少な経験、揺るがぬ生き様、貴重な提言に圧倒される。顧みて自分の記事の軽薄っぷりに滅入る。

少し前に「オレの note は『前期高齢者のボヤキ』に徹する!」と誓ったのにこの有り様…   異常な暑さとしつこいBA.5のせいだ。

思い立って‥と言うか暇にまかせて、自分の note の分析を始めた。年初から先々週までに投稿した全30編が対象。内容(テーマ)、文字数、画像・動画・リンク数、スキ数をEXCELに書き出した。概要は次のとおり。

・【内容を分類】 "史跡"×6編、"日常"×18編、"回顧"×11編、"老人"×11編、 "趣味"×7編、"物申す"×5編 ※重複有り
・【スキの数】30編の平均=50。"史跡" =39 と "物申す" =45 のスキは少なめ。その他のテーマは53~56と大差無い。
・【画像・動画・リンク】 有無や数での顕著な傾向は見られない。
・【文字数】30編の平均は1,573字
・【文字数 / スキの数】   "史跡" ネタ以外の24編で検証。
 *Sサイズ 600~1,199字    5編   スキ平均=48
 *Mサイズ 1,200~1,599字    8編   スキ平均=58
 *Lサイズ   1,600~2,400字   11編  スキ平均=51

"史跡" ネタのスキは少なめだが、「にわかマニア」の割には善戦している。これからも、私なりの視点を探りながら続けてみるつもり。

次に文字数についての考察。Sサイズの5編の中には "やっつけ仕事"的なものがあり、クオリティの低さがスキの数字に表れたと想像する。
MサイズとLサイズの差は、私の "読ませる力" の不足によるものだと思う。

"リーダビリティ" という言葉を最近知った。"可読性" なる日本語を当てる。「読み手側の読む力」と、「書き手側の読ませる力」の相互の意味を持っている(と思う)。

"読ませる力"  その要因は何か。思いつくまま挙げていく‥
テーマ、構成、文(長さ、句読点)、文字(フォント、太さ、漢字/カナ)、言葉(難易度、的確さ)、レイアウト、情熱、緩急(ユーモア) 、読者像の想定  といったところか。

1,600字を超えると私の記事の "読ませる力" は減衰すると理解しよう。Lサイズの記事いくつかを読み返すと、回りくどい段落や文章が目につく。私には執拗に説明したがる傾向が確かにある。

決めた!長い文章のスキルアップは一旦保留。今後しばらく、記事を1,500字程度にまとめることに注力しよう。

久々に週刊文春を買った。1977年以来45年購読を続けたが、最近の下世話で意地悪な編集に嫌気がさし見限った(向こうは痛くも痒くもないが)。連載エッセイの字数を調べてみると、見開き2ページもので約2,400字、1ページものは1,300~1,500字。
私は週刊文春に1ページものを連載をしているつもりで、note 週一投稿を続けてみる。

本稿の下書きを細君に見せ「こんな分析誰が知りたいの?」と笑われた。「そりゃそうだ!」私も思わず同意してしまったが、後戻りもできないので掲載する。暑さに免じてお許し願いたい。

※今日の投稿はちょうど 1,500字 です (この行含まず)。

< 了 >


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